2021年12月の記事一覧
2021年、僕の心を震わせた「映画」ベスト10
昨年に続き、今年もコロナ禍という逆境の中で、新しい傑作が次々と公開されていった。そのあまりの豊作ぶりを前に、年間ベストを選出することの難しさを例年以上に強く感じたが、今回、僕がここで選んだ10本の作品に、あえて一貫する一つの軸を挙げるとすれば、それは「物語」の力だ。
言葉にならない感情に確かな輪郭を与え、次の世代へ語り継いでいくべき真理を紡ぎ、そして、時代を超えて共感の輪を広げていく。そうした「
2021年 よく読まれた記事から 見ているものを、見たままに
2021年に書いた記事は76本
その中でも良く読まれた記事は以下の通り。
2021年は藤井風の知名度が上がってきたからか、マガジン「藤井風」の歌を聴け内の記事が多い。
「音楽家が望むこと~ミュージシャンにとって一番うれしいことって」今年7月、アーティストのサブスク消音再生について書いた記事。ビュー数に対してかなり高い割合で♡をいただいている。音楽を大切にするためにはどうあるのが望ましいのか考
文章を書き続けていたら、それが仕事になっていた - 「ライターになったキッカケ」
「ライターって、何をする仕事ですか」
初対面の方に自己紹介するたび、そう毎回質問される。あれは2014年〜2015年頃、どう説明しようか考えあぐねていた、沖縄での出来事。
今思えば、Webで記事を書くライターもブロガーもオウンドメディアも、あの頃はまだ「はしりだった」のだろう。2016年頃から【ライター】という肩書きが浸透しはじめて、説明する場面が減りました。ライターのイメージがやっと知れ渡っ
書く「資格」と、書く「才能」
大学4年間、通いに通い詰めたある劇団が、脚本家の養成をすると聞いて、受験しに行ったことがある。
その頃のわたしは、劇団を4つ掛け持ちしていて、演じるより裏方の方が面白い気がする、みたいなことを思い始めていた時期だった。
そこで、面接官だった人に言われたことは、今でもよく覚えている。
「キミみたいな明るくて健康で元気で忙しい人に、演劇の脚本なんて書けないんだよ」
と。
演劇の本なんて、他に