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その瞬間にこそ神秘がある②
昨日の続きを書こうと思ったのですが、また考えが変わってきているので続きじゃない気がします。昨日までは、その行為自体が好きなことやりたいことをやった方が良い、それが雑念とか固執に縛られない秘訣というような内容のことを書こうと思ったのですが、それもそうなのですが、また違う考えが出てきました。それは、流れに乗っていることが大切だと思うようになってきました。
というのも、僕躁鬱があるので、躁の時と鬱の時
その瞬間にこそ神秘がある①
かっこつけたようなタイトルにしました。もう少し詳しく言い表すと、「わかった、こうだと思った瞬間にそうではなくなる」感覚があるんです。なんでこんな感覚をつかめたかと言うと、僕はパニック強迫躁鬱とかで苦しいんです、苦しいからどう楽になるかっていうのをずっっと考えているんですね、そうするとちょうど楽になる考えの穴みたいなのが見つかることがあるんです。その穴に入っているときは楽になるんですよ、答えはこれ
もっとみる人生は解決すべき問題ではなく、味わうべき神秘だ
という言葉をある人の本から見つけました。この言葉すごい救われるなと思いました。私はこれまで、パニック障害や躁鬱などの精神疾患で苦しんできましたが、それら当事者はおそらく多くの人が、その身に降りかかるあらゆる問題を深刻に解決するべき問題として捉えていると思います。もちろん、僕も辛いです。 僕だったらパニック発作は過呼吸になり、それが恐怖で予期不安で苦しんだり。強迫性思考もあるので、手を何回も洗った
もっとみる大きな問題が起きたとき
社会の秩序とか文明が崩壊するような大きな問題が起きたとき、人は確かなものの上に乗ろうとするんじゃないかな、不安だから。その確かなものは人それぞれ異なっていて、自分の正義だったり、宗教信仰だったり、他人だったりする。そしてその確かなものも変化することがあって、その人の正義が変わったり、他人が代わったりする。でも信仰が何かに代わることはあまりないんだと思う。そのことは良い側面もあるし悪い側面もあるか
もっとみる私たちは一時仲間、ほんとはいつも仲間
今年はオリンピック!スポーツ観戦で私たちは熱狂的に。熱狂的になれず、なぜかいつも冷静になってしまう僕は人生をあまり楽しめていないのかも(笑)
スポーツというものは、私たちにナショナリズムを感じさせる。それはなぜなのか。対戦相手がいることで、敵味方意識が働いて、一体感が生まれるのか。スポーツは人の心を動かすものだから、心の底では繋がっている自国民の意識が顕在化するのか。心を殺して生きている人はなお
諸行無常の世の中だから
日本には四季がある。その訪れを外気の気温や月の移り変わりでわかることもあれば、旬の食べ物や季節の花などが気づかせてくれることもある。季節特有の何々が、私たちに語りかける。そのような時に僕は、情緒を感じ、暖かな気持ちになる。
時に、季節の移り変わりは、私たちの昔の記憶を想起させてくれる。春は、小学校の頃のクラス替えの光景を。夏は、中学の同級生と行った地元のガーデンビーチを。秋は、高校の野球部の夏の
染まり、偏り、戻り。
人は何かに染まる生き物だと思う。信じるものであったり、当たり前に目の前にあるものであったり、よく耳にする言葉であったり。影響されるものは様々ある。その日々見聞きするもの、感じるものの総量が大きくなった大人は、何かしらに偏っているのかもしれない。
そんな大人の偏りを真ん中に戻してくれるのが、世代を超えた子どもの言葉だったりする。ふと我に返らせてくれる言葉を発することがある。その時、子どもへの感謝の
これまでの人生⑤〜今現在(確信)
僕は精神科医でもなければ、専門家でもない。ただ、小学校6年生の頃から薬を飲み始め、今までの経験でなんとなくわかることはある。僕のようにパニック障害や強迫性障害に限らず、精神的に安定しない人の特徴として、思い込みと執着心の強さがあるのではないかと思う。そして、感情に支配されてしまうのだ。理性の目で物事を見ることが重要なのだと思う。右にも左にも寄らず真ん中でいることが大切なのだと思う。思い込みや執着心
もっとみるこれまでの人生④~今現在(変化)
小学校の学童保育という場所で、僕は、子どもからたくさんの好意を、愛情を向けてもらったと勝手に思っている。色で言うと、学童保育という場所は、僕にとってピンクと黄色の空間だった。僕は、昔から好意を向けられるのが苦手だった。どうせ僕のことなんかいつかは嫌いになるでしょ、という感情が常にあった。人から変な目で見られることが怖かった。公共の場でもパニック発作は起こるので、そういう時の人の視線を気にしていた。
もっとみるこれまでの人生③〜社会人
大学は自由で楽しかった。友達もできた。立教大学に入れて良かったと思った。ただ、立教大学は自分の肌には合っていなかった。まぁ、そんなことを思っている大学生はたくさんいると思う。大学時代の一番の思い出は、大学2、3年生の夏休みに、それぞれアメリカに留学に行ったことだった。友達には「外国の雰囲気を肌で感じたいから」なんて、行く理由を話していたが、本当は自分の弱さと向き合いたいからだった。自信をつけたいか
もっとみるこれまでの人生②〜大学入学まで
中学にあがると、硬式野球クラブチームに入り、中学の部活は陸上部に入った。この陸上は楽しかった。でも、心拍数を激しくあげるような運動をすると過呼吸になりパニックになってしまうので、激しい運動をする前にも薬を服用するようになった。幸いにも、僕は運動ができた。野球や陸上のおかげで自尊心を保つことができたと思う。しかし、野球でも陸上でも、本番の試合のような大切な時には思うように力が出せなかった。それはただ
もっとみるこれまでの人生〜小学生まで
幼稚園の頃から、周りが楽しそうに遊んでいるものを自分が楽しいと思えることが少なかった。ポケモンごっこの何が楽しいのか理解できなかった。ただ、何かをひたすら考えている子だった。人を常にじっと見ている子だった。考えすぎて、知恵熱で月に一回は必ず幼稚園を休んでいた。
小学校にあがると、野球をやり始めた。それが自信となった。でも相変わらず何かを常に考える癖はあり、頭がいっぱいだった。人に「ねー、今何を考