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大滝のぐれ@9/23J庭
2023年9月22日 08:02
これからディズニーランドに行きます、雨だけどかわいい格好も考えました着ていきます、なんか帰宅して謎に1、2時間寝たせいで変な動画をつけたまま寝落ちしてしまい、はっと気がついたときにはどこかでみた萌えキャラが映っていて次の瞬間にはまた寝てた、でも朝方寝れなくなって何度か起きたので眠い、シャワーを浴びる、その中で、ふとこんなことをしていいのかと考える、有休をとった会社のこと、もう今月でまた人が辞めてと
2021年8月13日 01:11
昔の話、と前置きしておけばわたしがふたつに割れて すべて忘れて無事に歩き出せる昔の話、と前置きしておけばいまかっさばいた内蔵を机の外に放り投げても怒られない差し替えて今日、明日、五年前くらい、十年前くらい、これからのすべて、続いている未来のことむかしむかしめでたしめでたしそれで始まったり終わったりしないお話修正させてクッキーを食べて、歯にフッ素を塗って、アリをむし
2020年6月28日 03:34
部屋に自殺したわたしがいるんです頭から血を流し うつぶせに倒れている部屋に自殺したわたしがいるんです真っ青な 小さな救いを星の数ほど飲み下しまだ臓物は暖かくて 白目をむいている部屋に自殺したわたしがいるんです言語でない集積の塔を築き上げフィーリングで 死後に経典となりうる駄文を書き熟れすぎた果物と なんか似た感じになっている部屋に自殺したわたしがいるんですバ
2020年3月21日 01:47
ボンドは固まれば透明になるよねあんなに白かったのにおかしいよね全てが、保存されたのかな あなたがクリームソーダ、緑色の、を飲み下して、それにはバニラではなくてマンゴーアイスが載っていて、黄色の、甘く味付けした芋虫みたいな風味(昔はそう表現していた、と告げるとあなたは笑顔のまま、すっと、距離を置いた)で、染められた呼気を、ふっと、ことばと共に、翡翠を溶かした色のシロップと共に、口腔の
2020年3月24日 05:15
じりじりするでっかい浜辺で半袖を着て海に出ようよ、むかつくからみんな同じようなこと喋ってんな足の裏を砂と海水が抜けていくこんなに美しい景色あったんだねどこまでもつづく、チアノーゼ色した水行きすぎる船(あれは豚箱か?)手を振った振り返された「そんなことしてると汚くされるわよ」嘔吐音で、かき消して、手を振り続けたその手にはしっかりと束ねられたお野
2020年1月31日 10:11
脱ぎ散らかしたパンプス私へ宛てたノートの切れ端いつか蹴り合ったサッカーボールありとあらゆる魔法が使える魔法使い剣技に精通した勇敢な騎士を、模した紙製の人形そこからその、隙間から平等に立ちのぼる香りがいとおしい臭気がなにかの、あいまいな、ぐずぐずのかたちをとっていくそれを四角く冷たい錆びた箱の中へ入れてしまう「歌手、あミュージシャンって言うんですかねこの場合。いや
2019年12月3日 04:31
いつかこの羽たちが現世から離れていくかわいいこいつらが生きるよすがになってくれればいいと思う誰もあなたも腕をかかげて頭をいじらないのなら(きたない、)私はなぜ頭を触らないで生きれるの疑問に思ってつぶやく問いかけるされどつどつど幸せは落ちて机の隅と書きかけの『自分』(を、写し取った、かりそめの、嘘だらけの、)おのれの血で封をした往復はがきへ吹き溜まっ
2019年11月2日 02:03
そんなに近づかなくても聞こえるから席を立たずに報告してくれない? 私あなたに近づいて欲しくないの。暑い、水しか飲みたくなかった早く終わってほしかった、体育館の床に転ばされた、剣道の稽古で、夏の合同錬成会、で、面の隙間(あの鉄の部分)に、なだれかかってきた人の、お尻が、本藍染の綿袴じゃなくて、てろてろの、あの、ポリエステルかなにかでできた、布がみっちりと広がって、うわわ、となったのですよ、多分隣
2019年1月7日 04:25
常に脳が別のところにしまわれていて僕は冷蔵庫をのぞくはめになる(接続を、接続を)冷えたゆげがたちのぼり昨日のスープが丁重に保管されている食べかけのプリン、赤魚の醤油干し僕の体を作った、維持したものたちそれを台所へ運び三角コーナーに流した夢のように(もう満腹、なんですよ)手を洗う、あかぎれが治らないハンドクリームを探す使いかけのメープルシロップが甘いにおいで主張悪夢を
2018年4月22日 05:03
こんな世の中夢でも見ないとやってけねえよ どっちがおかしいって話だよ、という悪夢を見たんだということだった、ビニールに厳重にくるまれて花束が入江に置かれているなにしてるのさ え、わたしか(ぼり)昔は普通にライオンと豚が仲良くしてる話を勧めていたのに? 友達に石を投げてはいけなかったのに? パンダの滑り台、順番は守ったのに? カナヘビの、のたくる尻尾を、女の子に投げてはいけなか
2018年2月5日 05:04
皮膚の薄皮を剥ぐように、きみは落ちてきた ぼくの裏側、毛細血管とか読み切れなかった漫画雑誌、美味しくなかった縁日のイカ焼きが貼り付けられたそこに病巣がつくられている、いつまでも夕焼けを見ている、屍が吐く息は細切れになってクラウドに 落ちてくる 胸焼けする外国のお菓子 孕ませ ぼくは行列に体を残していくから 気がついたら、ベタという、燃え盛る冷たい炎のヒ
2018年1月16日 00:49
なにかあると自分にご褒美的なものを投与しないとやっていけない性分で、私はずっと(いつごろからかは忘れたけど)薬品を数種合わせて使っている。 時間の牢獄 トリッパーの胡椒焼き すぐに落ち込む内臓 凹んでもすぐに戻るスポンジみたいな心 どこにでもあるものばかり、私は拾ったけど。 そうして来たつもりだけど。今こうして胸をかきむしるのはどうかんがえても別の感情だ。思えばサバン
2017年12月27日 05:25
唇が切れたので、そこから溢れた血を暗闇で塗った、スマホに、そうすると赤黒いあとができるでしょ、きれいだと思う 精神状態おかしいよ、とよく言われる、誰がそんなこと言ってるの? 知らない、思考したくもない、おれはコタツのことしか今は考えたくないんだ、つぶ貝を煮ている、ほんとうは知っているんでしょ、誰もそんなことは (あ) 嫌なことがあるとすぐにシューゲイザーで耳を塞ぐ、ファーストキ
2017年12月22日 03:52
ずっと追いかけていたサボテン、ぼくのすきなサボテン、あの柔らかくて、きっと刺し殺す気なんて一切なさげなあのとげ、クレヨンで塗ったような緑、底の砂利、気まぐれに咲かせる花。乾燥した大地に生えるから虫なんて寄りついてもすぐ干からびてちりになって、みじめになってぼろ雑巾みたいにほら、さっさと死ぬだろうってずっと思っていたんだよね、 外からじゃ大事なものなんて見えない、南口、マクドナルドパチンコ屋、