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エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする
購入理由は単に流行っているから、というだけ(笑)
題材としては「無駄な思考や行動を減らしてシンプルイズベストに生きましょう」という、まあ生き方における断捨離方法なので、新しいものではないです。
多分こんなに流行っていなかったら私も買っていなかったと思う。
真新しい視点でもないし、これまでにもそこらへんで語られてきたものではあるのに、なぜこんなにヒットしているのかが気になって購入に至った。
ま
自己愛についての走り書き
自分のことはわりと好き。いや、謙遜しました。大好き。自己肯定感も、おそらく高いほうだと思う(比べるものではないが)。
でも負の感情に苛まれたり、周囲の負の出来事に振り回されたりすることが多い。怒ったり悲しんだり。
自分のこと大好きだし、自己肯定感高いんだけど、芯がぶれぶれだなぁと思ってた。その矛盾が更に自分を追い詰めた。あれ?これって自己肯定感高くなくないか?と思った。
とある女優が「自分のこ
ままならないから私とあなた
どちらも、考え方が違う二人を描いたストーリー。
「レンタル人間」…一目惚れした女性がレンタル業をしていると知り、人間同士のありのままの関係の素晴らしさを教えようとする男。元体育会系出身で、男同士の裸の付き合いや会社の先輩とのなんでもさらけだせる関係に陶酔している。
「ままならないから私とあなた」…小学校からの幼馴染であるユッコと薫。薫は効率的で先進的なことを重視する一方、ユッコはそういう技術的なこ
「能動的に生きる」か「受動的に生かされる」か
対岸の火事だったコロナが日本に上陸して早一年。日常は一変した。
働き方改革に拍車がかかり、ソーシャルディスタンス、3密、おうち時間などの新しいワードもすでに耳になじんできた。
リモートワークによって、満員電車に乗ってよーいドンで開始する日本の風物詩ともいえるようなワークスタイルも見直されるようになった。
とはいえ、パソコンではなく対人で成り立っている職業はなかなかそれも難しい。飲食業、観光業
ショートショートBAR 田丸雅智
ベースはとあるバーを舞台に、そこに訪れた客とマスターの、お酒を交えたショートストーリー。他にもすこし奇妙なショートストーリーが何本か。
「世にも奇妙な物語」を思わせるような雰囲気の小説。テレビと違うのは、ぞくっとするような怖いエピソードはひとつもなく、すべてのストーリーがほんわかしたりクスッと笑えるような終わり方をしていること。中にはファンタジックな物語もあったりして、気付けば自分もその世界に入
モンスター 百田尚樹
数年前に読んで衝撃をうけた小説のひとつを、このタイミングで読み返してみた。私は世間一般でいうところのアラサーである。初めて読んだときと、どう受け取り方が違うのかと気になって再読した。
結果から言うとかなり違った。
初めて読んだのはたしか20代前半だったと思う。お察しのとおり大した努力もせず、それなりの身なりを整えていれば男性(特に年配のおじ様)からちやほやされる年頃だ。(もちろんその年頃でも努