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曰くつきの映画が意外にもファンタジーだった件

映画「ポルターガイスト」(1982)。ふわふわしたキレイな幽霊が階段に出現するシーンが有名だけどなぜか今までちゃんとみたことがなかったのは、この映画が〝完成してから出演者が次々と亡くなってしまった〟という、いわく付きの映画だったからかもしれない。

※Filmarksより

子どもながらに「見ちゃいけん映画」みたいな呪いレッテルを貼ったのだろう、気になりながらもなんと37歳になる(もうすぐ38だ)今までちゃんとみたことがなかった。

感想としては、曰く付きの映画とは思えぬほどかわいいホラー感で拍子抜けしたというのが本音。子どもも見られると思うし、魔物のクオリティはゴーストバスターズに出てくるボスお化け(ザコじゃない方)と同じレベルかと思う。
作中音楽もなんかポップ?というか明るい。先日見た「オーメン」とは、明らかに目指しているところが違う。

スピルバーグが製作に携わっていて、ETと同時期の作品らしい。やっぱりなんとなくファンタジー。なんか途中家族愛で泣きそうになるし。
怖くないわけです。

この映画は「ホラー」と「不思議」の中間にある。しかも最後はパニック映画みたいになって、トワイライトゾーンみたいになって、未知との遭遇みたいになって、なんか笑っちゃった。
(「トワイライトゾーン」と「未知との遭遇」をよく知らないのにイメージで書きました。すみません)

わたし個人の感想としては、子どもたちとの夏のホラー鑑賞にぴったりでございました。そういう意味で、おすすめです。

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