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のまり
2022年7月8日 00:09
絶対に嘘をつく男あるところに絶対に嘘をつく男がいた。ある賢人は、その人に向かってこう尋ねた。「そなたが、絶対に嘘をつく男か?」その人は答えた。「いかにも、私が絶対に嘘をつく男である。」――――――――――――――――――――――――――――――矛盾の言葉遊びその人が、絶対に嘘をつく男である場合、「私が絶対に嘘をつく男である。」という台詞は嘘になるので「私は絶対に嘘を
2022年7月6日 00:40
扇風機ぼくは扇風機!4人家族のおうちに住んでいる。今年も夏がやってきた!今日も1日、頑張るぞ!おっと、小学校からおちびが帰ってきたぞ。おちびは、インターホンを乱暴に鳴らした後、玄関にランドセルを無造作に脱ぎ捨て、どたどたと大きな足音を立ててこちらにやってきた。おかえり!「あわわわわわわわわわーーーーーーーーーーーー」彼は顔をぼくに近づけた後、大きな声を出して、そのビブラートを楽しむ。
2022年7月5日 00:19
金持ちお嬢の猫私は金持ちお嬢である。大きな屋敷に住んでおり、何人かの召使いがいる。そして、通称「お嬢様学校」と呼ばれる小学校に通っている。習い事といえば、ピアノと塾、水泳、英会話に体操、習字、もろもろである。しかし、習い事が多すぎて、友達と遊べない。習い事は、なにか大切なものを私から奪っていってる気がする。そんな私の楽しみは、お家の3匹の高貴な猫ちゃんと戯れることである。習い事
2022年7月3日 23:42
この道を通るとき、いつも物が落ちている。一昨日通ったときは、タオルが落ちていた。昨日通ったときは、ルーズリーフが落ちていた。今日通ったときは、封筒が落ちていた。・・・明日通るときは、きっと、う〇〇でも落ちているのだろう。
2022年7月1日 23:28
銅像とある町の、とある広場に、その銅像は立っていた。ある日の朝、その銅像の頭に一匹の小鳥が降りた。「ちゅんちゅん。あなたはなぜこんなところでじーっと立っているのですか?」その銅像は答えた。「やい。わしはこの地を開拓しこの町を作ったお偉いさんなんだぞ。そなたのような乱暴者がわしの頭の上に乗るな!」小鳥は、その銅像から飛び去っていった。またある雨の日。一匹のカエルが銅像の手の上にのった。