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73.【深底公園】

ある日の夢は……

気がついたら小さな公園にいた。
そこは前にも来たことがある場所だと思った。

公園といっても部屋の中に遊具が置いてあって、撮影用のセットみたいに壁に外の風景が描かれている。
空は夕暮れのような、紫が混ざったピンク色をしていた。

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その公園の地面は、なぜか水を抜いたプールのように深い場所にある。
覗いてみると、ハシゴを使わないと下りられないぐらいの深さだった。

公園の外に出ると廊下になっていた。
外の風景が描かれている壁の裏側には、綺麗な装飾が彫られた焦げ茶色の壁が続いている。

公園から声が聞こえてきて見にいくと、若そうな人達が大勢いた。
遺跡発掘調査のように公園の地面を掘っている。
その横には大きな長方形の箱が置いてあった。

「オツギ……」

すぐそばにいた女の子がそう呟いたので
「棺じゃなくてオツギ?」と聞いたら――

「そう、棺だった。アナタは見ないほうがいいわ……」とアタシの目を両手で無理やり隠してきた。

その瞬間、目が覚めた。

あの長方形の箱は誰の棺だったのだろうか。


そう思った夢でした。


別サイト初回掲載日:2011年 07月29日


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