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「やさしさ」を否定され続けた30年間

「やさしすぎる」

30年の間言われ続けていた”迷い言葉”

わたしは「やさしすぎる」と言われ続けて30年以上の経験を持ちます。

もう、「やさしさ」の塊と言われても仕方ない・・・。

”やさしい”は2種類の意味を含みます。

優しい
親切な
温和な
心地よい
寛容な
気配りのある
思いやりのある
感じのよい
慈悲深い
好意的な
援助的な
手厚い
誠実な
慈愛に満ちた
和やかな
柔和な
穏やかな
丁寧な
素直な
ほっこりする

他人から良い意味で、あなたに伝えられる言葉。

弱々しい
弱い
甘い
甘やかす
甘言
甘い言葉
寵愛
やりすぎた優しさ
よしよしする
甘い誘惑
親切さを利用する
軟弱
無策
柔軟すぎる
甘い罠
深入りしすぎる心遣い
お人好し
甘やかし方
偽善的な親切
もてあそばれる

他人から悪い意味で、あなたに伝えられる言葉。

他人に対する「やさしさ」で『ありがとう』を返される反面、「やさしさ」を『弱さ』だと言われ続けました。

反発しなかったのは『弱さ』かもしれない、、、と思っていたからです。

「やさしすぎる」と否定されていた20代の頃は本当にツラい時期でした。

「やさしさ」はメンタルの『弱さ』

だと思い込むようになっていたんです。

「やさしすぎるから自分が損をする」
「やさしすぎる性格を相手は見抜いている」
「やさしすぎるから後輩になめられる」
「やさしすぎるからメンタルが弱い」

「やさしさ」を否定され続ければ、どんな人間でもメンタルはボロボロ・・・個性を否定されているようなものです。

わたしと同じように

「やさしさ」で損をしている・・・

と思っている方は、是非、この機会に「やさしさ」に対しての認識を改めてください。

「やさしさ」はメンタルの『弱さ』、、、
それは大きな勘違いです。



1.「やさしさ」を否定される理由

気を付けなければいけないのは、

利己的な「やさしさ」

になっていないか?というところです。

「やさしさ」を否定される理由は様々ですが、

✓甘やかして人を動かそうとする
✓好きな人だけに寵愛を与える
✓自己犠牲
✓依存関係
✓よく思われたいが為の偽善的な行動
✓自己満足 等々

利己的な「やさしさ」の特徴は、善意ではないというところです。あくまでも自分に「やさしさ」の恩恵が返ってくることを前提としています。

なので、善意に対する恩恵が返ってこないと、相手に「やさしさ」のバックを貰おうとアプローチを始めます。

「あの時のアドバイス役に立ったでしょ?」
「ボクがやらなかったら、誰もやらなかった」
「あなただから、助けたんだよ?」

等々・・・。

わたしも同じような時期がありました。

「やさしすぎる」を”褒め言葉”だと受け取っていた時、自分の行動に対する「ありがとう」が必ず返ってくるものだと思っていました。

しかし、返ってこない・・・

自分が思っているよりも”軽薄な感謝”であったり、”あたりまえ”のような反応に「自分の行動は正しかったのか?」と良く悩みました。

その度に、自分の「やさしさ」が腐っていく・・・ような気がしてメンタルが落ち込んでいったのを今でも覚えています。


2.「やさしさ」は器の大きさ

「やさしさ」はメンタルの『弱さ』

大きな間違いです。

もっと”自信”をもっていい。

あなたの「やさしさ」を理解できる人は少ないですが、あなたの「やさしさ」に感謝している人は多くいます。

大切なのは、「やさしさ」は相手に与えるものではなく、受け入れることのできる器であるということです。

「困っているあの人を助ければ、自分になにか恩返しがあるかな?」
という意識ではなく、

「困っている人がいる。周りの人は見て見ぬフリだけど助けなきゃ!」
という意識です。

社会的な視線を気にする人間は、”周りの目”に対して非常に敏感です。

周りが「正しい」と言えば「正しい」という答えを出し、「やらない」と言えば「やらない」と行動しません。

人間の”あたりまえ”

だと思ってください。

「やさしさ」とは人間の”あたりまえ”を塗り替えてしまう行動です。賛同されないこともあれば、否定されることだってあります。

しかし、忘れないでください。

”感謝”

他人に寄り添った分だけ、他人を受け入れた分だけ、必ず、誰かから返ってくる貴重な「ありがとう」です。

人間の”あたりまえ”を塗り替えるような大きな器を持っているあなただから、”感謝”に対しても大きな喜びを得ることができます。


3.「やさしさ」をメンタルの『弱さ』だと否定しない

「やさしさ」を『弱さ』だと否定する人がいるのであれば、はっきり言葉にしましょう。

なぜ、弱さになるんですか?

あなたを否定する人は、誰に対しても「やさしさ」を振りまくことができる、あなたの「やさしさ」を利用しているかもしれません。

「ストレスのはけ口にしよう」
「弱弱しいんだよ」
「なんかムカつく」

といった、逆にメンタルの『弱さ』を象徴するような否定行動に走るようななります。

あなたの質問に対して、明確な答えは出てきません。

もちろん、あなたが利己的な「やさしさ」に振り回されているのであれば、注意やアドバイスをしてくれる「やさしさ」を持つ方もいます。決して、自分に対する否定だと捉えないでください。

大切なのは、否定だと思った言動に対しても意味や意図があるということです。毅然と質問することは悪いことではありません。

むしろ、意味や意図がなければ、

”関わらない”
”気にしない”
”相手にしない”

これだけで、相手の「やさしさ」はメンタルの『弱さ』という考え方、そして、本人に付き合わなくて済みます。

更に大切なことは、

あなたを否定した相手を否定しないこと

です。

あなたの「やさしさ」は、どんな人も受け入れる強さを持つ大きな器なのですから!

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