『イラストレーションファイル2021』にnoteの「みんフォト」の絵を掲載した話
仕事として絵を提供できる人間になりたい、という自分の思いに向き合って、かれこれ5年近く経ちました。それからほんの少しずつ、お仕事がいただけるようになり、先月、初めて玄光社さん発行の年鑑『イラストレーションファイル2021』に掲載いただけました。
この年鑑の存在感は、たとえるなら「日本人歌手にとっての紅白歌合戦」といったところでしょうか。この1年で活躍された大御所イラストレーターさんが載る、由緒ある華やかな舞台。自薦で載ることはできず、あくまで編集部のかたからお声がけがあって載ることができる年鑑。つまり、ものすごく駆け出しの私がこの年鑑に掲載オファーをいただけるなんていうことは、かなり奇跡に近い幸運なのです。(先日お会いしたデザイナーさんにも「あなたのような駆け出しがあのファイルに掲載されるのは本当レアケースだと思う…」というようなことを言われました。その通りだと思います。)
掲載内容は基本、その年(2019.11ー2020.10)の実績を掲載するのですが…
今回、実は「noteの画面」も掲載していただきました。
こちらです。
ご覧のとおり、右上に、島田彩さんの「ユニクロの白T」のnoteの画面を掲載してもらっています。
歴史ある年鑑『イラストレーションファイル』ですが、noteの「みんなのフォトギャラリー(みんフォト)」を実績として掲載する人はおそらく初めてだったのではないかと思います。
正直なところ、まだ駆け出しで目立った実績が本当に少ない状態だったというのもあります。とはいえ「みんフォト」のこのイラストは、島田さんの文章のパワーによって、通常のお仕事と比べても経験できないほど多くの方の目に触れた1枚。だから、ちょっとイレギュラーかもしれませんが2020年の個人活動の証跡として、迷わず掲載したいと思いました。掲載にあたっては、島田彩さんはじめ、noteのかたにもご確認をお願いしました。快くチェックしてくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼をお伝えしたいです。
そして実は先週、ちょうど「みんフォト」で私の絵を利用いただいた回数が
300回という記念でした。最近は1日に2〜3件の記事に使っていただくようなペースです。
私の絵をサムネイルに使ってくださったかたの記事は、「使いました」の通知が来ると、たいてい見に行くようにしています。そんなわけで「みんなのフォトギャラリー」機能は、思わぬ文章に偶然出会えるマッチングシステムのように機能していて、実に楽しい仕組みになっています。これからも自分の絵がどんな文章にマッチしていくのか、とても楽しみです。
以上、noteの「みんフォト」報告でした。(最近みんフォトに新しい絵を追加できていないので、またのんびりと追加していこうと思います)
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