マガジンのカバー画像

五つ星シーフード&ワインペアリング

37
満点の五つ星評価のシーフード&ワインのまとめ。実食してたどり着いた間違いのない組み合わせたち。
運営しているクリエイター

#白ワイン

カキフライには白ワイン?赤ワイン? どちらも合うんです

カキフライには白ワイン?赤ワイン? どちらも合うんです

スーパーでカキフライを買い、自宅でワインに合わせる。広島産の春獲れかきフライ5つ入り(430円)、宮島かきフライ3つ入り(324円)。広島県の中でも宮島エリアと限定された産地になると値段があがるのはワインも同じ。

カキにはシャブリと言われるが様々な食べ方があり、生牡蠣、蒸し牡蠣、焼き牡蠣、カキフライ、牡蠣グラタン。。。調理法によってワインの相性も異なってくる。過去、カキフライにはNoteで10種

もっとみる
太刀魚のパン粉焼きカレー風味 サルディーニャ島の潮風とハーブ香る白ワイン

太刀魚のパン粉焼きカレー風味 サルディーニャ島の潮風とハーブ香る白ワイン

先日、韓国料理の太刀魚のピリ辛煮のカルチジョリムを作ってから、太刀魚の美味しさに気付いてしまったようだ。

以来、スーパーの鮮魚コーナーで銀色に光る、文字通り刀のような魚体が私の視界に入るたびに気になってしまう。
とはいえ、私にとってアジやイワシほどの気軽な存在ではなく、調理方法にも少し凝って頂きたいお魚だ。
私の太刀魚インターバルは1、2ヶ月に一回といったところだろうか。
そして先日、お手製カル

もっとみる
インド式エビのバーベキューグリル サルディーニャの島ワイン

インド式エビのバーベキューグリル サルディーニャの島ワイン

灼熱の中東、海岸沿いのマーケットを散歩。

昼過ぎで38度、強烈な紫外線、歩いて1分と経たないうちに額から汗が噴出する。
海水は冷たいのかなと触ってみたがぬるま湯だ。が、透明度は高く波音も心地よい。視覚と聴覚だけは多少、涼しげな気分になる。

さて、本来の目的地のシーフードレストランを訪問。バーベキュースタイルが売りとのことで、焼いたものをその場で食べるつもりで来たが、通された店内にはテーブルがな

もっとみる
キングフィッシュの本場カレー サルディーニャの島ワイン

キングフィッシュの本場カレー サルディーニャの島ワイン

週末の昼食をフードコート内のインドカレーで。
海外滞在中、どこを行っても冷房が効きすぎていて身体が冷えているからか、香辛料を欲していた。フードコートといっても侮りがたいインド料理屋にはカレーメニューだけで17種ある。大好きなバターチキンに加え、ラム、エビ、チーズ、ジャガイモとカリフラワー、ほうれん草を使ったカレーなど。チキンを使ったものだけで4種類もある。

私がオーダーしたのはアムリトサリ・フィ

もっとみる
ボッタルガのスパゲティ サイゼリヤのヴェルディッキオ

ボッタルガのスパゲティ サイゼリヤのヴェルディッキオ

サイゼリヤにて週末の夕食の続き。
エスカルゴのオーブン焼きで完璧な前菜のスタートダッシュを切った。

続いてボッタルガのスパゲティ。ボッタルガとはからすみのことで、日本ではボラの卵巣が原料だが、地中海地域ではマグロのものも用いられるようだ。
ワインは最初に注文したボトル1本約1,000円のヴェルディッキオを続ける。この後にイカスミスパゲティが控えているので、それに合わせるために飲み干してしまわない

もっとみる
サーモンマリネとジャガイモ 自然派シャンパン

サーモンマリネとジャガイモ 自然派シャンパン

入社以来よく飲みに行っている同期友人とワインビストロへ。
友人は今年ワインエキスパートを受験し、見事に一次試験を通過、残すは来月の二次試験(実技のテイスティング)ということだ。
10年以上も前の話だが、会社の男子寮に住んでいた当時、寮内の部屋だと安心してほとんどドアに鍵をかけずに外出していたがある日帰宅すると、小さいセラーに大切にしまっていた20年ほど熟成したボルドーワインが開栓されて3cmほど液

もっとみる
生誕30年たこわさび 潮風香るヴェルディッキオ

生誕30年たこわさび 潮風香るヴェルディッキオ

今年はたこわさび生誕30年のようだ。酒のつまみとしてあまりにも定番化しているので、古くから食べられていたものと思い込んでいた。1992年に三重県三重郡菰野町に本社を置く食品メーカーのあづまフーズが「たこわさび」として商品化したものが最初とされる。翌1993年に居酒屋「白木屋」で正式メニューとして採用された。

合わせたのはイタリアのマルケ州で造られる2種類のワイン。いずれもイタリア固有の品種だ。

もっとみる
香草ほんのり肉厚サーモン 機上でチリ産ソーヴィニョン・ブラン

香草ほんのり肉厚サーモン 機上でチリ産ソーヴィニョン・ブラン

先日搭乗したフライトでの魚介とワインのペアリング。
飛行機は22時半頃の出発なので、自宅で早めの夕食を済ませ、空港ラウンジでスパークリングワインを一杯。今晩はイギリスのガズボーンのものが用意されていた。

シャンパンではなく敢えてイングリッシュ・スパークリングワインというのが素敵なセレクションだ。シャンパンより緯度が高く、酸味の切れ味がやや鋭い。この酸味が食事に合わせるには楽しい武器だが、寝る前の

もっとみる
ホタテのバター焼き コスパgoodのチリシャルドネ

ホタテのバター焼き コスパgoodのチリシャルドネ

同僚と帰り道に寄った神保町 海の幸 林家の続き。
つぶ貝の刺身、しめ鯖と箸を進め、ホタテのバター焼きに。
運ばれてくる前からバターのいい香りがテーブルまで漂う。
熱々のうちにひと口頬ばる。ホタテがほぐれ、焦がしバターがそこに入り込む。ホタテの旨味とクリーミーバターの食感が最高のハーモニーを奏でる。

ワインをひと口。
すでにグラス一杯を空けてワインから得た嗅覚・味覚情報から、このワインがホタテのバ

もっとみる