- 運営しているクリエイター
記事一覧
植物の本棚✴︎『ハーブ学名語源事典』
タイトル:ハーブ学名語源事典
著者:大槻真一・尾崎由紀子
出版社:東京堂出版
本日のLessonで挙がった1冊。
2009年が初版なので、版元サイトでもさすがに品切れ・重版未定になっていました。
私の手元にあったのは、2014年発行の5版。
もちろん、タイトルに入っている「ハーブ」がメインでは、あるのですが、精油、キャリアオイル、バッチフラワーレメディに用いられる植物のラテン語学名の語源も載っ
植物の本棚*ノストラダムスの万能薬
タイトル:ノストラダムスの万能薬
著者:クヌート・ベーザー
出版社:八坂書房
ノストラダムスは、預言者として有名ですが、実は、ペスト治療で名を馳せた名医でもありました。
古代ローマや中世料理を研究(再現)している友人 @hiroko.ogura.754 から、「ノストラダムスは預言だけじゃなくて料理のレシピも書いてるのよ」と教えてもらったことがあって、気になっていました。
この
植物の本棚*『センス・オブ・ワンダー』
タイトル:センス・オブ・ワンダー
著者:レイチェル・ルイス・カーソン
出版社:新潮社
タイトルを知っていても読んだことがない本の1つ、『沈黙の春』の著者、レイチェル・カーソンによる最後の本が、この『センス・オブ・ワンダー』。
本当はもっとふくらませるはずだったものの、その前にガンで亡くなってしまい、没後、友人などによって纏められた本とのことで、ご本人の意図とは違う形かもしれませんが、
香りの本棚*ふれるかおる 1 ・2
タイトル:ふれるかおる
著者:SHIHO
出版社:白泉社
人並み外れた嗅覚を持つ調香師・九条くんと、古書店主の甘楽(つづら)さんの同級生がひょんなことで、再会して始まる恋模様です。
もともと電子雑誌で連載されていたものが、紙でも出版されたということのようですが、紙になったのは2巻までで、その後は紙にはならなさそうなので、続きはKindleで読みました。まだ完結はしていません。
割とゆっくりし
香りの本棚*『ラストノーツ』1〜3
タイトル:ラストノーツ1〜3
著者:桜小路 かのこ
出版社:小学館
探すと、漫画でも香りに関するものが意外とありますね。
こちらは、その香を焚くと、煙の中に亡くなった人が現れるといわれている伝説上の“反魂香”をめぐるお話。反魂香は、もとの中国の故事からすると、私の中では練香のイメージなのですが、こちらでは香木ということになっています。
その“反魂香”を売るお店があって、そこに恋模様が絡んでくる
香りの本棚*『アロマテラピー精油事典』
タイトル:アロマテラピー精油事典
著者:バーグ 文子
出版社:成美堂出版
実は、アロマテラピーの本で、一番見ている本かもしれない。
「事典」なので、通読するというのとは違うのですが、あれこの精油って何科だったかな?とか、この効能はあったかな?とか確認する時に、まず開けてみる本です。
「150の精油ガイド」と書いてあるように、掲載されている種類が多いので、たいていの物は掲載されています。それぞ
香りの本棚*『0(ゼロ)の奏香師』
タイトル:0の奏香師
著者:由貴 香織里
出版社:白泉社
「衝撃のフレグランスサスペンス!!」と帯にはあったけど、なんかそこまで入り込めなかったなぁ。苦手なタイプの絵なのかも。香水(香り)が好きな人が描いているなぁというのは、伝わってきます。
香りに関しては、「フレグランス・オルガン」というのが出てきますが、ピエスの「パフューマリー・オルガン」から想を得ているだろうなと思います。
あとは「プ
香りの本棚*『鎌倉香房メモリーズ』1〜5
タイトル:鎌倉香房メモリーズ1〜5
著者:阿部 暁子
出版社:集英社
鎌倉が舞台で、お店をやっていて、祖母と孫娘と…というと、代筆屋さんの話(『ツバキ文具店』)となんか似ている気も…と最初は思いましたが、一気に5巻を読んでしまいました。
人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃と香りのお店を営む祖母の三春、お店のアルバイト、雪弥くんを軸に物語が展開していきます。
普通の人
香りの本棚*『透明な夜の香り』
タイトル:透明な夜の香り
著者:千早 茜
版元:集英社
『ガーデン』に引き続いて、千早茜さんの本。内容紹介にあった、調香師、元書店員といった単語を見て、これは読まないと!ということで、手に取った一冊。
いやー、目次からして、1:Top Note、2:Floral Note…そして、最後は8:Last Noteと、調香をやっている者として、これだけでどんな話が待ち受けているか、ワクワクしました。
香りの本棚✴︎植物の本棚*『ガーデン』
タイトル:ガーデン
著者:千早 茜
版元:文藝春秋(文春文庫)
自然や森ではなく、ガーデン(庭)であるということ。
植物は、草食系男子などといって、静的なイメージで語られることが多いけれど、濃い緑によって飲み込まれそうになっているカンボジアのアンコール遺跡しかり、実はしたたかに、強く生きている。
植物を愛する雑誌編集者の羽野が主人公の物語。
植物の気配、息吹の圧倒的な描写、登場する働く女性
香りの本棚*『アロマテラピーの教科書』
タイトル:アロマテラピーの教科書――いちばん詳しくて、わかりやすい!
著者:和田 文緒
出版社:新星出版社
「アロマテラピーを勉強するのに、1冊買うとしたら?」と聞かれたら、迷わずこの本を挙げます。
私の手元にあるものは、表紙に「35」と印刷されている(おそらく35刷)2015年5月25日発行のものですが、現在、43刷とのこと。
オビには、「19万部突破!」と書いてあります。
(追記
香りの本棚✴︎植物の本棚*『MEDICAL HERB』vol. 53
タイトル:MEDICAL HERB vol. 53
発行:特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
日本メディカルハーブ協会の会報誌なので、一般に販売されているものではありませんが、「ウィルスって何?」の特集はタイムリーでした。
協会の運営側には、薬剤師の方々が多いので、内容は雰囲気ではなく(笑)、ちゃんとしています。
ティーツリーを始め、ユーカリやマートルなど、ウ
香りの本棚*『私が好きなあなたの匂い』
タイトル:私が好きなあなたの匂い
著者:長谷部千彩
版元:河出書房新社
変型判に角背というおしゃれな造本。
恋にまつわる短篇には、タイトルのほかに、実在の香水の名前が添えられています。
ちなみに、ドルチェ&ガッバーナの香水の名前は出てきませんでした(笑)。
今回あげられた香水のすべてを知っているわけではありませんが、自分が持っている香水の名前が添えられているものは、や
香りの本棚*『京の都の香の路』
タイトル:京の都の香の路 一〜三
著者:霜月星良
版元:KADOKAWA
こちらは、薫風堂というお香やさんを舞台に、香を「聞く」とはどういうことが、お香と香水の香り方の違いとか、香りと気持ち、身体との関係など、とても上手く物語の中にまとめられているなぁと。
香道のことをざっと知りたいという人には、良いガイドブックになると思います。
そして、私に取っては「香りにできること」に改