雑種犬・紅緒の母

夫と白柴に似た雑種の元保護犬「紅緒(べにお)」と暮らす主婦。 愛犬家。東京都出身、神奈…

雑種犬・紅緒の母

夫と白柴に似た雑種の元保護犬「紅緒(べにお)」と暮らす主婦。 愛犬家。東京都出身、神奈川県の片隅に在住。

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記事一覧

光る君へ 第七回 「おかしきことこそ」

※敬称略 はじめに前回の最後、花山帝の最愛の人が亡くなり、宮中には盗賊団が忍び込み、更にまひろ(吉高由里子)の元には道長(柄本佑)からのラブレターと思しき文が届き…

光る君へ 第六回「二人の才女」

※敬称略 はじめに毎回毎回楽しんで視聴している、今年の大河ドラマ『光る君へ』。 既に周回遅れとは言え、半ば勢いで感想文の投稿を始め、今のところ続いております。 …

光る君へ 第五回 「告白」

※敬称略 まひろ、ショックで寝込む前回の最後、三郎の正体が母の仇と知って寝込んでしまったまひろ。 倫子姫のサロンは欠席。 ところで、共にサロンに通い、五節の舞に…

光る君へ 第四回 「五節の舞姫」

(写真は令和の大嘗祭の際、皇居に建てられた大嘗宮。2019年皇居秋の通り抜けの際に筆者撮影) はじめにこれまで4回の放送を観てきたが、こうしてほぼ勢いで長文の感想を書…

光る君へ 第三回 「謎の男」

謎の男、直秀登場。前回の最後、まひろが(父に隠れて)やっていた代筆仕事。道長はまひろを探すが、まひろの父為時に買収された絵師はけんもほろろに拒む。 諦めた矢先、道…

2024/1/24現在、数日前に勢いに任せて綴った『光る君へ』レビューに対して、ご覧くださっている数が予想以上で、本当に御礼申し上げます。
今後も無理のない範囲で続けていく所存ですので、何卒宜しく願い申し上げます。

夕飯に今が旬の寒ブリの煮付けを拵えたところ、匂いに釣られて我が家の一人娘(犬🐶)がクンクン鼻を鳴らし始めた。
意外かも知れないけれど、彼女は肉類のみならず魚も大好物。今日は娘の分を余計に用意しなかった。次は三切れ分にしなくては。

光る君へ 第二回 「めぐりあい」

まひろ、大人になる第二回冒頭。 男子の元服に相当する、女子の成人式「裳着」のシーンから第二回の物語が始まる。 子役さんから吉高由里子さんへ。 幾重にも重ねた装束の…

光る君へ 第一回 「約束の月」

はじめに2024年1月。 今年の大河ドラマは『源氏物語』の著者紫式部が主人公。 百人一首好きだし(中学生の頃は得意だった)、『源氏物語』は古文の教科書は勿論の事、『あさ…

遂にラグビーW杯決勝。
偶々、寝落ちして2時半過ぎに目が覚めたので、これ幸いと起きて鑑賞中。
南アフリカとニュージーランド、どちらが勝つだろう?

ちょっと心が疲れた時に、何となく聴いてるクラシック音楽。
もう楽譜も読めないけれど、相変わらず聴くのは大好きだ。

昨夜のお散歩(日中暑いので19時過ぎ)。いつもの公園にいつもの愉快な仲間達と、我が子のお散歩兼お口のお散歩(=井戸端会議)。一段落して、公園の違うエリアで柴犬のお友達大集合。しかし、我が家(白柴っぽい雑種)も含めて昨夜は我が道を行く日だったらしい。それでも本当は仲が良い。

先週の話。6/30は半年間溜まった穢れを払う夏越の祓(なごしのはらえ)神事があちこちの神社で行われた。当日は生憎夫と義両親と父の日の代わりのランチ会で参加できなかったが、帰り際に地元の和菓子屋さんで和菓子の水無月と生麩饅頭を購入。茅の輪はどこかでくぐれるだろうから、また今度。

つれづれなるままに

徒然なるままに、ひぐらし、硯にむかいて、 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、 あやしうことものぐるおしけれ。 これは鎌倉時代末期から室町時代…

光る君へ 第七回 「おかしきことこそ」

光る君へ 第七回 「おかしきことこそ」


※敬称略

はじめに前回の最後、花山帝の最愛の人が亡くなり、宮中には盗賊団が忍び込み、更にまひろ(吉高由里子)の元には道長(柄本佑)からのラブレターと思しき文が届きました。
今回はどんなお話になるのでしょう?
今回も楽しみです。

女御忯子の崩御懐妊中だった、花山帝(本郷奏多)の最愛の妻であった、弘徽殿の女御こと忯子(井上咲楽)がお腹の子と共に亡くなる。
この時代、死は穢れとされ、帝であっても忯

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光る君へ 第六回「二人の才女」

光る君へ 第六回「二人の才女」


※敬称略

はじめに毎回毎回楽しんで視聴している、今年の大河ドラマ『光る君へ』。
既に周回遅れとは言え、半ば勢いで感想文の投稿を始め、今のところ続いております。
今回は予告編で既にききょう(後の清少納言、演:ファーストサマーウイカ)の登場が告知されており、彼女がどの様に描かれるのか楽しみでなりません。

「まひろの言う事を信じる」泣き疲れた様子のまひろ。
水盥に映る月を眺め、道長の言葉を思い出し

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光る君へ 第五回 「告白」

光る君へ 第五回 「告白」



※敬称略

まひろ、ショックで寝込む前回の最後、三郎の正体が母の仇と知って寝込んでしまったまひろ。
倫子姫のサロンは欠席。
ところで、共にサロンに通い、五節の舞に参加した肇子さん(演:横田美紀)は侍従宰相(演:ザブングル加藤歩)に見初められ、通いがあったとかで、彼女もサロンにはいない。
侍従宰相、大層お金持ちだけれど顔の四角い方、と姫様方の噂のネタに。
更に、ここぞとばかりにまひろの陰口を言う

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光る君へ 第四回 「五節の舞姫」

光る君へ 第四回 「五節の舞姫」

(写真は令和の大嘗祭の際、皇居に建てられた大嘗宮。2019年皇居秋の通り抜けの際に筆者撮影)

はじめにこれまで4回の放送を観てきたが、こうしてほぼ勢いで長文の感想を書き始める程『光る君へ』の物語が面白いです。
このnoteを書いている2024年2月8日(木)現在、5話迄放送されましたがあっという間に引き込まれ、まさに「底なし沼に嵌る」状態に。
近年、割と好きで観ている韓流時代劇に相通じるものもあ

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光る君へ 第三回 「謎の男」

光る君へ 第三回 「謎の男」


謎の男、直秀登場。前回の最後、まひろが(父に隠れて)やっていた代筆仕事。道長はまひろを探すが、まひろの父為時に買収された絵師はけんもほろろに拒む。
諦めた矢先、道長は別の男に間違われてお縄に。
まひろはまだ道長の正体を知らない(いずれはばれる)。

毎熊克哉さん演じる直秀。
市井に生き、街角で風刺劇散
主要人物でしょうか。

道長は釈放されるが平安時代の警察機関、|検非違使の下っ端放免に捕まり、

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2024/1/24現在、数日前に勢いに任せて綴った『光る君へ』レビューに対して、ご覧くださっている数が予想以上で、本当に御礼申し上げます。
今後も無理のない範囲で続けていく所存ですので、何卒宜しく願い申し上げます。

夕飯に今が旬の寒ブリの煮付けを拵えたところ、匂いに釣られて我が家の一人娘(犬🐶)がクンクン鼻を鳴らし始めた。
意外かも知れないけれど、彼女は肉類のみならず魚も大好物。今日は娘の分を余計に用意しなかった。次は三切れ分にしなくては。

光る君へ 第二回 「めぐりあい」

光る君へ 第二回 「めぐりあい」


まひろ、大人になる第二回冒頭。
男子の元服に相当する、女子の成人式「裳着」のシーンから第二回の物語が始まる。
子役さんから吉高由里子さんへ。
幾重にも重ねた装束の最後、長く引いた「裳」の帯を結ぶのは、宣孝。
元服の際、烏帽子(えぼし)と呼ばれる長い帽子を最初にかぶせる大人は、後に後見職になったりする。裳着の場合はどうなんだろう。
(まひろと宣孝は後に夫婦になるけれど)
まひろは母を亡くし6年が経

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光る君へ 第一回 「約束の月」

光る君へ 第一回 「約束の月」


はじめに2024年1月。
今年の大河ドラマは『源氏物語』の著者紫式部が主人公。
百人一首好きだし(中学生の頃は得意だった)、『源氏物語』は古文の教科書は勿論の事、『あさきゆめみし』と『窯変源氏物語』で読んでいたので、とても楽しみにしていた。
※とは言え、昨年の『どうする家康』も毎週欠かさず観ていたし、日本橋の三井美術館で開催していた『どうする家康』展や久能山東照宮まで行ったけれど。
現時点(20

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遂にラグビーW杯決勝。
偶々、寝落ちして2時半過ぎに目が覚めたので、これ幸いと起きて鑑賞中。
南アフリカとニュージーランド、どちらが勝つだろう?

ちょっと心が疲れた時に、何となく聴いてるクラシック音楽。
もう楽譜も読めないけれど、相変わらず聴くのは大好きだ。

昨夜のお散歩(日中暑いので19時過ぎ)。いつもの公園にいつもの愉快な仲間達と、我が子のお散歩兼お口のお散歩(=井戸端会議)。一段落して、公園の違うエリアで柴犬のお友達大集合。しかし、我が家(白柴っぽい雑種)も含めて昨夜は我が道を行く日だったらしい。それでも本当は仲が良い。

先週の話。6/30は半年間溜まった穢れを払う夏越の祓(なごしのはらえ)神事があちこちの神社で行われた。当日は生憎夫と義両親と父の日の代わりのランチ会で参加できなかったが、帰り際に地元の和菓子屋さんで和菓子の水無月と生麩饅頭を購入。茅の輪はどこかでくぐれるだろうから、また今度。

つれづれなるままに

徒然なるままに、ひぐらし、硯にむかいて、
心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、
あやしうことものぐるおしけれ。

これは鎌倉時代末期から室町時代初めの僧侶、
吉田兼好の書いた『徒然草』の冒頭部分です。
きっと古文の授業で皆さんも教科書で一度位は読んだことがある(または暗誦させられた事があるのではないでしょうか。

日がな一日、硯に向かって思いつく事を気ままに書いていたら、いつの

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