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世界中のZ世代/U30を対象に、グローバルシュー解決に資するソーシャルアントレプレナー人財育成プログラムを開発。フィリピンをテーマに実施しました(JAL×DLSU×Re-Generation)。

2023年12月15-16日、一般社団法人Re-Generationは、日本航空株式会社(JAL)、DLSU(デラサール大学)と連携し、「Designing SDGs + Beyond ~A platform where SDGs frontliners generate~」を開催しました。

「人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成するべき目標」としてSDGsがあります。SDGsの認知は高まる一方、その解決策や解決に資する人材育成は十分でありません。そこで、2030年以降の未来を創っていく世界中のZ世代/U30世代を対象に、「Designing SDGs + Beyond ~A platform where SDGs frontliners generate~」という、グローバルイシュー解決に資するソーシャルアントレプレナー人財育成プログラムを開発しました。

8月には、本プログラムを開発するために、フィリピン現地への出張・現地調査を実施しております。Re-Generation側の担当者が実際にフィリピンを体感し、現地法人の方々と意見交換を実施することで、質の高いプログラムを開発することができました。

本ワークショップの開発・運営は、フィリピンの名門大学「De La Salle University(デラサール大学)」University Student Government(USG)と日本航空株式会社(JAL)と協力して実施しました。Re-Generationは、日本全国・様々なワークショップを企画開発してきた専門性を提供しました。

プログラムは、英語・オンラインで2日間で開催されました。1日目はSDGsの知識獲得・課題設定、2日目は各国の取り組みをリサーチ・紹介しながら、解決策を模索することを目的に実施されました。

【Day1:SDGsの専門性を高める】プロからのレクチャー・自国の取り組みをシェアすることで、SDGsの現状分析・課題設定

①レクチャーパートにおいては、SDGsの専門性を高めることを目的に各国からプロの方々をお招きし、レクチャーを実施しました。デラサール大学からは、フランシスコ教授に参加いただき、フィリピンにおけるSDGsの概況を紹介いただきました。また、日本航空(JAL)からは、前田様に参加いただき、日本航空株式会社におけるSDGsの事例として、SAF(持続可能な航空燃料)についてレクチャーがありました。

フランシスコ教授(デラサール大学)
前田様(日本航空)

レクチャー後は、グループに分かれ、「現状理解→個人でできること→それがどんな社会的影響を与えるか」の流れで、ワークショップを実施しました。参加者の文化的背景・価値観が反映されやすいテーマ設定・方法を採用し、国境を越えた社会課題の解決策が生まれやすい環境を整えました。

全体像を常に示すことで、短時間で濃い議論を実施
興味のあるSDGs各国の共通点などについて議論・発表し合い、理解を深めました。

【Day2:SDGs+beyondを描く】SDGsの課題解決方法を模索し、Z世代/U30が創っていくべき、未来社会を描きました。

2日目は、1日目で設定した課題解決策の方法について議論しました。オンライン上のホワイトボードなど議論が促進される工夫を設けながら、国境を越えて、ワークショップを実施しました。

各日、議論後は発表・質疑応答・メンター講評を実施しました。プロの方々から複数回講評の時間を設けることで、議論の質を担保しました。また、参加者同士でも質問をし合うことで、社会情勢や人々の文化・価値観などを共有し、深く理解することができました。

【参加者の声】ドイツ、オーストラリア、フィリピンなど世界中からZ世代/U30が参加しました。

最前線で活躍する企業・団体のSDGsの取組みを知り、互いに異なる背景・価値観を交え、グローバルイシュー解決を考えることができた!

Luis Soriano Cervantes(シドニー工科大学/AIESEC Australia)

"I really liked the workshops as it did encourage people from different backgrounds to collaborate with one another and present their own ideas and motivations. I also liked the involvement of various people from reputable companies/organizations that helped us gain insight on the different issues and hurdles to overcome."

オンラインで気軽に、他国のSDGsの現状・課題を知ることができた!日本に居ながら、地球規模の視点で考えることができるようになった!

加藤 国生(市役所勤務/大阪大学外国語学部卒)

「SDGsは日本だけ知名度が高いものだと考えていました。しかし、プログラムを通して、参加者が世界共通で課題を認識しており、SDGsが地球規模の課題ということを初めて実感しました。参加者各国の課題・解決策を出し合いながら、議論をすることができ、濃い議論をすることができました。」

今後:Z世代/U30のグローバル人財を育成し、SDGs+beyondの未来を描く仕組みを創る。

一般社団法人Re-Generationは日本全国、様々な企業の方々とZ世代/U30を対象に未来創造ワークショップを実施して参りました。
これからは、ワークショップの開発・運営能力をコアに、業界・世界に領域を広げていくことで、「未来社会デザインのインフラになる」というミッション実現に向けて、邁進して参ります。
特にグローバル領域においては、「社会課題解決ができるグローバルリーダー人財育成に向けて、様々な文化、背景、価値観を持ったZ世代/U30の若者がSDGs+beyondの未来を描く仕組み」を創って参ります。

お問合せ:regeneration20220724@gmail.com

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