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子どもの詩

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自分の子どもに育てられている大きな子どもの詩です。 子どもの掛けがえのない今を残しておきたいから作ります。いつかのあなたに届くといいな。
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#家族

♯家族の詩 私の彩り

♯家族の詩 私の彩り

あなたが帰ってきて
お部屋がぽっと明るくなった
その後パパが帰ってきて
心の中まで明るさが広がった

あなたとパパで
やっと見える
行き先がなかった私の旅路
どこに行くか
何があるか分からなくても
光があれば
進んでいける
あなたとパパの両方が
私の彩り

あの時知らなかったあらゆる感情が
今の私の中心で
私の全て

お帰りなさい
そしてありがとう
あなたとパパのいる
何でもない日常が今日も続いて

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♯家族 止まった空間

♯家族 止まった空間

パパが好きな場所は
いつの間にか家族の場所で
私たちも好きな場所になっていた

今日は雨が降ると分かっていたのに
無理やり来てみたら
やっぱり雨が降ってきて
結局お外では遊べなくなった

上から降ってくるたくさんの雨は
川が流れる音みたい
溜まっていたかもしれない何もかも
一緒に流れていく
いつまでもいつまでも
降り続ける雨は
いつか止むと思っているから
眺めていられる

忙しいの中に流れてしまっ

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♯子ども 怖い音

♯子ども 怖い音

最近どこからか聞こえてくる物音が怖い
あなたもパパも私も
みんなが怖い音は
クーラーの故障の音だと決め付けていたのに
昨日そうじゃないことが分かって
ますます怖くなった

それでもまだクーラーから聞こえてくることにしている
パパは窓を叩く音だと思っただなんて言うけど
それは却下
隣は建設中の建物に面していて誰もいないはずだし
ここは4階で
音の方の窓にはバルコニーもない

パパがイビキをかいている

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♯子ども 残ったジュース

♯子ども 残ったジュース

あなたがコップを落とした時
さっきまで入っていたフルーツジュースが
全部床の上に広がった

さっきまでの楽しかった気分も
落ちたジュースと一緒に流れてしまったみたい

すぐに店員さんが来て
新しいジュースを持ってきてくれた

あなたは黙ったまま
ごめんなさいも
ありがとうもしないで
ただ足元をじっと眺めたままだった

無理やり私に言わされた言葉に
あなたは無理やり合わせて
新しくなったジュースを見

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♯子ども 痛み

♯子ども 痛み

鼻水が出ていたあなた
鼻吸い機で鼻水を吸うのが嫌で
その度に泣き叫んだ

パパも私も
嫌がるあなたが見ていられなくて
あなたのためだと思って
心を奮い立たせた
でも本当は何があなたのためだったかなんて分からない

昨日は何度も夜中に目が覚めて
その度に泣き叫んでいたあなた
朝起きた時はもう大して気にしていないようだったけど
パパも私も心が痛い

何が正解かなんて分からない
でもどんな選択もあなたの

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♯子ども 雨の日

♯子ども 雨の日

雨が降ったり止んだりする日

雨はすっかり止んだのに
風が吹くたびに
葉っぱについた粒が
落ちてくる
傘で撥ねる雨粒の音と
葉っぱのさわさわなる音が
一緒に踊ってる

緑の絨毯の黒い模様は
芝生で群れるカラスたち
芝生の緑とよく調和して気持ち良さそう

あなたとパパが
二人で遊んでる
私は少し離れた場所で
コーヒーを飲みながら
二人を眺めている

その時強い風が吹いた
近くにあった葉っぱは全部持っ

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あなたはいつも私の味方

あなたはいつも私の味方

私とパパが喧嘩した時
あなたは私の傍にいた
いつもは優しいパパが
ずっとムスッてしているのが
怖かったせいもあるかもしれないけれど
私は嬉しかった

結局いつもパパにやらせていることを
あなたは全部私にやらせた
これじゃあ、まるでパパはあなたも敵に回したみたいだね
パパにとっては散々な日
私はちょっとパパのことを気の毒に思ったよ

あなたが私に怒られている時
パパはあんなにあなたのことをいつも庇う

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♯子ども 235

♯子ども 235

パパの足の甲に
あなたの足をのせて
パパとあなたが
おいっちにおいっちに
歩いている
一歩、二歩、三歩
小さな一歩を
少しづつ

あなたはその遊びを235(ニサンゴ)と名付け
何度もリピートした

パパとあなたが手を取り合って
またパパの足の甲の上に
あなたの足
おいっちにおいっちに

パパが進めば
あなたも進む

あなたは嬉しそう
でもパパはちょっと疲れてきた

そんな二人を私は見ている
パパと

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♯子ども あなたがいい

♯子ども あなたがいい

あなたは泣いた
泣きたいだけ
泣いて泣いて泣いて
泣き続けた
そして泣き止んだ時

私と目があった
あなたは笑った
あなたはもしかして私に気を使ったんじゃない?
いらない
私にそんな気遣いしなくていい

あなたは気が済むまで泣いて
気まぐれで私に笑ってくれればいい

誰にどうみられているかなんて気にしない
愛に溢れていて
何を恐れることもなく感情に自由でいられるのが
あなたなんだから

私はいつだ

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♯子ども あなたの輪

♯子ども あなたの輪

あなたの首が赤くなっていた
それを私が言う前に
先生があなたの首に気がついた
もう消えかかったわずかなその跡

夕ご飯を食べて
あなたがエプロンを引っ張った
あの赤い跡が
その時のものと分かった時
私はそれをパパに報告した

あなたの首を眺めるパパ
あっという間に消えたその跡は
もう全くなかったけど
あなたのことを心配する目は本物だった

あなたはいつの間にかこんなに一人じゃなくなったんだね
あな

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♯子ども 保育園と

♯子ども 保育園と

「先生」言いながら
保育園までの道のりを
歩いていく

保育園に着くと
あなたのことを
優しく出迎えてくれる先生
その優しさが
嬉しいのと恥ずかしいとで
あなたはずっと舌を出していた

あなたが私にバイバイしてくれると
私はやっぱり少し寂しくなったけど
保育園があなたにとって
大事な場所になってくれてよかった

先生やお友達に会えるのを
いつも楽しみにしている
毎日充実しているその顔が
キラキラし

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♯子ども あなたとパパ

♯子ども あなたとパパ

パパに何度も電話してって
しまいには泣き出して
結局いつもパパに電話させられる

電話越しに
ちゅーするのを忘れて
あなたはもう一度
泣き喚く
もう一度電話して
今度はちゃんとちゅーして
電話を切った

パパが帰ってくると
あなたは絶叫してパパのもとに掛けていく
パパに抱きしめられたあなたの顔が
埋もれて見えない

あなたのパパがパパなのは
あなたのおかげ
でもあなたがあなたなのも
きっとパパのお

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♯子ども あなたとのギュウ

♯子ども あなたとのギュウ

あなたがあまりにも気持ち良さそうに寝ていたから
私はあなたをそのまま寝かせていたの

あなたは私がゴミ捨てから帰ってきた時
起きたみたいね

いつもなら起きたらあなたをギュウするんだけど
そしてあなたもそうしてほしかったみたいだけど
今日はそれをできなかった

それなら今ギュウすればよかったのに
それもしなかった

遅刻しちゃうくらいどうってことなかったのに
でも私はそんなことを気にして
その時あ

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#子どもの詩 いつまでも

#子どもの詩 いつまでも

今日も私の場所で眠るあなた
どうかいい夢が見られますように

私の手を握り
その手の上にまた手を重ねる
あなたの気まぐれがいつまでも続けばいいと願う

そんなことを思いながら
もうそんなあなたに二度と会えない気がして
切なくなる
いつものあなたらしくないような気がして
不安にもなる
子どもの変化に柔軟じゃない私が煩い

でもあなたの手を離したのは私からだった

繋がれた手を離し
あなたにタオルを掛

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