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多世代が混ざり合う場所。

ーー多世代と関わり合うことは、学校や会社ではなかなかできないことで、それらからは独立したコミュニティに属さなければ叶えられないことだったりします。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「多世代が混ざり合う場所」というテーマで話していこうと思います。


📚書き初め&カルタ大会

茨城県上水戸に住み開きシェアハウス「はちとご」があります。去年から僕が通い詰めている温かい場所です。住み開きとは、家屋の一部を地域に開放すること。「はちとご」では、図書館として機能している部屋やこたつのあるリビングをオープンスペースにしていて、子どもから大人までいろんな人がやってきます。

時折イベントが開催されるんですが、昨日は「書初め」と「カルタ」のイベントがありました。1月ももう下旬ですが、正月っぽいイベントですね(笑)

僕は昼過ぎに向かったんですが、既にたくさんのイベント参加者が集まっていました。はちとごは短期住人の制度も取り入れておりまして、たまに泊まりにくる人も少なくないんですよね。しかし、昨日はタイミングが合って、みんなが集まっていることも相まって、久しぶりに賑やかな空間が生まれました。

僕はまず「元カレかるた」というカルタで遊びました。シンガーソングライターのヒグチアイさんが監修しているカルタで、本当に会った元カレエピソードをかるたにしたものです。大人が楽しめる、きっとお酒飲みながら夜にやったらより盛り上がるものなんじゃないかなと思います(笑)

お次は、書初め。書初めなんて小学生以来で久しぶりだったこともあり楽しめました。心を宥めて、筆先に精神を集中させる。丹精込めて書いたのは……「桃太郎」です。卒論のテーマは「桃太郎」だし、今度「桃太郎」のイベントをやるし、このワードが真っ先に頭のなかに昇りました。


📚モルック大会

夕方頃からは庭でモルック大会が始まりました。モルックとは、フィンランド発祥のスポーツで、サウナとビールを楽しみながらプレイすることが多いそうです。モルックと呼ばれる棒を投げて、スキットルというピンを倒していきます。その得点を加算していって、先に50点ぴったり得点した方の勝利というゲームです。

何故か、新年明けたあたりからはちとご界隈でモルックが話題に上るようになり、昨日はテキーラ王子こと佐々木さんが購入したモルックを届けにきてくれました。そのモルックで4人でバトル。ずっと興味を持っていたもののやったことがなかったので、昨日が僕の初体験の日でした。

ルールはシンプルなんですが、なかなか奥が深くて、頭を使うゲームであることが分かりました。そういうゲームは僕好みなので、めちゃくちゃはまる予感がします。今度2月3日(土)に、佐々木さんがモルック大会を開催するとのことなので、参加してこようと思います。


📚多世代が混ざり合う場所

この記事を書いているとき話をどの方向にもっていこうかなと考えていたんですが、「多世代が混ざり合う場所」という観点で最後にまとめていきますね。

昨日のイベントには近所の子どもも何人か来ました。書き初めしていったし、大学生や大人たちと混ざってカルタをしたり、人狼ゲームをしたりしました。僕らが大人たちだけでモルックをやっていたとき彼らは鬼ごっこをしていました。

モルックをやっていたら、バンドの写真を撮っているカメラマンがお越しになられたり、その情報を聞きつけて別のカメラマンたちが集まってきたり。

以前からそうですが、はちとごはいろんな人たちの待ち合わせ場所になっていて、多世代が交流する機会をくれるんですよね。多世代が混ざり合う場所で過ごせば、どの世代の人にとっても学びや気付きを得ることができます。

子どもたちが学校以外で大人と関わることってあんまりないじゃないですか。それは僕のような大学生にとってもそうで、子どもたちと関わる機会ってあまりないし、自分で動かなければ大人たちとつながることもできない。だけど、そこにいけば誰かしらいる、子どもも大学生も大人もいろんな人がいる、そんな空間には確かな価値があるのです。

もちろん例外はありますが、多世代と関わり合うことは、学校や会社ではなかなかできないことで、それらからは独立したコミュニティに属さなければ叶えられないことだったりします。「孤独」が課題である昨今、「孤独を失くす」「仲間が見つかる」サービスや場所の価値は高まっていると思っていて、そういう理由もあり、僕ははちとごに属したいという気持ちが強くあるんですよね。子どもも集まるし、本が好きな人も集まるし、クリエイターも集まるし……。

僕は教育学部の大学生ではあるけれども、評価が主軸の教育ではなくて、体験を重視した教育に用があります。教科書の余白や放課後にこそ、人生に役立つ本質的で長期的な学びがあると信じているので、こういうはちとごのような場所にはそういう意味でも魅力を感じているんですよね。

今夜もこれからはちとごへ。

というのも、今日も今日でイベントがあるのです。環境サークルを立ち上げた後輩の横山廉くんが主催の「デコボコ野菜とみんなで鍋パ」というイベントです。
#よこやまれん
#兄弟ではない

よこやまれい(左)、よこやまれん(右)

はちとごと出逢ってもうすぐ1年が経ちます。2024年も変わらずお世話になる予感がプンプンしています。改めてよろしくお願いしますね。

とりあえず、鍋パ、行ってきます。

心と体を、温めに。

20240122 横山黎


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