人生は解決すべき問題ではなく、味わうべき神秘だ

 という言葉をある人の本から見つけました。この言葉すごい救われるなと思いました。私はこれまで、パニック障害や躁鬱などの精神疾患で苦しんできましたが、それら当事者はおそらく多くの人が、その身に降りかかるあらゆる問題を深刻に解決するべき問題として捉えていると思います。もちろん、僕も辛いです。 僕だったらパニック発作は過呼吸になり、それが恐怖で予期不安で苦しんだり。強迫性思考もあるので、手を何回も洗ったり、外に出る前に何回も火の元をチェックして疲れ果ててしまったり、躁鬱で心臓の鼓動が早くなって苦しかったりもします。そして、そのすべてを解決するべき問題ではなくて、味わうべき神秘だよ!なんて、ふざけんなと思う人もいるかもしれませんが、僕はこの言葉で少し楽になりました。だって、それら苦しさって、その苦しいってどこからきてるんですかね。それこそ、特定の人しか味わえない内側からくる何とも言い難い体感ですよね。それを悪いとして、解決しようとすると、もっと悪くなるように思います。しかし、神秘だと捉え、私の身体は何を訴えてきているのだろうと捉えると、少し見方が変わると思います。身体が何かを訴えてきているのかと理解し、解決すべき問題、とは違った見方をすると、何かしらの変化はあります。捉え方や見方を変えてみましょう。自分に合った何かを見つけましょう。私は少し楽になりましたよ。今のところは。

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