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東京アートブックフェア挑戦記

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野毛農場は『ハクジャク/白寂/an elephant slept in his silence 』で出展を目指します。
運営しているクリエイター

2015年6月の記事一覧

東京アートブックフェアへの応募を終えました

結果は7/20までにわかります

結果にかかわらず、アートブックの制作をすすめます

アートブックを制作する過程を、多くの方の協力を頂きながら充実させる事が今回の大きな目的です

まだまだ、沢山の方とお会いしたいと思っています

東京アートブックフェア応募用│活動説明

“野毛農場とは”

私『のげ(noge_farm)』の写真を中心とした表現活動です。2005年、出版社による写真集出版のコンテストに入選しそれを辞退したのが私のキャリアのスタートでした。以後、人々に直接写真を手渡しする路上での活動を中心に行ってきました。

“アートブック『 ハクジャク / 白寂 / an elephant slept in his silence 』とは”

ある個展を訪れたのを

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作品解説│『 ハクジャク / 白寂 / an elephant slept in his silence 』

作品解説

19世紀初頭に発明されて以来、人々は記録と、そして伝達のために写真を撮り続けてきた。

写真は、距離と時間を超えて、カメラの前の出来事を見る人に伝え、そして記録する。

撮り手は、どんな場合でもカメラを手に持ってその場に居なくてはならない、すなわち

自分の眼の前に起きている事しか写真にならないのである。

これが写真の面白いところである。

どんな人物が、何故その場面を写真に収めたの

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野毛農場について│東京アートブックフェア応募用│カタログ文言

─《白寂/作品解説より「何かのエラーで全てのデータが真っ黒な状態で届いている」電話がコンペの担当者からかかってくる。この黒い写真は何かの間違いでしかないのだ》─『野毛農場』は自家栽培の採れたてを道端に並べるようにオリジナルプリントの路上販売を中心に活動し、ハンドキャリアーとして世界を飛び巡ってきた写真家『noge_farm(のげ)』と様々な方との創造協働実験場。今後アートブックの各国フェアへの出展

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昨日、四谷でデザイナーの工藤駿さんと、東京アートブックフェア応募資料としてアップロードする野毛農場の仮ロゴデザインの打ち合わせ。


KUDO | note:
https://note.mu/kdoo

HOME TOWN:
http://kudoshun.tumblr.com/

ミツマタの森と和紙とWATASI(私)│その壱

ミツマタの森と和紙とWATASI(私)│その壱

先日、ミツマタと和紙の写真の投稿がずっと気になっていたキャラバンⅢさんと電話機越しにお話しさせて頂く機会を得ました。

キャラバンⅢさんは、いまその現場はぼくが画面に観たものとしては残っていないのですと話されました。

ぼくが画面に見ていたミツマタの森や和紙は、一人の作家さん(東馬場さん)がつい一年と少し前までの数年間ひたむきに取り組まれた作業の、それを見つめていたキャラバンⅢさんの眼差しの、断片

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のげさん、いま制作しているアートブックについて教えて下さい。(デザイナーさんにアートブックについて説明する為の準備として)

のげさん、いま制作しているアートブックについて教えて下さい。(デザイナーさんにアートブックについて説明する為の準備として)

架空インタビュー開始

いま制作しているアートブックについて教えて下さい。

まず、ぼくの学歴なんですけれど高校も出ていません。今回アートブックフェアに応募するアートブックを制作しているわけですけれど、実際ぼくは『アート』については学んだこともないし何も『知らない』んです。

では、どうしてアートブックをつくろうと思ったのですか?

ぼくは7年くらい前から海外を飛び回るアルバイトをしていたんです。

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