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#デザイン
フィードバックとの向き合い方
序おおよそデザインというものは、ただデザイナーの独力で行えるものではなく、常に内外問わず、「誰がしか・何がしか」の意図やコンテキストを含んでいる。
デザインの表層はシンプルに見えても、うちに混沌とした複合的な思惑を孕むのがデザインである。
また、何らかのアウトプットがあったとして、それを届ける対象が不在なのであれば、それは「アートを呼称した何か」であるか、もしくは「デザインっぽい何か」であり、
あなたのデザインは誰を排除しているか?インクルージョンとデザインについて、改めて
こんにちは。アル株式会社でCCOをやっている@ottieeです。
ちょっとしたきっかけから、インクルージョンとデザイン、そしてインクルーシブデザインについて改めて考える機会があったので記事にしておきます。
ちょっとしたきっかけある日のミーティングのあと、集まった6人のメンバーでランチに行きました。初めて訪れたお店で、渋谷駅近くの立地の割に値段も安く、店もゆったりとしていてソファ席もあり、良い雰
UIデザインを表現する曖昧な言い回し
こんにちは。アル株式会社でCCOをやっている@ottieeです。
UIデザインに限らずデザインの現場において、初めて聞く人には独特な表現でデザインを評価していることが往々にしてあります。
非デザイナーからの指示や感想が曖昧になること自体は、指示が細かくなりすぎるより、個人的には良いと思いますし、それを汲み取って形にするのがデザイナーの腕の見せ所だと思うので、良いのかなと思っています。
よく言
デザインの小話 no.7 / デザイナーでは無くても知っておくと良いデザインの話
こんにちは、アル株式会社でCCO&デザイナーをやっている@ottieeです。
最近デザインの記事を書いていないなと思い立ち、たまにはデザイナーっぽいことを書こうかなと思いました。
デザイナーでなくても、日々の業務で資料作ったり、ワイヤーフレームを引いたり、ちょっとしたバナーを作ったり…
そんな時、知っておくと効率を上げたりアウトプットが良くなったりしそうなデザインの知見を紹介します。
グル
2022年の振り返り
仕事も収めたので2022年を振り返ります。
アルでのお仕事2022年も引き続き、アルのデザイナーとして仕事してました。
新しくリリースされたものとしては、ハロマス、dango、marimoがあります。
上記3つの内、2つがNFT関係のプロダクトなのですが、アル社として大きくweb3の事業に注力することになったという文脈があります。
流行りとか時流にのるとかそういう側面もあるにはありますが、
行列ができるデザイン
追記:2023/5/1また改悪されてしまっていました…ネットニュースにもなっていましたね…
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/27/news183.html#smartnews_nl
追記:2022/11/8この記事は2022/10/18に初稿を書きました。2022/11/8、20日ぶりに同じ牛丼屋に再訪したら、記事で指摘した戸惑いそうなUI
marimoのデザインができるまで
こんにちは、アルでデザイン全般を担当している@ottieeです。
今回はアル社で初めてのweb3領域、NFTプロダクトとなるmarimoのデザインについて書いてみようかと思います。
marimo is 何?漫画やイベントでの配布など、NFTが一部盛り上がりを見せていますが、(怒られを覚悟で)ざっくりいうと、所有権や来歴が公になったデジタルデータ、みたいなものです。
marimoも形や色の違っ
Figmaでワイヤーフレームを作り効率化をした話
こんにちは、もしくはこんばんは。
今回はアル社での、Figmaを使ったワークフローの話です。
アルでは2022年1月にハロマスというサービスをリリースしました。
ハロマスは、クリエイターが作ったオリジナルのギフトを買えるサービスで、デザインはFigmaで制作されています。
UIデザインはFigmaで作り、エンジニアが参照しながら開発を進める、それだけならば至って普通なのですが、ハロマスの場
良いところを指摘する方がデザインは良くなる
ポジティブフィードバックって大事だなーと改めて思うことがあり、昔のブログを掘り起こしてきました。
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デザイナーという職業柄、クリエイティブやサービスやアプリなどなど、デザインという観点で意見を求められることが多いのですが、こういう時って気を抜いているというか油断してると、悪いところの指摘が先行して、良いところの指摘を忘れるので、気をつけているという心がけがあります。
デザインに対して、
デザインと想像力とYAZAWA
デザインについて最も重要な要素は、他者を思いやる想像力、みたいなことを書きます。
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受け取る側が「どう思うか?」「どう解釈するか?」「どういう気持ちになるか?」という視点を持つのは、当たり前のようで欠けがちです。
最近話題になった品川駅の広告もそうですが、受け手の状況や心理を想像できていなかった時、デザインは凶器にもなり得ます。
Googleで何かのサービスを検索をした時、競合他社が
KPTについてうんぬんします
9月もそろそろ終わりです。こんにちは。
このツイートを拝見して、KPTについて自分なりに振り返ることがあったのでメモ的に書いていきます。
KPTとはKPTとは、ある期間の仕事をチームで振り返り、業務改善を加速するフレームワークのひとつで、Keep・Problem・Tryの頭文字をとって、「ケプト」とか「ケーピーティー」とか言われます。
1週間とか2週間とか定期的に、もしくはプロジェクトの終わ