見出し画像

安全圏から飛び出す勇気〜自分の視野を広げられるのは自分だけ〜

先日5,6年ぶりくらい?に留学時代の後輩と
再会しました。

色々話しているうちに自分の初留学を思い返す
ことが出来ました。

私は2015年の3月にニューヨークへ留学に
行きました。
もう7年も経つと思うと驚きです。

「初めての海外」「初めての留学」
「初めての一人暮らし」

もう不安で不安で仕方ありませんでした。

私の固定記事をお読みいただいた方はご存知
のとおり、もともと不安症なタチです。

海外ましては県外ですら知らない土地で嫌だと
大学も地元の大学を選択したくらいですから、

大学入学した頃の自分にしたら、在学中留学に
行くなんて考えもしなかったことです。

このような心理状況であったのは、

「地元、日本」=「安全圏」

であったからです。

・長年住み慣れた土地で右も左もわかる
・両親も友達もいる
・日本食が食べられる(食に困らない)
・命の危険にさらされない
・言葉が通じる            など

地元にいれば自分にとって危険はないという
考えで「安全圏」に閉じこもっていました。

しかし、留学から帰国後自分の考えにはっきり
変化が起きました。

「初海外のニューヨークで1カ月生活できた」

という事実が裏付ける自信です。

「県外でさえ生活するのは嫌だな」と思って
いた私が、海外で1カ月生活できたという事実
はとても大きな材料になったのです。

そして、実際行ってみたら全く怖くもない、
当初抱いていた不安はなんだったのだろうと
呆気に取られました。

むしろ楽しい思い出と最高なご縁に恵まれ、
人生で忘れることが出来ない経験を得ることが
できました。

この経験があったからこそ、
「日本なんてどこでも一緒だ」くらいの考えを
持てるようになり、現在の会社の全国転勤は全く
苦ではありません。
異動発表時期はソワソワはしますが。笑

しかし、留学に行っていなかったとしたら、
私は就活で地元企業で転勤のない地元就職を
選んでいたと思います。

地元就職が悪いと言う意味ではありません。
選択肢を増やすことができていなかったであろう
ということです。

この留学という経験は私自身の視野を大幅に
広げてくれた出来事でした。


昔、tabippo主催の旅祭に参加したことがあり、
四角大輔さんという方のトークライブで心に
残っている言葉があります。

「安全圏から飛び出す勇気を持て」

このようなニュアンスだったと思います。
あまり厳密に覚えてません、すみません笑

その時は、たしか日本人のパスポート所持率を
引き合いに出されていました。

2019年(1〜12月)の「旅券統計」では、
パスポート所持率は23.7%のようです。

日本人の約4人に1人しかパスポートを持って
いないということです。

鎖国という過去の文化が根強いのか、
島国のため隣接している国がないからなのか、
言語の壁や安全面での不安が強いのか、

理由は様々に考えられますが、

日本のパスポートはビザなしでも入国できる国が
世界トップクラスで信用度が高いです。

自分の安全圏から飛び出して外の世界を見る
勇気を持とうという内容でした。


さらに、この「安全圏」というのは何も海外渡航
だけではありません。

例えば、「何か違うことをしたい」と心に秘めて
いても、環境を変えることに不安を感じ、今の
職場をいつまでも離れられないことなど。

この場合の安全圏は「現職場」という既存の
安定した環境です。

今の仕事を辞めることで、

給料が下がるのではないか、
家族を困らせてしまうのではないか、
今の仕事が良かったと後悔するのではないか、

色々な不安が湧き上がり「安全圏」から身動きが
取れなくなってしまいますよね。

しかし、それは「井の中の蛙」状態です。

自分が安全圏ではないと思っている圏外が
安全圏である可能性だって大いにあります。

もしくは、現状自分にとって安全圏ではなくとも
努力次第で安全圏にすることだってできます。

自分が慣れ親しんだ環境を安全だと思うのは
当たり前です。

自分が知らない圏外にいかに足を踏み込んで
みれるかどうかで、道の開け方は大きく変わって
くるのではないでしょうか。

そのため、時には自分の心に素直に従い、
安全圏から勇気を持って飛び出してみましょう。

また違った景色が見えたり、新たな発見がある
可能性に溢れています。

今の環境を変えたいと思っている方は、
自分の安全圏から飛び出す勇気を持って
動いてみてください。

私もその勇気を振り絞りたいと思う日々です。
頑張りましょう!

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?