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Kindleで出した短篇小説『ルーウィン』の英語版『Llewyn the Cat』(下訳だけ自分でつけました)が、インドで読まれたと聞きました。嬉しいです。

何年も前、夜のロンドンを歩いていて「私は今異国にいるんだな」と痛感したのは、有名なロンドン塔やビッグ・ベンではなく、終業したオフィスのガラス窓から見える卓上の電話機を目にしたときでした。

今日は中秋の名月ということで、ピンク・フロイドの『狂気』(英題だと『月の暗いほう』)を聴いています。このアルバムをまともに楽しめるようになるまでには結構な紆余曲折がありました。

雨の勢いもいよいよ増してきた。ここまで激しいと、雨に家ごと封じられているような感覚がある。

牧場に住んでいるわけではないのだが、先日は散歩中のヤギ(近所で誰かが飼い始めた)、昨日は道路を横断している馬(農業高校の近くで)に遭遇した。次はどんな動物に会うのだろうか。

猛暑で図書館通いはできそうにないので、当面はうちにあった『徒然草・方丈記』(現代語訳付き)と『風姿花伝』に向き合う予定です。夏の宿題になりそうだな。

ロンドンについての話を書くために現地の記憶を探っていて一番に思いついたのはなぜか、歩道でカサカサと音を立てて転がる落ち葉でした。その後ゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』についても考え始めて、何だか『二都物語』。

なぜ、同じ蚊は何度も刺してくるのか。一度で済ませてくれればよいのに!

英語の問題集で問題を解いていたら、トニー・ロメロなる人物が登場。ロニー・ロメロと一字違い。問題作成者がレインボーかマイケル・シェンカーのファンだったのかもしれない、と思いました。

【あまり自信はないけれど】ふと思いついた言葉が運良く五七五調になって悦に浸ることがあるのですが、そもそもの話、日本語には組み合わせによって五七五調になりやすい言葉が多いということなのでしょうか。

今年の抱負は規模の大きなものからちいさなものまで色々あるのですが、比較的大きなもののひとつに「うまい文章を書けるようになりたい」があります。文法的に正確で論理的整合性があり、リズム感が良くて嫌味がなく、わび・さび・かるみを備えた文章を。題材は特に決まっていないのですけれどね。

数年前、「あなたは月のような人だ」と言われたことがある。最初は全く気に入らず、心の中で思いつく限りの罵詈雑言をぶつけていたのだが、「そのほうがいいかな」とも思う今。自分で輝く必要がなく、誰かが勝手に照らしてくれるうえに、「太陽より月のほうがいい」という人もいるだろうから……。

来年の抱負を考えていて、思いついたのが「近場の喫茶店のチーズケーキを全部試す」。チーズケーキが別段好きだということはないものの、やってみたこともないですし。