習近平の中国 百年の夢と現実(読書記録_08)
こちら読了。
中国・台湾・香港関連の新書は見かけると手に取ってしまいます。そして購入することも多い。
しかし、積読してしまうことが多く、この本もそのうちの一冊でした。
中国滞在中にあたり今回改めて手に取ってみたところ、スイスイ読めました。
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少し前の本で、習近平体制2期目発足の年に書かれたもので、3期目の可能性(及び一強体制の懸念)にも触れており、実際異例の3期目に突入しましたね。
著者は朝日新聞中国総局長の林望氏。
あとがきにこのように書かれています。
習近平の1期目と、その時期につながる1990〜2000年代の出来事を中心に、節々
で共産党内でどのような動きがあったのか、政権として何をしたか、大衆は何を感じたか、たしかに輪郭をつかむことができます。
さらに遡っての出来事となるとやや少なめですが、文革や、毛沢東が習近平に与えている影響や、南シナ海問題に触れた部分では、奇怪な世界地図が流通したという挿話と共に、中華民国時代/1920年代の話も出てきます。
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かれこれ20年以上中国と関わりがありますが、日中関係のもつれに絡めて大きな影響を被ったことはありません。
運よくというか反日感情が強かったとき(今も少し不穏らしい)、特に危ない目に遭ったことはありません。
あ、一度、語学留学時代に口撃されたことはあったか、、
ただ、やはり、中国人には助けられたことの方が圧倒的に多いなぁ。
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中国がどこに向かうのか、習近平はどこに導こうとしているのか、本書の大きなテーマですが、一庶民レベルながら捕捉はできればと思っています。
読んでよかった本です。
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