不妊治療で辛い思いをしている方へ

今までタブーだと思っていたこの話題に触れたいと思う。
私は、体外受精で双子を授かり、出産した。

2歳の双子の育児よりも、子供を授かり、
出産するまでの方が、実は、壮絶だった。
子供がこの世に産まれることは、紛れもなく奇跡だと思う。

今まで誰にも話したことがないことをこれから書いていこうと思う。
今回は一番伝えたいメッセージだけ。

一番、伝えたいと思ったこと、
不妊治療は、「一人で乗り越えるものじゃない」
これは、夫婦のことだから、一人で抱えることじゃない。
高齢出産、不妊治療=女性側の問題
その誤った認識で苦しんでいる女性はたくさんいる。

仕事と不妊治療の両立で苦しんでいる女性はたくさんいる。
先が見えないこの治療を、「一人で抱え込まなくていい」

すれ違った幸せそうな親子を直視出来ない時だってある
このまま消えてしまいたいと思う時だってある。

今回も着床しませんでしたと医者から告げられて、
本当はその場で泣き崩れたいのに、気分を入れ替えて
仕事に行かなきゃいけない時だってある。

でも、それを「一人で抱え込まなくていい」
辛い時は辛いって言った方がいい。
子供さえ出来れば、全てが良くなると信じて、
今を我慢して頑張らなくていい。

今こそ、自分がどんなに辛いかどんなことを思っているのか
ちゃんと目の前にいる夫に打ち明けた方がいい
ちゃんと時間をかけて話し合った方がいい。

不妊治療は、「一人で乗り越えるものじゃない」
あなたは、一人じゃない。