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不安でもやる

終末期医療の現場で人々が人生を終える時
口にする言葉で一番多いのが
「もっといろんなことをやっておけばよかった」
「もっと自分に正直に生きればよかった」
「せっかく生まれてきたのに自分の能力を生かせないまま
死んでいくのは耐えられない」
などの後悔だという話を聞いたことがある。
 
これらの後悔は、今は死と向き合っていないけど
安定した人生を選んでいる人たちの心の中にも
存在するのではないかと思った。
 
私たちは何かに挑戦したり
新しいことを始める時には
緊張したり
不安や恐怖や恥ずかしさを感じたりする。
だから
「自信がついてからやろう」、とか
「不安や恐怖がなくなったらやろう」
などと考えて
行動を先延ばしにしてしまうことが多い。

そして、結局は何も挑戦しない人生を生きている。
そして、人生を終える時に後悔する。
「ああ、あれをやっておけばよかった」
「なんで自分に正直に生きなかったんだ」
と。
 
でも、私たちが何かに挑戦するときや
新しいことを始めるときは常に不安だし常に怖い。
だから、自信がついてから始めることなんてできないんだ。
自信がつくのは、不安や恐怖心があっても
「それが当たり前なんだ」
と自分の感情をありのままに受け入れながら
挑戦した「後」なんだ。
 
失敗したっていい。
失敗したら、次から試行錯誤を重ねて
成功するまで続けていけばいい。
そうやって成功したときに
失敗の経験が必要だったことがわかる。
そして結局は、失敗っていうものはない
っていうことがわかるんだ。
 
私たちはいつも
この先の人生を選ぶことができる。
何も挑戦しないけど安定した人生か
不安定でも新しいことに挑戦し続ける、冒険的な人生か。
 
人生を終えるときに
「いい人生だったなぁ!」と心から思えるように
挑戦する人生を選びたい。
 
そう思ったんだ。

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