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私はこう書いている:バトル描写手順の覚書
どうもこんにちは。
文章創作が趣味のアマチュアです。特に実績がある訳でも、バトルに定評のある作品を書けている訳ではありません……ただ、好きで書いているだけです。
とはいえ、一応の考え方の筋道はありますので、こうしてまとめることにも意味があるかもしれないな、と思いしたためております。
なにかしら参考になる部分がありましたら幸いです。
はじめにこのtipsは誰向けか
この記事で想定して
小ネタ:えびフィレオとベビーシューズ
えびフィレオ、おいしいですよね。あのバンズにはさまってる揚げ物のね、衣がバリッとしてて良いんだ。
それにつけても、あの揚げ物を「エビ食べてるな~」という気分で食す一方で、あそこにエビそのものの姿って見えないんですよね。もちろん、フライの中にはきちんとエビの身と思しきゴロゴロ肉があるし、香りもエビだし、味もきちんとエビなので疑うものではないのですが。
食味を構成する諸要素はテクスチャー、温度、色
一次創作のキャラクターをイメージして香水を選んでいただきました。楽しいので皆やるといい。
推し香水というカルチャーをご存じでしょうか。人物やアニメやゲームのキャラクターをイメージした香水を主に指します。
ある程度大きなジャンルではイメージ香水が公式グッズとして販売されていることもありますし、それ以外にも個人でオーダーしたり、イメージに合致する既製品をレコメンドしてもらったりするサービスもあります。
なぜこのような前置きから入ったかというと、お察しかとは思われますが、やりました。推し
ショートショート:天使の産道
頭がフワフワする。
ずっと穴に落ちている。
無限の立坑を落下し始めてもうどれほどの時が経ったのか。
時間感覚は狂い、その結果一秒と一時間の区別も曖昧になっている。思考の速度は神経パルスの速度。時計の針のどれの一目盛り分だって、十分すぎるほどに「遅い」という意味ではあんまり違いは無いのだった。
なぜ落ちているのか。それは、落とされたから。誰に? それを思い出せない。強く背中を押された感
コミッション作品#4 翠玉塔と橙のランタン
時間と距離に縛られない、山のあなたのその遠く。切り立った岩山の連なる大山脈のほとりに大樹が生えておりました。峻厳な景色を見下ろすほどに高く生い茂ったその樹の梢に、その灯台は建っています。
なぜこんな場所に灯台を建てたのでしょう?それは、青い大海原ではなく、灰色の知識の海を照らすためでした。
さて、灯台には灯台守という名の管理人がつきものですから、ここエメラルドの灯台にも住み込みの灯台守がひと