これまでの人生⑤〜今現在(確信)

僕は精神科医でもなければ、専門家でもない。ただ、小学校6年生の頃から薬を飲み始め、今までの経験でなんとなくわかることはある。僕のようにパニック障害や強迫性障害に限らず、精神的に安定しない人の特徴として、思い込みと執着心の強さがあるのではないかと思う。そして、感情に支配されてしまうのだ。理性の目で物事を見ることが重要なのだと思う。右にも左にも寄らず真ん中でいることが大切なのだと思う。思い込みや執着心からくる感情に支配されないためにも、常日頃から中庸を保ち、心を手のひらの中に保ち、溢れ落とさないような態度でいなければならないのだと思う。公園のシーソーだって、真ん中が一番安全だ。大切なのは心、そして、心の平静を保つ方法が、日々の行動なのだと思う。僕の場合は、具体的な方法として、まず日常の欲を我慢するようにした。例えば、お菓子を食べたいなどの欲が1日に10個あるとして、その欲10個全てに負けてしまったら弱い心を作り上げてしまうのだ。よく、精神疾患を患うと痩せたり、太ってしまうのはそのためだ。生活習慣なのだと思う。悪循環の中にいると、部屋も汚くなるし、ネガティブになるし、言動も汚くなるし、姿勢も悪くなる。思考を変えることは難しい。だから、行動から変えていかなければいけないのだ。

うまくまとまっていない内容だが、つまり言いたいことは、全ては繋がっているということ。理性、思い込み、心、身体、執着心、感情、行動、怠惰、偏見、依存心。
大変だし、辛いことだが、自分自身と向き合わなければ前に進めない。誰も不幸になりたくて生きている人などいない。人間、悪循環の中にいる時は、自分が悪循環の中にいると気がつかない。悪循環の外に出て、俯瞰できるようになるとわかることがある。オセロの盤面が変わるようにと言ったが、10キロ痩せた頃、ポテトチップスなどの油が気持ち悪くなってきた。そして、ジュースも甘くて飲めなくなり、部屋も汚いと気持ちが悪くなってきた。すると、朝7時には目覚ましもかけずに勝手に目覚めるようになってきた。身体の倦怠感も徐々になくなってきて、この頃からは薬を少しずつ飲まなくても不安にならなくなってきた。そして、薬という不純物を体の中に入れるのが嫌になってきた。ボクシングを始めたのが2018年4月で、2019年5月にボクシングはやめたが、それから薬を全く飲まなくなった。体重も18キロ減った。思考もクリアになってきた。そして、なぜか嫌いだった将棋が好きになってきた。先週まではずっと好きだったものが、今週はそれほどでもなくなってた。どんどん自分の中の何かが変わっていくのがわかった。あ、でも子どもは変わらず、ずっと好き。

一昔前は仕事に安定を求めていた。できるだけ波風が立たないような生活を求めていた。そういう職業を探していた。そういう職業に就けば身も心も安定すると思っていた。だが今は、挑戦し続けることが安定なのだと思えるようになってきた。んー、まぁ、僕の性格を考えると、最低でも6時間睡眠、ゆっくりゆったりとカビゴンのように生きていきたいけれど。
そして、僕がやりたいことはもっと他にあると思うようになった。2019年6月に、学童保育の職場に8月末をもって辞めると告げた。考えが溢れ出てきていた。6月から毎週、必ず新しく人に出会い、その人に今思うやりたいこと、夢を伝えるという課題を自分に課した。6月、7月と実行していく中で少しずつわかってきた。

掲げるビジョン
→1人1人が本当の意味で他者との違いを受け入れられ、1人1人が心の奥に閉じ込めてあるものを恐れず自由に表現できて、心からやりたいことが見つかり、それに一緒に共感したい人はして、色々な繋がりができて、1人ぼっちの人間はいなくなって、みんなが笑顔になれるような世の中をつくりたい

今後は、この思いを追い求めながら仕事をしていきたいと思う。環境を変えて、再び挑戦をしたいと思う。

人は、人によって苦しめられたり、悲しい思いをさせられるものだと思う。人を恨んだり、妬んだり、人のせいにしたり、人を悪者にしたり。でも、絶対に、確実に、確信を持って言えることは、人は、人によって、希望を与えられたり、感動させられたり、前に進む勇気を与えられたり、安心させられたり、心豊かにさせられたり、自信を持つキッカケを与えられたりするものだ。

これからも迷うことはいっぱいあると思う。3歩進んで2.9歩下がることの繰り返しだと思う。でも、その度に人と助け合いながら、協力しながら共に力強く生きていきたいと思う。
最後に、学童保育の子どもたちには、本当に、本当に感謝の思いしかない。僕は綺麗事が嫌いだが、あの子達のことは、一生忘れないと誓うことができる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?