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家族と北海道旅行してきた


ーー15年以上ぶりの北海道、祖母との再会。いろんな場所を訪ねて、いろんな体験をして、自分の内側が満たされた気がします。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「家族と北海道旅行してきた」というテーマで話していきます。


◆オルゴールの街「小樽」

今僕は北海道の伊達紋別駅のベンチで帰りの電車を待ちながら、この記事を書いています。今日まで僕は3泊4日で家族と北海道旅行に行っていたのです。

この前北海道に行ったのは幼稚園児のときで、なんなら家族旅行も数年ぶりだったので、とても新鮮な気持ちで楽しむことができました。


成田空港を旅立ち、新千歳空港に到着。そこから小樽まで電車で向かいます。ホテルが小樽にあることもあり、1日目は小樽周辺で過ごしていました。

もちろん初めて来たんですが、小樽の街、僕めっちゃ気に入りました。小樽はガラスやオルゴールが有名なんですが、どれもこれも僕好み。

堺町本通りという場所は街灯に風鈴が飾ってあって、絶え間なく涼しい音が響いていました。また、建物もレトロな外装のものが多く、不思議な空間がそこにはありました。

小樽オルゴール館

僕はそこで、オルゴール手作り体験をしました。好きな曲のかかるオルゴールを選んで、それを飾る小物を選んで、特製の糊でくっつけていくのです。

僕は、小物選びに1時間かけて、制作に1時間かけて、トータル2時間くらい店に居座りました(笑)

図工や美術の時間のときの感覚を思い出しながら、黙々と夢中になって制作していました。そんなこんなで完成したのがこちら↓↓↓

「ウェディング・オルゴール」作 横山黎


なかなか気に入っています。ウェディングケーキをモチーフにしたオルゴールです。

2人の後ろにあるのは左から、桜、椰子の木、丸太。それぞれが春、夏、秋の象徴です。2人がいるのは、冬。雪に包まれて何もないのですが、2人の間には四葉のクローバー、そして、愛が溢れています。

つまり、「あなたといればどんな季節でもそこに幸せが咲いて、愛が溢れる」というメッセージが込められています。

ちなみに流れる音楽は、中島みゆきの「糸」。何から何までこだわり抜きました(笑)

ケーキよりも甘い世界観に、今更ながら小っ恥ずかしくなっていますが、僕らしいロマンチックな創作物がつくれたなぁと思います。


◆父親の故郷「豊浦」

2日目にまず訪れたのは、札幌。有名な時計台に行きました。

札幌市時計台

そして、その後、恵庭駅まで行き、そこで合流した父親の弟さんの車で、父親の母親、つまり僕の祖母の住む伊達の家へと向かいます。

次の写真は、その途中で通った、洞爺湖です。中島になっていることで有名ですが、地上からだとあんまりよく分かりませんね(笑)

洞爺湖

途中休憩を挟みつつ、2時間くらい経った頃、父親とその弟の口数が増え始めました。会話を聴いていると、どうやら2人の少年時代のことを回想しているよう。かつて住んでいた豊浦という街を駆けながら、思い出話に浸っていたのです。

母校が別の施設に変わったとか、野球部の誰それがどうなったとか、故郷だからこその話題が生まれていました。

豊浦は海の近くということで、少しの間、立ち寄りました。太陽は相変わらず元気でしたが、潮騒と海風に涼むことができました。僕はちゃっかり海へと入り、肌で夏を感じることもできました。

豊浦の渚
豊浦の海と太陽
豊浦の山

陽が傾く頃、海を発ち、祖母の家へと向かいました。

東京と北海道で荷物を送り合って、届く度にお互い電話でやりとりをすることは少なくありませんでした。しかし、直接会うのはそれこそ15年以上ぶり。失礼ながら顔も朧でしたが、久しぶりの再会に歓喜しました。不思議なもので、「そうだ!こんな顔だった!」と納得できたんですよね。時を超えても変わらないものってあるものです。

その夜はみんなで近くの回転寿司屋へ行きました。その帰り、街灯の少ない家路を歩んでいたわけですが、見上げてみれば星空。東京では見られない光景がそこにありました。いつかちゃんと天体観測したいな。


祖母の家からの夕暮れ空
祖母の家の近くの広場。なんか好き


◆旅がくれるもの


3日目は祖母の家の周りを探索しました。夜には家の庭でBBQ。僕はひたすら焼く係。北海道の心地よい夜風に吹かれながら、肉や野菜、ホタテやエビを焼いていました。

BBQ‼︎


そんなこんなで4日目の朝には祖母とお別れです。ちゃんと自分の本を手売りして(渡して)、写真も撮りました。(お小遣いをもらったので、手売りしたようなもん😁)


伊達を発ち、新千歳空港を目指しました。飛行機に乗って東京へ帰ります。


15年以上ぶりの北海道、祖母との再会。いろんな場所を訪ねて、いろんな体験をして、自分の内側が満たされた気がします。

都会の喧騒から解放されて、自然の囁きに耳を澄ませて、変わってしまったもの、変わらないものの存在に気付き、良い刺激になりました。

きっといつかこの旅で得たものは、自分の創作に活かします。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

20220823 横山黎


小説『Message』手売り62冊目!
父方の祖母!お世話になりました😁



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