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339.わたしってね、子どもの頃から罪悪感、罪意識だらけだったんだ!

1.罪悪感ってね、悪いものじゃあない

coucouさんはね、
子どもの頃から深い深い罪悪感、罪意識のかたまりだったんだよ!
いつもその罪意識に悩まされ続け、苦しみ続けてきた。

だけど、どうしてこんなに罪意識のかたまりとなったのか、わかるまでに、なんと数十年の時が過ぎてしまった。

だけどね、最近になって、この罪悪感や罪意識が悪いことじゃあないのではないか、と思うようになったんだ。

まわりを良く見渡すと、coucouさんだけがこの罪意識に侵されていたんだと、随分長い間、信じていたのだけれど、coucouさんのまわりにはたくさんの罪悪感を持つ人たちがいることに気が付いた。

ある女性が、coucouさんに、
「coucouさんって、自分を責めるのが好きよね!きっと、罪悪感を持たないといられないのね。そう、罪悪を持つことが好きなのよ!」

coucouさんは驚いた…。

確かに、これではどんな女性でも、coucouさんを捨ててしまうよね…。

みんなは、この罪悪感、罪意識って好きですか?

そうだよね、みんな嫌いだと思うよ。
スキなんて人はいないはずさ。

でもね、この不快で嫌らしい感情って、どうして起こるのだろうね。

coucouさんはこの罪悪感のかたまりだから、丁度良い実験(体験)材料になるかもしれないなあ。

ある心理学の本に、「罪悪感とは〈共感性〉から起こる心理」だというんだ。

なんだ~これ~

ならば、〈共感性〉が強ければ、
強いほど罪悪感も強くなる、ってことなの?

例えば、サイコパスなどはこの〈共感性〉というものがなければ罪意識は起こらないということになる。

う~ん。

たしかに~

他人を傷つけたり、陥れたり、苦しめる人たちもその部類かもね。

その人たちの気持ちを〈共感〉できればそんなことはできない。
ストーカーもそうだね、まったく〈共感性〉のないことがわかる。

そういえば、こんな言葉もあるね。
「悪人は、自分が悪いことをしたという自覚があるから反省するが、善人は常に自分は正しいと信じているため、反省する必要がなくなる」という。
ということは、「悪人だから、罪意識、罪悪感がある」ってことだよね。

ならば、やっぱり悪い言葉じゃあないの?

でもね、coucouさんはさらに深く考え続けた。

確かに悪いことをすれば、自動的に罪悪感や罪意識は生れるけれど、何も悪いことをしていないのに罪悪感や罪意識が生まれる。
考えてみれば、coucouさんは犯罪や人を傷つけたり、陥れたりしてはいない。

でも罪意識や罪悪感が残る?

何だろう、これって?

例えば、目の前に困っている人がいる。
人は、それを無視する、無視できる、だからと言って何の罪意識も起こらない人もいる。(道端で倒れている人がいてもあまり気にならない)

でも、困っている人が目の前にいれば、何かをしたくなる。
だって、自分だったらと考えれば手を差し伸べる必要がある、と思えるのが〈共感性〉なんだよね。

手を差し伸べることができないと罪悪感、罪意識となる人もいる。

つまり、人の思いとか、人の痛みを感じる能力のことを〈共感する〉〈共感性〉があるんだと言えることなんだよ。

そうなんだ~

数十年も過ぎた今、「罪悪感」「罪意識」は悪いことではなかった、とおバカなcoucouさんは気が付いたのさ。

そう、〈共感性〉というのは人間の「良心」でもあって、人として大切なもので、この罪悪感、罪意識はもともと必要なもので人間の心のバランスを保つものだったんだ。

coucouさんは、最近特に、自分の心の中にある「罪意識」と「罪悪感」にお詫びして、心から感謝するようにした。

©NPО japan copyright association Hiroaki



2.罪悪感って、素晴らしい

みんな、この内容を見て笑っているかも知れないけれど、coucouさんは真剣に悩んだんだ。自分でもおかしいと思っているよ!

またまた、ある心理学の本を見たらね、
「罪悪感を感じる人ほど、誠実性と協調性が高い」というんだ。

ウィキペディア(Wikipedia)によると、この「誠実性」のことを次のように記載されていた。

※誠実性: Conscientiousness)とは、注意深く、勤勉であるという性格特徴英語版)のことである。誠実性の高い性格とは、一つの仕事をきちんとこなそうとする気持ちや、他人に対する義務を真剣に考えていることを意味している。誠実性の高い人は、効率的英語版)で組織化されており、気楽で無秩序な人とは対照的である。自制心を持ち、忠実に行動し、ものごとの達成を目指す英語版)傾向があり、突発的な行動ではなく、計画的な行動をとり、一般的に頼りになる人が多い。これは、きちんと英語版)している、系統的であるといった特徴的な行動に表れており、慎重さ、徹底性、熟慮(行動する前に注意深く考える傾向)などの要素も含まれている[1]

誠実性は、五因子モデルHEXACOモデル英語版)にあるいくつかの特性の一つであり、伝統的に「性格が良い」と言われてきた側面である。誠実性の高い人物は、一般的に勤勉で、信頼できる人である。極端に誠実性が高い人物は、「仕事中毒」や「完璧主義者」、「強迫的英語版)」な行動をとることもある[2]。一方で、誠実性が低い人は、のんびりしていて、目標を持たず、成功を目指さない傾向があり、反社会的行動犯罪行為を行う可能性が高いと言われている[3]
また、2002年の日本の研究によると罪悪感の機能としては以下が挙げられています。
         出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

うわ~

むずかしい言葉~

だから、要約してみた。

頭の悪いcoucouさんだけれど、なんか褒められているような気がする。

1.注意深く、勤勉である
2.一つの仕事をきちんとこなそうとする気持ちや、他人に対する義務を真剣に考えていることを意味している。
3.気楽で無秩序な人とは対照的である。
4.自制心を持ち、忠実に行動し、ものごとの達成を目指す
5.一般的に頼りになる人が多い。
6.慎重さ、徹底性、熟慮(行動する前に注意深く考える傾向)
7.誠実性の高い人物は、一般的に勤勉で、信頼できる人である。
8.誠実性が低い人は、のんびりしていて、目標を持たず、成功を目指さない傾向があり、反社会的行動や犯罪行為を行う可能性が高いと言われている。


なんだい~

これは~

coucouさんは何十年も、この歳になるまで自分が悪い、だから罪悪感だらけ、罪意識ばかりだと思い込み続けていた。

なんだ~

罪悪感は悪者ではない。

罪悪感って、こんなに素晴らしいものなんだね~

罪悪感って、誠実性から起こるんだ~

(ひとりで喜びに浸るcoucouさん…)

うん、わかった~
罪悪感や罪意識は悪者ではないね。

ただね、これがcoucouさんに全部あてはまらないけれどね…。
(こんなに立派ではないもの…)

©NPО japan copyright association Hiroaki

次回、11か月(330日目)記念&6月号として割り込んでしまいました。340.341.342.343は「~誰も知らない~イタリアントマト物語」4部作予定のためこの続編は、344.は「(仮称)罪悪感の悪い部分」に続くね!

(ごめんなさい…)

©NPО japan copyright association 

coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう!

明日の330日目、11か月目記念「~誰も知らない~イタリアントマト物語」の4回連載となる。どうしてもまとまらず、それでも4作に要約してみた。実際は180頁近い。そう、note記事では書ききれない。

©NPО japan copyright association Hiroaki

とても、とても辛く苦しかった素晴らしい時代。
今のcoucouさんのビジネスの原点になっているかもしれない。
何といっても24歳。
怖いものは何もないと信じていたけれど、世の中の怖さを始めて味わった。

反面「イタトマ」ブームとなり、テレビやラジオ、雑誌などの取材に追われ、coucouさんもそうだが、みんな有頂天となり、うぬぼれ、過信、我儘が横行し自分の存在位置がわからなくなった。

それだけ急激な成長を遂げた。

でも、ネット上でも創業者の名前すら創業時代のことを記載されているものは何も残っていない。

不思議だ…。

なぜか、この世から抹殺されていた。

でも、coucouさんの身体にはいまだに染みついている。

おそらくこのcoucouさんがこのネット上といずれ出版をする紙媒体で初めての公表となるかもしれない。(何とかcoucouさんは記録に残そうと思う)

イタリアントマトは力もない、信用もない、さらにお金もない若者集団だった。coucouさんもそうだが社長も20歳後半。無名で力のない若者たちがのし上がる、社会の出る釘になる。愛と幸せの会社を創るんだと燃え上がった。


余談だけど、coucouさんの結婚式が、第1号店イタリアントマトの開店のためのレセプション日となった。

開店準備に追われ寝不足のまま当日を迎えた。

式はすべてcoucouさんの父と弟が手配をし、主賓はcoucouさん側はトマトの社長夫婦。新婦側は当時、道路事業公団の総裁という変わった構成で、式に駆け付け、式が終わったらそのまま着替えて、トマトの店で二次会となった。

次の日から2号店、3号店、4号店と開店ラッシュが続く。
結婚後、翌日から家には戻れないという異常な日々。

久しぶりに家に戻ったら誰もいない…。
奥さんは実家に帰ってしまった…。

今でも思う、何と酷い夫なのだろうと思っている。


それでも、なかなか戻れない。
活動地域は青山、六本木、飯倉、渋谷、原宿、池袋。
往復する時間が足りないので、赤坂のプリンスホテルに泊まり込み。ホテルから現場に向かう。

なんと巨大な恐れ多い、恐ろしい世界だった。

でも、coucouさんは家族もそうだけれど働きさんたちの給料、維持費、すべての支払いがある。
さらに働きさんたちも結婚し、子どもが生まれてくると1人の責任はその3倍の責任となる。

そう、もっと、稼がねばならない…。

coucouさんは酷い話だけど、結婚すら忘れ仕事に没頭し続けていた。

そう、素晴らしき、哉、とても酷い、時代だった…。

今日も、最後まで読んでくれて
みんな~
ありがとう~




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