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病が持ってきた、人間関係を考える時間

みなさん、こんにちは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


もう回復したのですが、インフルエンザを罹患したことによって、当初の創作予定が大幅にずれ込んで、てんてこ舞いになっています。

最初はイライラしていたのですが、そんなバタバタ感も「ちょっと楽しいかもしれない」と思いはじめて、手一杯の状態を楽しんでいるという状態。

どこの何がきっかけとなって、気持ちの持ち方が切り替わるのか、分からないものですね。

でもそのタイミングは、然るべきタイミングで来るのでしょう。


熱で倒れていた時、今までの人間関係のことについても考えていました。

私にこれからがあるのなら

「行きたい場所」であり「誰かから呼ばれている感覚がするという場所」をめざそうと思いました。



🎄

今までの、特に現実世界での関係を考えた時、決して全てが無駄だったとは、思っていません。

あの時の出会いと別れ、体感できた成長がなければ、ここまで生きて来られなかった。

その時に培われた精神は、今の私の中で、間違いなく生きる道標になってくれている。

ここに来るまでには、通ってくる道でした。


今は「友人」として見た時のつながりだけを考えると、私には物足りなさを感じてしまうようになりました。

もう少し正確に表現するならば「感情だけのつながり」には冷めてしまったと言えばいいでしょうか。

ふらっと会いたくなったら会うとか、そういったことを求めなくなってきたのです。

今まで、ただ好きという気持ちで、友人や知り合いに会うにも抵抗がなかったのに、何が変化したのだろうとずっと考えていました。


真っ先に浮かぶのが、noteでの交流。

人との関わりについて、私に大きな変化をもたらしたと言えます。

ここで、顔や声を見たり聞いたことがなくて、文章でのやりとりしかなくても、繋がろうとしてくれる人がいることを知りました。

見ず知らずの人でも、誰かが生きることに疲れていたら、すかさず声をかけたり、相手に直接連絡を入れてみる等の「自分なりに、相手に思いを最大に寄せての行動」をする人がいるのを知りました。

そうした姿は、私自身が「そんな人間になりたい」と思い描いた人格だったのです。

まさか、夢のまた夢として思い描いていたことを、SNS上で見るなんて、想像していませんでした。

それぞれの夢に対して、応援したりサポートしようと行動しようと思えること。

それぞれに工夫して、相手との関わりを深めようと努力されたり、試行錯誤をされる場面。

どんな小さな行動でも、それを続けていこうとする各クリエイター様たちの意志に、強く感銘を受けました。



🎄

現実の友人たちには「よく人にそこまで尽くせるね」と言われていました。

「よく人のこと考えてるね」とか「みんなのこと、とりまとめてくれるね」とか。

でも、それだけ。


会うことに関して「禧螺に全部任せるよ」とか「禧螺の好きにしてくれたらいい」とか、果ては「禧螺に声をかけてもらえたら考えられる」でした。

最初はそう言ってもらえることに「必要とされている」と思っていましたし、具体的に人の役に立てることができると思って嬉しかった。

友人も、私にそう言ったことに関して、全く悪意なんて持っていなかったと思いますし、私も全く悪意だとは思っていません。

純粋に、私の性格や気質を、ちゃんと見てくれている上での言葉だったので、本当に嬉しかったのです。


でも、年が経つに連れて、ドタキャンが常態化したり、返答が面倒くさいという理由でギリギリまで連絡をくれなかったり、後から行事に関して注文されることが、多く起こるようになりました。

みんな「禧螺ならなんとかしてくれるから。許してくれるから」と、口を揃えて言います。

当時の私は、そうした行動に傷付いた本音を隠してでも「約束を破られても、大切にされなくても許すこと」こそ、必要とされているんだと思い、許して来ました。

でも、今なら自分自身に言います。

「自分が為した行動で相手が傷付いたかもしれないと想像しない人、その可能性をはぐらかす人、それを理解しながらも『それが私だから』と変わらない人からは離れて。少しでも自分が傷付いたと思う気持ちから、目を逸らさないで」と。



親族やパートナーよりも、友人や仲間は、優先順位として落ちる傾向があったとしても、何をしてもいい、ましてや進んで迷惑をかけてもいい、傷付けてもいい理由にはならないと思っています。

相手も、自分と同じ生身の人間です。

悲しい時は悲しいし、痛いと感じる時は痛いし、つらいと感じる時はつらいのです。

やむをえず、そうしてしまう・しまった場合は、その事実を背負って生きる覚悟が必要だと思っています。

それを許されても、許されなくても、事実は消えません。


私自身も、人のことは言えません。

きっとどこかで、その時に相手は堪えていても、相手にとっては許されない言動をしているはずです。

そういったことが原因で、関係が途切れた縁もありますから。

それを許して欲しいとは思っていません。

自分ができることは、未来で関わってくれる人達に対して、私と関わったことで少しでも「幸せだ」とか「嬉しい」と感じてもらうように生きていくことでしかありません。


どんなに気を付けていても、自分が持っている信念から、ある一言を発した、ある一動作をしたことで、相手のこころを抉るように傷付けるかもしれない。

それでも、いろいろな人と調和して、支え合って生きていきたいから、

・相手を理解しようとしたり、

・どうして相手がその気持ちになるのかといった「気持ちの揺らぎ」について思いを馳せるとか、

・相手と接する距離感を考える

といったことが必要だと思っています。

それを、自分一人だけではなく相手も、お互いがそうして試行錯誤をして関わりを深めていける関係が、理想の一つではないかと考えています。


自分一人で世界が回っているわけではなく、相手がいるから、私は人間らしく生きていけてるのだということに、気が付きました。



🎄

そんな思考と感性を経て、

自分の「好き」とか「大事にしたい」という「感覚の波長」が合う場所や人の元を、めざそうとしています。


「好き」は感情ですが、どんな所が好きか・気に入っているかという、言葉にできたり、考えたりできたりすることも、大事だと思っています。

今の所、感性一つで、正確に相手に自分が思っていることの度合いが伝えられる方法を、私は知りません。

言葉や態度、行動で示す以外には、方法が思い浮かばず。


自分の感性の度合いを、取り繕わなくていい・隠さなくていい人や場所を、求めていいでしょうし、そうできる人や場所を探すことは、自分を大切にすることにつながります。

相手が向けてくれるプラス感情の深さを、自分の度量では受け止め切れないのをわかっていながら、都合のいい部分だけを欲しいというのは、相手が割いてくれた気持ちや時間に失礼です。

受け止めるなら「受け止める」という意志を示せる、度量や気持ちの器の大きさも大切です。

一方で、それは無理だとわかった時点で、

・受け取れる部分だけでも受け取って、相手の伝えたいことを自分なりに消化してみる

・一旦距離を置く、離れる

・受け止められるようになるために、さまざまなことを知って自分の中に落とし込む

といった、行動の選択を迫られます。

もちろん、無反応・無関心でいることも、選択してもいいのです。

ただそれで、自分が想像していなかった思わしくない結果を受け止めることになったとしても、相手のせいにはできませんし、自分は意見を言える立場ではありません。

すぐに返答を求められない限りは、決断までの猶予を与えられているのですから。


私は、いろいろな分野を知って学んで、自分のものとしても使いこなせるようになって、物事を受け止められる範囲を大きくしたい。

いろいろな表現を学んだり、行動を知って実行していくことは、私にとって、誰かと関わる上で必要なことです。

好きな人・仲間をを応援したいのはもちろんで、物質的にも精神的にも、様々な方面からご支援できるのが、今の所の理想。

ただ好きを伝えるだけでもいいけど、感性が深まったとか、違う見方が発見出来たよといったことも伝えたい。


だから「受け止められない」と、すぐには諦めたくない。

自分なりにその事象を落とし込める理解力だとか、よりよく理解できるための様々な知恵をこれからも手に入れたいし、自己研鑽を重ねたい。

いろいろな誰かと、今日もこの星の元で生きているのです。

だったら、誰か一人とでも、お互いによりよく生きていきたい。


誰かと共に生きていることを今一度自覚して、生きていきたい。



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トップ画像は Atelier hanami様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



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【おしらせ】

10月から、ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。


詳しい申し込み方法、セッションの流れは、

・下記記事をクリックしていただく

・個人クリエイターのnoteホームにある「仕事依頼」のページ

に掲載しております。


ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


また、セッションのご感想も別記事にて掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。



上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。

ありがとうございます💐



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