マレーシアから日本に帰国するまでの怒涛の48時間。

MCO(the movement control order) が始まって1週間で、
私がもう限界になってしまった理由。

それは、完全なるワンオペだったから。
自宅に子供がいた状態で、通常業務（テレワーク）をすること自体に
無理があったのだと思う。

今思えば、時間を短縮して仕事をするか、
裁量制にするか、休業にするか
やり方が色々あったかもしれない。

子供たちも敏感にこの異常事態を察知して、

マレーシアのロックダウンが今日で2週間。あの日から街は様変わりした。

3月16日夕方、突然、友達から、「スーパーが異常な列で、みんなが買い込んでるんだけど何でか知ってる？トイレットペーパーやパンが売り切れなんだけど…」と連絡が来た。

いったい何のことだろう・・嫌な予感だけはものすごくする。
他の友達に連絡を取ってみると、イタリアみたいな外出禁止令を出すかどうかのアナウンスが、今晩９時に政府からあるらしいとのことだった。

そのあと、ドキドキしながら夜9時になるのを

＜マレーシア＞封鎖1日目、人がほとんど歩いてない。

朝10時ごろ、急に電話が鳴った。
相変わらずなんて言ってるのか分からないけど、
どうやら配達員からのようだった。
一昨日、ネット通販で頼んだ子供のおもちゃ。

家の中に居ても飽きないように買ったもの。
意外とマレーシアは物流がしっかりしてるようで、
ちゃんと頼んだものが届いて安心した。

お昼になって、外を歩いてみると、
デリバリーのバイクの人達がちらほらいるだけで、
あまり人は歩いていなかった。

保育園にケーキを持ち込み？！

この日は、子供の誕生日。
ママ友から、誕生日のしきたりを事前に聞いたところ、
誕生日当日は、保育園にホールケーキを持参、
同じクラスのお友達にお祝いしてもらい、一緒にケーキを食べる。
最後に、クラスのお友達にちょっとしたプレゼントを配る！

もちろん強制ではなく、やってもやらなくてもいい。
日本とはちょっと感覚が違う。

まず、保育園に食べ物を持参！！！
誕生日に、親が登場。
そして、プレゼントを

えっと、日本に帰りません・・・

マレーシアへ残ることの懸念点として、
子供と私だけで、4週間過ごせるか
保育園のタームブレイク1週間仕事をどうするか
子供達のビザが切れるけど、どうするか
チケット代、無駄になっちゃうけど？

これらのことがクリアになったので、
マレーシアに残ることにしました。

まず、私と子供達だけで、4週間過ごせるか問題。
これはやってみないと分からない！
Grab foodを頼んだり、友達を呼んだりして、

今日、若者に「じゃあな！」って言われた

Grabから降りるとき、
ドライバーから
ものすごい爽やかな声で、
「じゃあな！」って日本語で

日本のアニメとか音楽が好きな
マレーシアンチャイニーズの男の子。

ほんの少しの時間、会話しただけで
友達だったかのような
そんな気分になれて

じゃあな！って
なんか痺れた。

森山さん、本当に日本に帰るんですか？

今朝、同僚のマレーシア人に聞かれた。
時期をずらすとか、他の国にすることは考えました？

今回帰国するメインの目的は、子供たちのビザを申請すること。
マレーシア大使館がある国なら、申請はどこでも可能。

でも、日本に帰る飛行機のチケットはもう買ってしまったし、
他の国って？？この子たちを連れて？
しかもビザがおりるまでの最低2週間は滞在しないといけない。

どう考えても、一人では無理。

正直、日

初めての停電。

昨日の夜。突然、部屋が真っ暗になった。
目の前のコンドミニアムも真っ暗。
停電だ。
不思議と誰も騒いでる人はいない。
きっとよくあることなのだろう。

子供が「怖い怖い」と騒ぎ出す。

家にあったキャンドルで、少し部屋が明るくなった。
怖がっていた子供たちは、
タブレットを観て、いつの間にか笑っている。
機内用にSDカードに保存した動画がこういう時にも大活躍

私は、冷蔵庫に行き、とりあえず缶ビー

たまに、チャゲアスが歌いたくなる。
たまに、TM時代のウツのセクシーダンスが見たくなる。
たまに、あぶない刑事が観たくなる。

こういう時って心が疲れてるんだ。
最近気が付いた。自分の心はどっぷり日本人なんだと。
日本は心の故郷。私の子供達はどこが故郷になるのかな。

不妊治療で辛い思いをしている方へ

今までタブーだと思っていたこの話題に触れたいと思う。
私は、体外受精で双子を授かり、出産した。

２歳の双子の育児よりも、子供を授かり、
出産するまでの方が、実は、壮絶だった。
子供がこの世に産まれることは、紛れもなく奇跡だと思う。

今まで誰にも話したことがないことをこれから書いていこうと思う。
今回は一番伝えたいメッセージだけ。

一番、伝えたいと思ったこと、
不妊治療は、「一人で乗り越えるも