見出し画像

エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする

購入理由は単に流行っているから、というだけ(笑)

題材としては「無駄な思考や行動を減らしてシンプルイズベストに生きましょう」という、まあ生き方における断捨離方法なので、新しいものではないです。

多分こんなに流行っていなかったら私も買っていなかったと思う。
真新しい視点でもないし、これまでにもそこらへんで語られてきたものではあるのに、なぜこんなにヒットしているのかが気になって購入に至った。

まずは、言い方と伝え方がとてもシンプルでわかりやすい。

章の中で、実在した人物の実現したエピソードを挟み、そのエピソードにおける→その章で伝えたいエッセンシャル思考の一節を紹介、という形なのでサクサク読める。余計な科学的根拠とかも言っていないし、実際にあったエピソードだから想像もつきやすい。

言い方を変えると、割とバカでも理解できるビジネス書だと思います。

本書自体がとてもエッセンシャル。
無駄なものを削ぎ取って洗練された一冊でしょう。
だから結構読み返しもしやすいんじゃないのかな。
ふと思い立ったときに手に取って読むっていうことが気軽にできそう。

無駄なことはしない、考えない。
そしてその後に本質がみえてくるということを伝えてくれるのが、読んでいるうちに本当に自分にとっての本質が見えてきそうな気がしてくるからすごい。(多分本当に気がしているだけだから、反復して読んでいかないと駄目なんだと思う笑)

私が気に入った一節は
「(マルチタスクを抱えている場合)難しいことから先に取り組む」

「ちょっと待て。今、何が重要なんだ?」

です。

あと無駄な行動を減らすには悪い習慣から良い習慣へシフトチェンジすることが大事だと本書で書かれていた。
習慣は日々の積み重ねで身体に染みつけていくことが重要だと。私は就寝前に最後に触るのはスマホではなく、本に触ることを習慣づけようと決めた。
その決意を、就寝前にスマホを通してここに表記している。