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セカンド・ブレインと読書術

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デジタル情報社会を生き抜くためには、ナレッジワーカーとしてパーソナル・ナレッジ・マネジメント(PKM)のスキルが不可欠となっています。情報をキャプチャし、ナレッジへと進化させて管… もっと読む
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#これからの仕事術

NotionとEvernoteの違い: 毎日の仕事と情報を一括管理とアウトプットから比較する

NotionとEvernoteの違い: 毎日の仕事と情報を一括管理とアウトプットから比較する

はじめに今日のお話は、NotionとEvernoteの違い: 毎日の仕事と情報を一括管理し、アウトプットするというものです。

今、海外や日本の知的ワーカーの間で人気の仕事管理アプリとして、NotionとEvernoteがあります。

この2つの仕事管理ツールを、今回は詳しく分析してみたいと思います。

日本や海外で最も人気の知識管理アプリ: NotionとEvernoteEvernoteというの

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Evernote vs Notion: Notionは史上最強の知識と仕事管理のアプリとなり得るか

Evernote vs Notion: Notionは史上最強の知識と仕事管理のアプリとなり得るか

Evernote vs Notion: この記事では、知識管理ツールとして定番のEvernoteとここ数年で急速に人気が出ているNotionを、Ultimate Brainを使って徹底比較します。

はじめにここ数週間で、Ultimate BrainというNotionのテンプレートを使い始めました。

これは、ここ1ヵ月位で海外のナレッジワーカーの間で大きな話題となっているNotionの「究極の知

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デジタル化のリスク: このあと、あなたを待ち受ける落とし穴とは?

デジタル化のリスク: このあと、あなたを待ち受ける落とし穴とは?

この記事は、急速に進むデジタル化には意外なリスクが潜んでいます。あなたのお仕事にどのように関係しているのか、デジタル化と知識の落とし穴について、私が【デジタル読書のすすめ】の執筆中に起こった事件について語ります。

コロナ収束後は、浦島太郎状態になる?コロナ禍は収束へと向かいつつあります。菅総理は「明かりは日々輝きを増している」と就任一年の会見で語りました。

猛然とした嵐が去ったあと、私たちは日

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デジタル時代のセカンドブレイン仕事術(その2) - クリエイティビティとは何か?

デジタル時代のセカンドブレイン仕事術(その2) - クリエイティビティとは何か?

前回の記事では、AIやデジタル化時代を生き残るには、独自の視点と解釈を持つクリエイティビティが必要だという議論をしました。

しかし、クリエイティビティとは何か、どうしたらそれを開発できるのか。

その条件を明らかにする必要があります。

次の5つから検討していきます。

1. 特異な関係性をみつける「創造性とはオリジナルな視点から生まれる」とよく言われます。

本当にそうでしょうか?

もしそう

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寄稿と講師の依頼について

寄稿と講師の依頼について

noteと本の棚の投稿に関連した記事の寄稿と講師依頼を受け付けています。

セカンドブレイン(第2の脳)やこのアプローチを使った読書術などに関するもので、寄稿や講師をさせていただくサイト様との相乗効果があれば、お受けする対象となります。

現在、積極的にお受けしていますが、受諾の可否とスケジュールはあらかじめ相談させていただきます。

依頼に当たっての詳細は、できるだけ具体的にお願いします。

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大山賢太郎のプロファイル

大山賢太郎のプロファイル

ようこそ、大山賢太郎のnoteにお越しいただきました。大山賢太郎のなりたちなどお話しいたします。

緊急事態宣言、その前夜の出来事・・・世界中でパンデミック化したコロナ感染で日本も緊急事態宣言となった今年の4月、世界中の1,000人近いナレッジワーカーがZOOM会議で一堂に会する大会が開催されました。

サンフランシスコを中心に世界中のナレッジワーカーが7週間にもわたって、個人の創造性を飛躍的に開

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「知的生産の技術」 2/ その日を期待している

「知的生産の技術」 2/ その日を期待している

梅棹忠夫氏が、未来のナレッジワーカーたちに託した言葉・・・。

知的生産の技術の開発も、その体系化も、これからの話である。

今後、たくさんの人たちの手によって、知的生産のさまざまな技術が開発され、その体系化もすすめられるようになるだろう。

その日を期待している。 Location 68:

「知的生産の技術」 梅棹忠夫詳しくは、https://hon.life/2BZirC1

関連リンク:

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「知的生産の技術」梅棹忠夫氏の生誕100年。先生が目指していた、その日は来たのか。

「知的生産の技術」梅棹忠夫氏の生誕100年。先生が目指していた、その日は来たのか。

「知的生産の技術」梅棹忠夫氏 生誕100年、100刷、出版50年、没後10年迎えた。先生が目指していた、その日は来たのか?

梅棹先生が目指していた、知的生産の技術の様々な技術や体系化。

「その日を期待している」

と、まえおきに記していました。

今、全く新しい時代が訪れようとしている中、その日は本当に来たのか・・・。

氏のお言葉をたどり、「知的生産の技術」からシリーズで先生のお考えを引用し

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デジタル時代のセカンドブレイン仕事術(その1) - 生き残る仕事とクリエイティビティ

デジタル時代のセカンドブレイン仕事術(その1) - 生き残る仕事とクリエイティビティ

デジタル時代のセカンドブレイン仕事術: 急速に変わる仕事の環境で生き残り活躍するためには、なぜクリエイティビティが必要なのか。そしてどうしたら開発することができるのか、その方法について、3回のシリーズでお届けします。

今、私たちの働き方は急激に変化しています。何も政府がデジタルトランスフォーメーションだとか、新聞記事に言われるまでもありません。身の回りに起こりつつある変わりように必死で追いつこう

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仕事に活かす読書術: 読書は一冊のエバーノートにまとめなさい。

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仕事に活かす読書術 今、デジタル・トランスフォーメーションが急速に進んでいます。読書ノートも例外ではありません。プロジェクト管理と同時に使える読書術とは?その方法を解説します。

クリエーターは読書が大好き多くのクリエーターが集まるnoteには、とても多くの読書家がいます。

この記事を読んでいるあなたも、きっと本の虫と自認しているかもしれません。

これは、読書、読書感想文、読書日記、読書メモ、

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「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論

「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論

「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論: 50年以上前の著作「知的生産の技術」は、知的生産性に大きな進展をもたらした。デジタル情報時代のナレッジワーカーが破壊的な変革を求められる今、最新の手法である「セカンドブレイン」と比較する。

前回の記事「Evernote読書術: 超速でデジタル読書ノートを作り力強くアウトプットする方法」では、梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」の著作にもふれながら、デジタル

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情報を収集してナレッジとして管理する(セカンドブレイン)

情報を収集してナレッジとして管理する(セカンドブレイン)

前回の「セカンドブレインとは?」では、読書と知識管理にブレークスルーを起こす最初の全体像をお話ししました。

今回はその2回目として、セカンドブレインの3つのプロセスの内の最初の「情報を収集して保存する」に入っていきます。

1.情報を収集して保存する(キャプチャ)セカンド・ブレインには、テキスト、音声、動画、会議録音、その他あらゆる情報源の情報をキャプチャ(収集)します。

これには代表的なもの

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コロナ収束後の読書術 ー 変わるべき時に変わるべき読書術とは?

コロナ収束後の読書術 ー 変わるべき時に変わるべき読書術とは?

要約: コロナ収束後の読書術 コロナ収束後に求められる読書術 コロナ収束後に世界は大きく変わろうとしています。AIやデジタル化はさらに加速し、私たちの働き方や仕事の仕方は大変革を求められています。そんな中、本の世界では、セカンド・ブレイン(Second Brain)より、読書術にブレークスルーが起ころうとしています。

4月7日の7都道府県で始まった緊急事態宣言は、その後全国に広まりましたが、すで

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