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528.天命を俟ってから、人事を尽くす、学人(まなびと)さんへのおすすめ~

coucouさんのお仕事論㊹

1.魔法の言葉「とても楽しい闘病生活」


 coucouさんの友人はマラソンが好きだ、というよりも観戦が大好き~
若いころは自らが陸上部に所属し長距離ランナーだったという。

でもね、マラソンは過酷な競技のひとつだよね。
記録を争うことはもちろん、勝ち負けを競い、ただ走り続けるんだもの。

もし、これが仕事だとしたら随分と辛い仕事だと思うなあ~
彼は遠くてもマラソン大会があるといえば弁当持参で早朝からどこまでも出向いていくんだ。
テレビ放送があれば必ずチャンネルを合わせる。
これは、もうマニアかフアンだよね。

coucouさんは彼のことが不思議である時、こんな質問をしてみたんだ。

「何が面白いの?有名な人や知人でも出ていたりしているなら応援しがいがあると思うんだけど…」

ある時、地元のマラソン大会を観戦している彼の姿を見たことがある。
それはロープからはみ出しそうな姿勢で、新聞紙を丸めて一人、一人の選手に語りかけながら応援している姿だった。

「え。何が楽しいかって?一生懸命にひたむきに走る姿を見たら感動しないわけがない。俺は誰が誰だかわからないが、選手たちの姿を見ているだけで幸せな気分になれるんだ。走るって苦しいことだ。マラソンは走ることだけではなく、走れなくなった者が懸命に走る人を見て応援したくなり、応援すればするほど自分も幸せな気分になる。自分も一緒に走っている気持ちになるからだよ…」
 
そう、彼は応援しながら彼自身が走り続けていたんだ…。

走ることは誰でも苦しいもの、ましてや走り続けるのは辛い。
何か人生に似ている気がする。

おそらく走る者たちも今はとても苦しいけれど、やがて楽しい想い出となるんだろうね。

そんな彼から、coucouさんは人生の楽しみ方を学んだ気がした~


調布市立第1小学校のフェンス絵より©NPО japan copyright association Hiroaki


 
その後、彼は癌で入院をした…。

何とか一命を取り留めのだけど、以前のようにマラソンの現地での観戦ができなくなった…。

最近はテレビ観戦のみだという…。

 
 
ある日、coucouさんは彼の自宅に出向き話しをすることにしたんだ。

「どうだった病院生活は、抗がん剤や放射線治療は?」

すると彼は、
「とても楽しい闘病生活だったよ!」というんだ~

なんと凄い言葉だ~

そこでまた質問してみた。
「どうして楽しい闘病生活だったといえるの?大変だったはず?」
 
「実は今度こそダメだと思ったが、シドニーオリンピックの高橋尚子さんの言葉を想い出した。彼女は走り終わったあと何を話したと思う…
《とても楽しい42キロでした》という名セリフに感動したよ。
もう彼女のマラソン人生は終わりに近い、最後の走行だ。

とても苦しかっただろう…。
記録も勝ち負けも関係ない。
これから新しい人生マラソンが始まる。

それとね、医者も看護師もみんなが俺を応援してくれた。
いつも応援する側だったが、多くの人に応援してもらった。
こんなにも幸せな気分はない。
俺も新しい人生マラソンが始まる。
だから高橋尚子さんの言葉をいただいて、
《とても楽しい闘病生活だった》と言うことにした。

 
これって「魔法の言葉」だよね~

coucouさんもそれ以来マネして「楽しい闘病生活」だったというようにしている…。


調布市立第1小学校のフェンス絵より©NPО japan copyright association Hiroaki


 

2.魔法の言葉「もっと、もっと外に出ろ!!」


 相変わらず、100年に1度の大不況という言葉に振り回されている人達が多い。このままその言葉に振り回され続ければやがてみな滅びてしまうかもしれない気がする…。

「商品が売れない・・」
「どのように販売したらいいのか?」
「どう売ったらいいのか?」
「こんなに良いアイデアだと思うがどうしたら良いのかわからない・・」
「世の中に必要なものだと思うが・・」
「身体に絶対良いものなのだが・・」
「こんなに売れそうな物が、アイデアがあるのだが・・」
 
このような人は五万といるよね…。
でもね、不思議な現象だけど、みんなある共通点があるんだよ。

それは「売るための勉強」や、
「売るための努力」
「売るための行動」をまったくしていないんだ…。

ある人は「私の考えていたアイデアが商品化されていた…。あの時にやっておけば良かった…」とか「先を越された…」と悔しがっていたりする。
よく耳にする言葉だよね~

でも、現実には何の行動もしていない…。

ここに儲かっている人と儲からない人との大差が開いている気がする。




実はね、coucouさんにも、たくさんの顧問さんがいるんだ。

coucouさんの顧問じゃあないよ~

coucouさんを顧問してくれている人がいるんだよ~


何度かcoucouさんのnoteにもに登場している人物さ。
彼がある日こんな「魔法の言葉」をある事業主に投げかけたんだ。
 
商品が売れない…
売り上げが伸びない…
仕事が上手くいかない…
思うように事が進まない…

毎日がつまらない…
やることがない…
いつも暇…
人付き合いなんて嫌い…
誰とも会いたくない…

彼に言わせれば、仕事も生活もおんなじだという。

そんな店や会社は、人間関係だって簡単なことさ~
外に出ればいいんだよ~
もっと、もっと外に出ることだ~
もっと、もっと人と会えばいいのさ~
そしたらすべてが解決するんだから~


 
つまり、お客を待っている商売は駄目。
家にいて、つまらないとか、やることがないとか、人と会うのは嫌だとか、
何か、おかしくない~

外へ出るって、自らが率先して外に出る、という意味なんだ…。

なんでみんな待っているの?
何を俟ち続けているの?
神さまが何かをかなえてくれるというの?

何か、おかしくない~


商店街などは最たるもので、ただのお客を待っている「待ちビジネス」、そんな簡単にお客さまは蜘蛛の巣に捕まるわけがない…。

そう、待っているだけなんて、こんな楽な商売はない、反面、売れるわけがないよね。

外に出る、人と接する、営業するということは厳しいこと。
だけど、厳しさの反面、学ぶことが多い。
人と会う、面倒くさい、でも楽しいことも多い。


 
それが出来ないなら、商品を売りたいとか、儲けたいなんて100年早い。
つまらないなんて、つまらない言葉を吐かないでほしい~

即刻ビジネスを辞めるべきだ~という。


調布市立第1小学校のフェンス絵より©NPО japan copyright association Hiroaki


 
確かに一理も二理もある言葉だよね。

商店街さんや自営業さんたちが「待ちビジネス」を辞め、外の世界に目を向け出したらおそらく運命が変わるよね。

そうすれば、100年に一度の大不況などすっ飛んでしまうかもしれないもんね。「待ちビジネス」って、消極的なビジネスでネットの世界もおんなじ。ホームページやネットに掲載すれば売れるというのは大企業の専売特許。

世の中甘くない。
チャンスってね、
甘くない部分には、チャンスが沢山あるはずもの。


さらに彼は力説する。
 

ただ外に出たって駄目だよ~売れないものをどんなに努力したって売れない。健康食品のような押しつけの商品は駄目~
相手の望むもの、必要とするものと、後は人間力だ。


人間力とは人に信頼を与え、その信頼に答えられる自分。
相手に満足感を与え、感謝されるくらいでなければね。
それが俺のいう人間力だ。
ただヘラヘラと相手の話を聞いている人は失格だよね~
 
外の世界は厳しいものだ。

そこで人間が磨かれ、学び、成長していく。
みんな現実から逃げている、これでは仕事にならないだろう!



 
これを聞いた、その事業主はすぐに外に出るようになった…。


 
この会社は、きっとこの「魔法の言葉」を借りてどこまで成長するかなあ?
わかることはすぐに行動したこと、
自らの欠陥を認めたこと、
おそらく今の数十倍良くなる気がする。

この「魔法の言葉(戦略)」をcoucouさんは学んだ。

この人はね、coucouさんの顧問の電気工事屋さん~

次回にも続く~


©NPО japan copyright association 

3.学人(まなびと)さんのすすめ~

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

coucouさんはね、日々学び続けている~
coucouさんはこのことを「学人(まなびと)」と名付けて見た~

みんなもこの、coucouさん「学人(まなびと)」になって見ない~
とっても簡単なんだよ~

そのためのレッスンをお伝えするね~

©NPО japan copyright association Hiroaki

coucouさんのscholar Lesson



第1.Lesson 魔法の言葉を信じる
1.Lesson Believe in the magic words

第2.Lesson 目の前に起こるすべての事柄には理由がある
2.Lesson Everything that happens in front of you has a reason

第3.Lesson 人の言葉に耳を傾ける
3. Lesson Listen to what people say

第4.Lesson どんな事柄にも意味がある
4. Lesson Every matter has a meaning

第5.Lesson 人を大切にすると、人は動く
5. Lesson If you value people, people will move

第6.Lesson 人に優しくなる、優しい言葉で接する
6. Lesson Be kind to people, treat them with kind words

第7.Lesson どんなことでも、学びとして捉える
Lesson 7. Anything can be taken as learning

第8.Lesson 天命を俟って動く

8.Lesson Move to follow the destiny


物事が上手く進まない時、思うようにならない時、失敗が続く時、問題が発
生した時、批判や悪口を言われた時、トラブルが発生した時、心が乱れた時、注意された時、「すべて目の前に起こる出来事には理由がある」という意識に集中できているからかもしれないね。

そう、声が聞えるんだよ…。

人事を尽くして天命を俟つんじゃなくて、
天命を俟って人事を尽くせばいいのだからね。

天命ってね、お任せすることなんだよ~

そしてね、天命って待っていても来ないんだからね~
日々の生活や仕事の中に天命は現れるものだからさ~

日々連絡のある電話一本にも意味と理由がある、
そう受け取るようにするんだ。

そう、このnoteにも、みんなのnoteにも意味と理由があるんだ。
その理由は自分ではわからないかもしれないけれど啓示のひとつなんだからね。


だから、coucouさんはね、ひとつひとつの言葉を注意して聞くようにしているんだ。

すると、そこには何かしらの意味と理由を感じるんだもの。
 
そして、人を大切にすると多くの人が動くんだね、大切にできないと誰も動かない。

だから、この言葉は「魔法の言葉」なんだ~

人を大切にする、という意味は、その人たちを励ましてあげること、褒めてあげる、ねぎらってあげること。

それが極意のような気がするんだ。

ただし上面だけじゃあだめだよ~
心からというのが条件。
上面だけじゃあ人の心は動かないもの~

これはね、coucouさんだけじゃあないんだよ~
すべての人達も同じだからね~

さあ、これで、みんなも学人(まなびと)さんになったんだよ~

みんな~

合格~


coucouさんのホームページだよ~みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







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