田口れんた

株についてつぶやきます Renta Noteはここで継続するかも

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記事一覧

半導体汚職を軽視しない

中国の半導体汚職。中国が半導体の国産化の遅れをテコ入れするとの文脈で報道。たしかにそういう側面があると思う。中国が半導体業界の汚職調査開始、国産化難航に不満-関…

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大丈夫かな?TSMC

半導体や半導体製造装置には警戒をすべきだと思う。今日もそう思わせるニュースが1つ。エヌビディアの下方修正。エヌビディア、5-7月売上高見通し引き下げ-ゲーム業界…

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半導体と半導体製造装置<自動車

半導体と半導体製造装置はしばらく厳しそう。一方で半導体不足に苦しめられた自動車は追い風が吹きそう。そう考えるのは以下。 まず半導体と半導体製造装置。厳しいニュー…

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上がってはいるけれど

堅調なNY市場。でもとても積極的に乗っていく気になれない。市場は都合の良い解釈をしているように見える。以下の3つの記事が参考になる。 まず株が上がっている理由。CTA…

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インドのブーム

イギリス人とビジネスを始めたいならカツカレーの話題は必須だ。イギリスで日本のカツカレーは完全に定番食になっている。イギリス人にお気に入りの日本のカツカレー店を紹…

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成長株は成長していない

FOMC。コンセンサス通りの0.75%の利上げ。債券市場では特に反応はなくて、10年債利回りは上昇せず。そしてFOMCって大きなイベントが通過。その結果、成長株が大幅に上昇。…

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半導体と半導体製造装置には手をださない

半導体と半導体製造装置のボトムはまだ先だと思う。それどころか警戒すべきニュースが続出中。主に以下の3つ。 ①サムスンの微細化。3ナノで出荷開始。サムスン電子、世界…

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FOMC後を考える

今週のFOMC。利上げ幅が0.75%でも1%でも利上げの打ち止め感は出ないと思う。そしてインフレ沈静化の気配も出ないと思う。だから米国10年債利回りは再び4%に向けて上昇を…

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半導体汚職を軽視しない

中国の半導体汚職。中国が半導体の国産化の遅れをテコ入れするとの文脈で報道。たしかにそういう側面があると思う。中国が半導体業界の汚職調査開始、国産化難航に不満-関係者 - Bloomberg
どちらにせよ、半導体製造装置業界にとっては暗雲だと思う。汚職の調査対象が「国家集成電路産業投資基金」。半導体設備投資の資金の出し手。この基金は約450億ドルの資本。中芯国際集成電路製造(SMIC)や長江存儲科技

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大丈夫かな?TSMC

半導体や半導体製造装置には警戒をすべきだと思う。今日もそう思わせるニュースが1つ。エヌビディアの下方修正。エヌビディア、5-7月売上高見通し引き下げ-ゲーム業界低迷で - Bloomberg
5-7月期の売上見通しを67億ドルに下方修正。従来見通しは81億ドル。前年の5-7月期の売上が65億ドルだから3%増収。ぜんぜん成長していない。成長していないのにPERが30倍を超えていて、エヌビディアはPE

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半導体と半導体製造装置<自動車

半導体と半導体製造装置はしばらく厳しそう。一方で半導体不足に苦しめられた自動車は追い風が吹きそう。そう考えるのは以下。
まず半導体と半導体製造装置。厳しいニュースが3つ。 #ファウンドリーの値下げ 。ファウンドリー成熟プロセス、10%値下げか【表】(トップニュース)/台湾 - ワイズコンサルティング@台湾 (ys-consulting.com.tw) 余っているから値下げするわけで。 #TSMCはサ

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上がってはいるけれど

堅調なNY市場。でもとても積極的に乗っていく気になれない。市場は都合の良い解釈をしているように見える。以下の3つの記事が参考になる。

まず株が上がっている理由。CTAによるショートポジションの解消。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-31/RFVZV0DWRGG001インフレに賭ける投資から、景気鈍化に賭ける投資に変更。5日の失業率

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インドのブーム

イギリス人とビジネスを始めたいならカツカレーの話題は必須だ。イギリスで日本のカツカレーは完全に定番食になっている。イギリス人にお気に入りの日本のカツカレー店を紹介したり、場合によっては自宅でカツカレーを振る舞うと喜ばれるはずだ。インド人と仲良くなりたいなら日本のアニメの話題は必須だ。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」はインドで放送されていて人気だ。最近では40年前のアニメ「おぼっちゃまくん」が

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成長株は成長していない

FOMC。コンセンサス通りの0.75%の利上げ。債券市場では特に反応はなくて、10年債利回りは上昇せず。そしてFOMCって大きなイベントが通過。その結果、成長株が大幅に上昇。これからも上昇は続くのか?
短命だと思う。次のボトムを探るような展開になると思う。
なぜなら決算内容。成長株は成長していない。
主要銘柄の4-6月期の売上伸び率(前年比)は以下。
グーグル     +12%
メタ       

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半導体と半導体製造装置には手をださない

半導体と半導体製造装置のボトムはまだ先だと思う。それどころか警戒すべきニュースが続出中。主に以下の3つ。
①サムスンの微細化。3ナノで出荷開始。サムスン電子、世界初3ナノ工程ファウンドリー製品を出荷(韓国経済新聞) - Yahoo!ニュース
TSMCの牙城が崩れる可能性があるわけで。TSMCの売上モメンタムが減速したりしたら、インパクト大だと思う。
②インテルのファンドリー。大手との契約。米インテ

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FOMC後を考える

今週のFOMC。利上げ幅が0.75%でも1%でも利上げの打ち止め感は出ないと思う。そしてインフレ沈静化の気配も出ないと思う。だから米国10年債利回りは再び4%に向けて上昇を始めると思う。そうなると為替は円安。
なぜそう考えるかと言うと以下。
①8月始めの統計。8月5日に雇用統計。平均需給は前年比5%上昇がコンセンサス。賃金インフレの基調に変化なし。10日にはCPI。まだ2人だけの予想だけど、前年比

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