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映画感想文まとめ

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映画が好き。時々ドラマ感想文も入ります。
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2022年8月の記事一覧

そこに山があるから

そこに山があるから

Filmarksでつけ始めた記録が、今日999本目に!

999本の内容全てをもちろん全て覚えているわけじゃないのですが。過去に見た(レンタルした)記憶のあるものを片っ端からFilmarksに記録してやっともうすぐ1000本。

999本目の映画は「ベスト・キッド」(1984)。わたしが生まれた年にできたこの映画。ラストの鶴のポーズ以外、なんの記憶もなくて。

引っ越してきたばかりのダニエルは、危

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ベガスでダンス

ベガスでダンス

80〜90年代の映画が一番面白いと思うんだけど、それは自分がその頃に生まれ、幼少期にたくさんの映画から刺激を受けたせいなのかなとも思う。
70年代に青春を過ごした人はその頃に、それが60年代ならその頃が、その人の“映画のいちばんいい時代〟になるのかもしれない。

近頃は「見た気になってるけど実はちゃんと見てない映画」を見るのがテーマのわたしですが、昨日は「レインマン」(1988)。

車の販売業を

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ファンタジー愛

ファンタジー愛

「今日からTSUTAYAでレンタル開始!」
先日意気揚々の妹が借りてきたのが「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(2022)。
とことんファンタジーが好きな我が妹。

魔法界のリーダーを決定する重要局面。リーダーにどうにか選ばれたい“闇の人”、グリンデルバルド。本当は立候補すら認められない立場である彼は、魔法界を支配したいがためにあの手この手。それを阻止しようとする寄せ集めダンブル

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ちょっと恐い体験

ちょっと恐い体験

明日8/20(土)は、“ほんこわ”(「本当にあった怖い話 夏の特別編2022」フジテレビ)があるのが楽しみで仕方がない。もしかしたらわたし自身、一年で一番楽しみにしているテレビ番組かもしれない。

幼い頃、夏休みにはばあちゃんの家によく行った。ばあちゃんはテレビが好きで、昼は必ず、「みのもんた」のテレビをつけていた。普段は視聴者の人生相談とかを電話出してたやつ。(番組名を忘れてしまいました)で、そ

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世界一やさしい

世界一やさしい

夏休みで時間があるので、最近の映画鑑賞は「見た気になってるけど実はちゃんと見てない映画をもう一度見る」がテーマです。

お盆だから、てわけでもないのだけれど、先日これを見ました「フィールド・オブ・ドリームス」(1989)この映画を初めて見たのは多分小学生の時。今思えば、内容の半分以上分かってなかったと思う。

農業を営むレイにある日突然聞こえてきた“声”。レイは“声”の言う通りに大事なトウモロコシ

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最近見た「Ⅱ」と「4」

最近見た「Ⅱ」と「4」

「やっぱり映画は一作目のもん」
ていう思い込みが強いわたくしですが、みなさまいかがでしょうか?「2も3も全部見たけど結局1、なんよな〜」てあるあるではないですか?
今日は最近見た「Ⅱ」と「4」の映画を投稿します。

まず最近見た「Ⅱ」は「オーメン2」(1978)。

第1作「オーメン」からの続き。両親が死に、大企業を経営する叔父の元に引き取られたダミアン。叔父夫婦から実の息子と分け隔てなく育てられ

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わたしはシータになりたかった

わたしはシータになりたかった

むかーし昔。いつだったかワイドショー見てたら、香取慎吾くんが映ってて、「ジブリで一番好きな作品は“風の谷のナウシカ”です。本当は“天空の城ラピュタ”って言いたいんだけど“ナウシカ”にしてます」みたいなこと言ってて、なんて素直な人なんだろうと思った。

先日テレビで放送された「天空の城ラピュタ」(1986)。わたしは子どもの頃、シータになりたかった。

素朴ななりをしているけれど、実はお姫様的ポジシ

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カップル

カップル

「マーヴェリック」の方の予習というわけでもないのですが今日は「トップガン」(1986年)。

戦闘機の操縦に天才的な勘を持つが、ひとりよがりで危ういところも否めないマーヴェリック。そのため仲間や上官との衝突が絶えない彼が、米空軍の中でもトップ1%しか入ることのできないエリート学校“トップガン”への入学を許可されて…

という話。戦闘機のシーンは本当に乗ってるのかと思うほど。(乗ってたりするのかな?

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「ジョーズ」見たけどサメどころではなかった

「ジョーズ」見たけどサメどころではなかった

賢すぎる巨大ザメと、賢くなさすぎる人間たち。
「ジョーズ」(1975年)。

人喰いザメによる犠牲者の出たアミティ島。ブロディ警察署長は島民の安全を守るべく、すぐさま遊泳禁止に踏み切ろうとするが、夏場海に訪れる観光客は島の大きな収入源。サメが出たと言う事実は市長によってもみ消されてしまう。そうこうしているうちに、新たな犠牲者が出て…

て話。

サメよりなにより。
嫌なのがまず利益優先のダメ市長。

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保護者目線のタイムトリップ

保護者目線のタイムトリップ

「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」がこんなにおもしろいのに内容ほぼ覚えてなかったのは、当時自分がまだ幼かったからだろうか。

覚えがあったのは、①マーティ・マクフライJr.がダボダボの袖の服着て歩いてるシーンと、②ジェニファー&ジェニファーの鉢合わせシーン、それから③最後に消えたデロリアンからスルスルと旗が落ちてくる→からの手紙の件。

この急な手紙の出現。当時、多分小学一年生くらいだっ

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最近見た泣ける映画と笑っちゃった映画

最近見た泣ける映画と笑っちゃった映画

ちょっと前に書いた記事、普段よりも少しだけ多くの方に読んでいただいたみたいです。ありがとうございました。

夏だし怖いのをチョイスして見ていたのですが、今日は最近見た感動映画と笑っちゃった映画を2作投稿します。

まず、開始10分で泣いたこちらの映画。
「最強のふたり」(2011年)

わたしは見た映画をFilmarksで記録しています。もう一度観たいなーと思う映画は★5、それ以外は評価なしで記録

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Fukaseの映画

Fukaseの映画

わたしは、“セカオワ”をよく知らない。
ボーカルがFukaseっていう人で、声が可愛くて、独特の世界観のライブが繰り広げられていて…という昔きいた情報と、楽曲「RPG」。子どもと一緒によく歌ったっけ。

そのFukaseさんから目が離せない本作。
「キャラクター」(2021年)

漫画家としてひとり立ちしたい山城は、パッとしたキャラクターを描けないことが理由で、その夢に行き詰まりを感じていた。ある

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気になる声

気になる声

女子高生のすずは、幼い頃の母の死がきっかけで、歌うことができなくなっていた。ある日友人の誘いで登録した仮想空間“U”。身体感覚とリンクしたその世界は、全く別の自分を生きられる新しい場所。“U”で「Bell」として歌い始めたすずは、あっという間に歌姫になるのだが…

て話。
「レディ・プレイヤー・ワン」などもそうなのだけど、身体がリンクした仮想空間が身近なものになる日が、いつかは来るのだろうか。

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曰くつきの映画が意外にもファンタジーだった件

曰くつきの映画が意外にもファンタジーだった件

映画「ポルターガイスト」(1982)。ふわふわしたキレイな幽霊が階段に出現するシーンが有名だけどなぜか今までちゃんとみたことがなかったのは、この映画が〝完成してから出演者が次々と亡くなってしまった〟という、いわく付きの映画だったからかもしれない。

子どもながらに「見ちゃいけん映画」みたいな呪いレッテルを貼ったのだろう、気になりながらもなんと37歳になる(もうすぐ38だ)今までちゃんとみたことがな

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