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疎遠になったコミュニティ
みなさんには「疎遠になってしまったコミュニティ」はありますか?私は、いくつもあります。そのことに向き合うのはあまり心地のよいことではないこともあるけど、1つのコミュニティについて思い出したことがありました。長く下書きに残っていた文章ですが、公開します。
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ここ数年、Facebookをおろそかにしていた。何となく、居場所ではなくなったような気がして敬遠していた。
しかし、最近イラストレーターの
『イラストレーションファイル2021』にnoteの「みんフォト」の絵を掲載した話
仕事として絵を提供できる人間になりたい、という自分の思いに向き合って、かれこれ5年近く経ちました。それからほんの少しずつ、お仕事がいただけるようになり、先月、初めて玄光社さん発行の年鑑『イラストレーションファイル2021』に掲載いただけました。
この年鑑の存在感は、たとえるなら「日本人歌手にとっての紅白歌合戦」といったところでしょうか。この1年で活躍された大御所イラストレーターさんが載る、由緒あ
2021年も始まって1ヶ月経つけど、2020年の自分史を絵でふり返ってみた
本当は2021年の年始に公開しようと思っていたのだけれど、ばたばたしてるうちに、うっかりほったらかしていました。やや季節はずれになりつつありますが、去年のふりかえりと今年の抱負を公開しておきます。
(公開日:2021年1月23日)
絵と仕事を両輪で続ける30代も後半戦。
2020年は、いいこともあったし、かなしいこともあった。2021年は正月早々に落ち込むようなこともちょこっとあった。
かなし
「うしろめたさの人類学」 (読書感想文)
ずっと「見なかったことにしていた記憶」が溢れ出てきて辛い。
読後の感想はこの一言に尽きる。
中学2年生になったころだと思う。父親が「発展途上国」と呼ばれるところへ単身赴任した。インドネシアのジャカルタだ。赴任してわりとすぐの夏休みに、父の赴任先へ母と妹と3人で遊びに行った。父のおかかえ運転手付きの車に乗り込み、大規模な渋滞にはまりこんだ時、私は衝撃を受けた。「ストリートチルドレン」の存在だ。花飾