『バームクーヘンでわたしは眠った』
柳本々々さんのぽつぽつ響いてくることばと
安福望さんのやわらかい絵が語りかけてくる。
そして、一つ読んでは本を閉じ、一つ読んではぼーと考える。
そんな風にゆっくり、のんびり読み進めたくなる本でした。
この本自体は、柳本々々さんが1年間毎日書いていた日記から
103の話を厳選したもので、時々季節を感じる内容が混じっている。
それが、この人はこの季節にこんなことを考えるのだなぁと、
しみじみ思わせてくる。
私はこう思うなぁと自然と考える。
その結果、一つ読むたびに一息つく必要が