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小学校の「総合的な学習」日記

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地元の小学校で行われている4年生「総合的な学習」のお手伝い日記
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#総合的な学習の時間

はなしを聞かない2年生

はなしを聞かない2年生

小学校2年生の子どもたちが「虫などの小さな生き物を捕まえて飼ってみる」という授業があったのでお手伝いに行った

そこで感じたことは、
2年生は彼らが1年生だったときよりもたくさん質問するようになっていたので「さすが成長したなぁ」と実感したけど、
ひとのはなしをな~んにも聞いていないんだぁ!!

2年生は瞬間湯沸かし器みたいに夢中になる池もある原っぱでいきもの探しを始めることに

草原にはバッタやカ

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仮説多過ぎ!だけど、総合的な学習への授業支援 試行錯誤日記

仮説多過ぎ!だけど、総合的な学習への授業支援 試行錯誤日記

大雑把な経緯いままで4年間にわたって地元の小学校で実施されている「総合的な学習の時間」に、地元住民支援者として参加してきましたが、昨年からそのやり方が変わってしまいました。

昨年は学校休業があり、感染予防のために学校関係者以外の校内立ち入りが禁止されたから、そういう非常事態下の授業のためにやり方を変えたのだろうなぁ、と思って私もそれにつき合うことにしましたが、その制限も緩和された今年になっても、

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オンライン総合学習が上手くいくやり方の探求

オンライン総合学習が上手くいくやり方の探求

小学校の「総合的な学習の時間」略して「総合学習」を小学校区の住民が支援していく苦労ばなしをまとめたマガジンを作っています。今のテーマは小学校で自然観察を通して環境教育授業を行っている変遷を書いております。

当初は先生役の私とか住民が小学校の教室に出向いて、子ども達の中に分け入って「分からない」「うまくできへん」ことを教えて助ける式の対面方式で授業支援活動を行っていましたが、2020年から感染防止

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壁にぶち当たってきた!Zoomでの小学校授業支援活動

壁にぶち当たってきた!Zoomでの小学校授業支援活動

昨年から新たに始めたZoomを使っての授業支援のはなし。

最初はスムーズに滑り出してきた地元小学校の4年生 総合的な学習の時間支援だったのだけど、このところ担任の先生の反応はイマイチなムード。私はちょいと壁にぶち当たって困っています。

一昨年までは校舎の外に出て自然観察をやるのを地元住民で手伝っていました。しかし昨今の緊急事態宣言などで主にZoom遠隔でやるしかありません。その場合は屋外活動は

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月2480円で20ギガ はZoomプレイヤーに朗報!だと喜んでいるが

月2480円で20ギガ はZoomプレイヤーに朗報!だと喜んでいるが

オンライン会議ツールのZoomを使っている、Zoomプレイヤーのひとりです。

Zoomを地元の小学校の「総合的な学習の時間」という授業に使っています教室にいる生徒と非接触で自然観察とか環境の授業をするサポートをしている住民です。授業の他に先生達と授業の打ち合わせをするのもZoom会議をしています。

Zoomでこの授業をするようになったのは2020年の秋から。例の感染症対策でオンラインで始めまし

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Zoomで自宅から地元小学校へオンライン授業サポート3回目 分かってきた利点と課題

Zoomで自宅から地元小学校へオンライン授業サポート3回目 分かってきた利点と課題

この日は地元小学校4年生の「総合的な学習の時間」授業の3回目私の地元の小学校では3年前から「地域の自然」をテーマにした総合的な学習の授業を4年生に行っていて、住民有志で講師役と授業サポートをしています。今年は感染症予防のためにZoomオンライン授業で大人と子供達は互いに非接触にしましたが、私はこの偶然でしかも不幸な色合いの機会を活用してオンラインが有利になる授業の内容ややり方を研究しようと考えまし

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自宅から小学校のZoom授業で先生役をやってみた感想

自宅から小学校のZoom授業で先生役をやってみた感想

今年8月に地元小学校から「Zoomのオンライン授業で、総合的な学習の授業の先生をしてください」と言われてから3か月後の今日、授業で先生役をやりました!

授業内容は自然についての話し。例年は学校内の空地で土の中や水たまりの中の動く生きものを観察したり、雑草の名前を調べたりする野外観察が主だったのですが、今年はそういう授業は全部ダメとなったので、Zoomを使い学校に入らないで、自宅から教室の画面に私

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Zoomで「総合的な学習」はじめます

Zoomで「総合的な学習」はじめます

かつて「オンラインてねぇ、学校ではなかなか難しいんですよぉ」と言っていた地元公立小学校が、夏から一転して「Zoomでやりましょ!」となり、一昨日に住民の私ども、と言っても2人と、学校の先生達6人ぐらいで第二回目の授業相談をZoomを使ってやりました。

前代未聞の、住民が自宅からZoomで教室のディスプレイに登場する授業をやりましょう!となりました学校の各教室には既に大型のディスプレイがあって、普

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「災い転じて福となる」を、どう適切に教えられるだろうか

「災い転じて福となる」を、どう適切に教えられるだろうか

人間はもとより、鳥や虫や植物のなかにも、世に「革命」が起きることを待っているヤツらがいる!

いま、私の地元小学校で行っている総合的な学習の授業では生態系や生物多様性を野外活動をもとに子ども達に体験して「あ、そうなのかも?」と感じてもらえる授業を行っています。

昨日もその授業の中で、子ども達にクイズを出しました。

おなじような地域にある「手つかずの自然(森など)」と「里山(ひとが山を切り開いて

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これまでやってきた、こども達の教育支援ボラ活は、間違いだらけだった

これまでやってきた、こども達の教育支援ボラ活は、間違いだらけだった

今まで足掛け4年間、地元小学校の総合学習授業で自然観察を子ども達に教える授業サポートをやってきました。どうやったらいいのか分からず、先生も分からず、試行錯誤で続けてきましたが、違和感がずっとありました。

なんか、今やっていることは子ども達は実はあまり興味が無くて、先生達も『住民がボラでやってくれると言うから、しかたなくそれを受け入れて授業している』と、そう思っているのではなかろうか?そういう違和

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子どもの「目」に突き動かされて、生きもの観察会

子どもの「目」に突き動かされて、生きもの観察会

先日、近くの小学校4年生を、授業として近くの小川に案内して生きもの観察会をしました。このような地域の生きものを観察する「探検隊」授業は、私の住んでいる市も後援していて、今回の授業は市にもお世話になりました。市にはいろいろ不満も多いけど、これはイイネ!

私は幼少時代に「昆虫少年」だったので、このような生きもの観察会をするのは楽しいです。それに、最近はあまり学校や家庭で川や原っぱに行って虫や魚を捕ま

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ボランティアが疎まれる理由「対価ゼロ」でなぜサービスを提供する

ボラ活動が円満だった夫婦の暮らしを破滅させる可能性があるというのはすでに記事にしました。パートナーが空いた時間は家庭のことに使って欲しいという期待が強い場合にこういうリスクが起きやすいということで、我が家にもそのリスクが起き始めていることが分かったので、ボラ仕事はボリュームダウンしているところです。

もう一個、別の理由でボラ活動を広げて欲しくないという家族の意見があり、なるほどな!と思ったので書

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小川のいきもの観察 総合学習 in KYOTO

小川のいきもの観察 総合学習 in KYOTO

すぐ脇を小川が流れているという、自然観察するには羨ましい場所にある京都市立の小学校で、身近な場所にどんな生きものが暮らしているのか?調べる授業の手伝いをしました。3年生の総合的な学習の時間の授業です。やった授業の流れを書き残しました。

授業は4時間授業、午前中いっぱいずっと川の生きもの探しと、名前や特徴調べを行い、何がいっぱい捕れたかによって、小川の環境(きれいな環境かそうでないか)を知るという

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総合学習授業支援ボランティアから眺めた先生像

このnoteで「小学校の先生は皆こうです!」などと書く気はまったくありません。だから今まで書かずにいましたが、先生という職業を経験したことが無い会社員経験者が、もし小学校の授業支援ボランティアをしよう!と立ち上がる際に、思い違いやミスリードを私がやった?ように経験してしまうかもしれないので、ここらでいっぺん書いてみようと思います。

小学校の先生だって、それぞれの先生方は十人十色の個性があり、学校

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