香りの本棚＊『アロマテラピー精油事典』

タイトル：アロマテラピー精油事典
著者：バーグ 文子
出版社：成美堂出版

実は、アロマテラピーの本で、一番見ている本かもしれない。

「事典」なので、通読するというのとは違うのですが、あれこの精油って何科だったかな？とか、この効能はあったかな？とか確認する時に、まず開けてみる本です。

「150の精油ガイド」と書いてあるように、掲載されている種類が多いので、たいていの物は掲載されています。それぞれの精油の説明には、profileとしてその植物の概要や歴史、effectとしてどんな効用があるかとカラーのイラストが添えられています。
植物の説明などは、写真の方が分かりやすいイメージがあるかと思うのですが、博物画や植物画（ボタニカルアート）が無くならないことからも分かるように、意外とイラストの方が特徴がわかったりするんですよね。

精油の他に、キャリアオイルも30種が一覧になっているのも、とても有り難いです。
そして、巻末の「150種の精油の索引＆症状別セルフケアリスト」の表が、サッと探すときに本当に便利です。

調香などをするために、それなりの本数の精油を持っている方にはお勧めです。

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