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備忘録

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ばたばた のろのろ だらだら しくしく した日々
ただ生きていたんだろう いずれにしろ 時は過ぎていった
またこうやって思う
あの時の担当者はもうここにいない
いまはこの僕だ

目の前でどんどんと時間が流れて行く。先へ先へと様々なたのしみ事を待ち望みつつ生きていた当時とは違い、過去に想いを馳せつつある今とではまるで時の流れが違っている。心があらゆる地点でおいてけぼりにされている。今にのめり込むことができなくなっている。

あらゆる希望が失せていく。身体の赴くままに一日をやりを過ごす。もはや絶望の向こう側にでも行ったかのようだ。しかし、心が絶えず求める終りを全く見向きもしないこのからだは、絶えず命を生かそうと指示を出してくる。

なぜ私たちは生きているのかよりもなぜ生きようとするかが気になる
おそらく一生わからない

そうにも こうにも どうにも なぜ どうして なんで… 絶望にて 胃に負担のかかる体勢で 明日を考える 明日を考える先になにがあるのだろう

世界に没頭している。触っているし聞こえているし見えている。しかしいつまでたっても届かぬ夢。

首の角度を少しあげてみるだけでも世界は少し広くみえる

すぐに書くこと

すぐに書きつける。今日の日に受けた様々なダメージを抱えた脳と。まるで焼け付いたかのような思考がいくつかある。そんな気がしてならない。また朝になったら消えているだろう。そうなる為にも寝なければならない。書くことによって何を得られるのか。そんな事考えてもどうにもならない。けれども、答えなしに書くことがすんなり受け入れられるからまだ良い方だろう。元より対価を求めてこんなことやっていないのだから。物語を誰

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独りでに出ていく言葉は1日も経てばそこに自立している。凛とした佇まいから勇気をもらえる時だってある。危機はすぐそこにある今は言葉に頼るしかない。最後には言葉を無くして、誰かに飛びつく。

一時的でもいいから、この複雑な世界に優雅に降り立っていくような、そんな言葉が必要だ。まずは言葉を組み立ててみる。どこか懐かしいような、新しくワクワクするような何かしらのイメージを構築していかなければならない。

言葉を落とすようにして世界を少し汚していく。全ては余計なものだ。しかし時にそれらは気づきを与える。時に誰かに拾われ、あるいは世界に忘れ去られるようにして。

仕事を通じた現実世界はあまりにも冷たいものであった 生ぬるい風が吹いているにもかかわらず 私には耐え難く掴みにくいモヤモヤする世界であった そして言葉に逃げるようになった どこまでが言葉になり どこまで理解が深められるだろうか 翻訳なしには生き甲斐さえ見つからなかった

息を吐くように書く。絶えず変化する世界に作用されるようにして一瞬一瞬の私をここに吐き出す。さっきまでとは違うはず。けれどもまた同じ道を歩いている。また桜が咲いている。これは一体なんなんだ。おふざけ文章。

瞬間は待ち望むものでなく、ぶつかっていくものである。
だから行動し、祈り続けなければならない。