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読書記録。

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#積読

旅の供に本の贅沢。(読書記録_11)

旅の供に本の贅沢。(読書記録_11)

上海に移動してきました。

機中で読めるかなと思ったのですが、早朝移動で何しろ眠く、寝落ち時間があったため、機中で半分、こちらに着いて半分、というように読み終えました。

著者の浅田次郎氏が書いているとおり、エッセイなのでどこからでも読んでいいのですが、几帳面に1ページ目から読み通しました。

このエッセイはJALの機内誌に連載されていたもので、JALに乗る時は楽しみにしていたものです。

著者に

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来週また上海、で持っていく本選び。(読書記録_10)

来週また上海、で持っていく本選び。(読書記録_10)

かなりあいだが空いてしまいました。

今回の日本滞在、しゅくしゅくとto doリストを潰していき、来週からまた上海。

(妻の体調も良く、息子も上海の学校にだいぶ慣れてきた様子。)

で、上海で読む本を選びました。

このうち、「ぼくは始祖鳥になりたい」は学生時代に読んで感動したもの。

夜に見る方の夢の世界観に近かったような。不思議な既視感があったような。

文庫で手に入れたので、また読んでみよ

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習近平の中国 百年の夢と現実(読書記録_08)

習近平の中国 百年の夢と現実(読書記録_08)

こちら読了。

中国・台湾・香港関連の新書は見かけると手に取ってしまいます。そして購入することも多い。

しかし、積読してしまうことが多く、この本もそのうちの一冊でした。

中国滞在中にあたり今回改めて手に取ってみたところ、スイスイ読めました。

◆◆

少し前の本で、習近平体制2期目発足の年に書かれたもので、3期目の可能性(及び一強体制の懸念)にも触れており、実際異例の3期目に突入しましたね。

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中国人のお金の使い道(読書記録_06)

中国人のお金の使い道(読書記録_06)

こちら読了。

さくさく読み終えました。

”豊かになった中国人”のお金の使い方の変容、つまるところ、価値観の変容を大づかみに知ることができます。

これも「積読」してしまっていたところ、なぜか中国滞在中だとさくさく読めます。当事者意識が違うのかな、、

収録されている個別のインタビュー事例が、どちらかというと富裕層寄りの人が多くて、印象としてはゆとりのある生活を送っている人が多いな・・と感じまし

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人新世の「資本論」、読み終わり。(読書記録_05)

人新世の「資本論」、読み終わり。(読書記録_05)

先日の記事では、第3章まで読んだところでした。
本日、最後まで読み終わりました。

感想としては、前回前半まで読んだあとのものとあまり変わらないのですが・・。

このような感想を持ちました。

個人的に刺さった部分を一箇所だけ引用すると、、

この部分。

経済成長という旗印のもと生きてきた我々。日本は先進国と(まだ)言える生活水準を保っていますが、たしかに、果たして「幸福の実感」を得ているかとい

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人新世の「資本論」、今さら読み。(読書記録_04)

人新世の「資本論」、今さら読み。(読書記録_04)

まだ途中、第三章を読み終わったところです。

話題になったのは結構前ですよね。

これも積読してしまっていました。

これから読む【第4章「人新世」のマルクス】がこの本のクライマックスなのかもしれませんが、第3章まででもけっこう考えさせられました。

短くまとめるのは難しいのですが、

・・浅くしか読めてないかもしれませんが、この辺りのことを、資本主義の成果や矛盾について、経済学者の主張や潮流をな

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積読とかB級とか。(読書記録_03)

積読とかB級とか。(読書記録_03)

積読してしまっていた本。

変化が早いと言われる中国に関する本で、4年前の本・・ということで「今更読んでもな・・」と積読してしまっていました。

しかし、中国に持ってきたらなぜかさくさくと読めます。

まあ、こちらに持ってきた本が少ないので「これを読むしかない。」という意識も強く働くのですが・・。

こちらの本、「中国のいま」を描き出す、という主旨で中国専門家5人による共同執筆で書かれています。

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「上海1930年」(読書記録_02)。と、上海路地裏写真。

「上海1930年」(読書記録_02)。と、上海路地裏写真。

先日買い込んだ中国関連新書のうち一冊を読み終わりました。

朝日新聞記者でジャーナリスト、共産主義者でソ連のスパイだった尾崎秀実の生と死を追跡してきた著者が描く、”魔都”上海を舞台に描いた青春群像。

著者があとがきに「虚構や類推ではなく、可能なかぎり、原資料にもとづき、マテリアルなものに語らせることで時代を再現したかった。」と狙いを書いたとおり、尾崎秀実や魯迅、ゾルゲ、その他多数の登場人物の言葉

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大事なのは「思い」。(読書記録_01)

大事なのは「思い」。(読書記録_01)

こちらのビジネス本を読了。
タイトルが「ビジネス数字力」なので難しそう、いろんな数式が出てきそうですが、実はビジネスで使う数字はほぼ「四則演算で事足りる」、実は大事なのは「思い」という結論だったりします。

仕事で数字を扱うことは多いのですが、難しい数式を操ったりはしない。

ほとんど四則演算で済んでしまう。

たしかに、自分自身、けっこう厄介な数字を出さなければいけない仕事もしてきたけど、やって

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楽しみをもとう。(積読系記事を書き始めます)

楽しみをもとう。(積読系記事を書き始めます)

どうもふさぎこみがちでいけません。

息抜きをという思いでnoteを復活したのに、わざわざ気が重くなる記事を書いている気がします。。

なにかフラットな記事も書きたい、ということで、前のアカウントでよく書いていた積読系の記事を書いていきます。

中国関連の新書を買い込みました。

今年後半はほとんど中国にいることになりそうなので、関心が向いています。

「中国人のお金の使い道」は、裕福になった中国

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