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ひとり暮らし1年目なのに昨年よりさみしくないし落ち着いていられるのは多分今のわたしは温もりに囲まれているから
年末っていうのはこれだから
「年末」という言葉はなんとなく日々を急き立てる。できたこと、できなかったこと、やり残したこと、変わらなかったこと、変われなかったこと。忙殺されるなかで縁をなぞるくらいしかできなかったそれらが急に実体を表わしてくるから、少しだけ目を伏せたくなる。
この1年は、死ぬ間際にきっと思い出すであろう風景で埋め尽くされている。
昨年は、バイト先と家しか自分が存在するのを許せなかった。誰かの役に立つことや必
もう駄目です無理ですと言った時にああそうですかと笑われた時、心が折れた音がした時 誰になら届くんだろうなもうだめだな
「無理しないでね」のおそらく「無理」にあたるのであろう行為が普通な場合はどうしたらいいんでしょうねという話でした 私にとっては普通だから無理するなと言われてもしてないと答えるしかないんだもの
夜、コーヒー、ブルーライト
ずっと愛されたかった。
私、じゃなくて、「わたし」を見てほしかった。
計算された虚像じゃなくて博打を打ったみすぼらしい姿をその目に写して欲しかった。その貧相ささえ受け入れて欲しかった。でもそれは電卓を無表情で叩けたからこその願いで、本当はそんなこと望むことがそもそも間違いだったんだよ。
貧相な、ぼろぼろな自分自身を受け入れられないのにそれを他人に押し売ろうとするなんて、
なんてたちの悪い売人な
拝啓 親愛なるきみへ
きみが我が家の毛布のなかから顔を出さなくなって、もう半年を迎えようとしています。実家では電気代が1桁少なくなり、身軽になったような、物足りないような、そんな空気が流れているそうです。
きみは、気がついたら私の生活にいた。
ふたりきょうだいだったはずが、弟のような兄のような友人のような、そんな小さな、いや大きすぎる存在としてそばにいた。
今だから言うけど、最初はきみのこと全然好きじゃなかった。クッ