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せめて月1は更新したいな。
アメリカンチェリーを食べて泣いた話
アメリカンチェリーを食べて泣いた。
なんてことはない。昔のことを思い出したから。
小さな小さな頃のことを思い出したから。
あの日、いつものようにスーパーでの買い物について行った私は、青空市場で堂々と佇むアメリカンチェリーを見つけた。
「さくらんぼだ!!!」
そう思った私は母に、あのさくらんぼが食べたいとお願いした。母はあっさりと「いいよ」と言った。ただし「荷物になるから帰りにね」と。
私は
『バームクーヘンでわたしは眠った』
柳本々々さんのぽつぽつ響いてくることばと
安福望さんのやわらかい絵が語りかけてくる。
そして、一つ読んでは本を閉じ、一つ読んではぼーと考える。
そんな風にゆっくり、のんびり読み進めたくなる本でした。
この本自体は、柳本々々さんが1年間毎日書いていた日記から
103の話を厳選したもので、時々季節を感じる内容が混じっている。
それが、この人はこの季節にこんなことを考えるのだなぁと、
しみじみ思わせて
『わたしを空腹にしないほうがいい』
「わたしを空腹にしないほうがいい」
この一文で始まる ピンクの表紙が目を引く本は、くどうれいんさんの日記をまとめたものだ。
どの日のお話にも ごはん が絡められていて、わたしたちが生きていく過程で食事と縁を切ることは不可能なのだと思い知らされる。たとえ、身体が食べ物を受け付けなくてもである。
この本にでてくる ごはん はどれもおいしそうで、こんな ごはん を食べれば心に元気がなくてもちょっぴり
今まで書き溜めていた短編公開したり、本の感想たらたら述べたりできたらいいな。