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#多様性を考える
21世紀の歴史学のあり方について~なぜ「異性装の日本史」展は若者受けがよかったのかを考えてみた~
渋谷にある松濤美術館で開催された「異性装の日本史」展は若者からの人気が高いと、朝日新聞の記事で書かれていたことがあります。
日本史の展示に若者?実際に行ってみると、展示方法に大きな特徴がありました。歴史に興味のない層に、何が受けたのでしょうか。今回の記事では、「異性装の日本史」展が若者(歴史に興味のない層)に人気だった理由を2つ挙げるとともに、そこから考えた今後の歴史学のあり方について考察しまし
歴史の勉強って、実はめちゃくちゃ「大ごと」だ
「歴史を学ぶ」とは、どういうことでしょうか。
最近、既存のものがどんどん「なかったこと」にされている状況を目の当たりにしますね。
少し前は外国の銅像が「この人物が奴隷を所有していた」という理由から取り壊されたり、つい最近は東京ディズニーリゾートから「ジッパディードゥーダー」の音楽が消えると話題になりました。
(この歌は、黒人のあり方が歴史とはかけ離れている、との批判を受け、事実上の発禁状態にな