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正しさを追い求めすぎない。

人は、自分の考えを
否定したくないし、
されたくない、
というのが自然です。

ただ、
否定を恐れて
検討を避け続けると
いつの間にか
「自分の考えは正しい」

という思いに
とらわれてしまう
ことがあります。

実際に
考えを検討することは
考えが柔らかくなるように
揉みほぐすことなのです。

この作業から
逃げ続けることは
まるで
ブレーキが壊れて
アクセルしかない車を
運転するようなものです。

「私は正しい」
と思うことで
暴走が始まると

客観的に
状況を確認する力は
奪われ、

正しさを
主張する権利を持った
ように感じ、

正しくない人とは
話し合う必要はない

と考えるようになります。

そこでは
人との対話はなくなります。

「あの人が間違っているから
 とことん訴えてやる」
という具合に
人への攻撃を
エスカレートさせてしまったり、

「私のミスなんだから
 私がダメなんだ」

自分を抑うつ状態にまで
追い込んだりと

その考えを正しいものとみなし
感情的に追い込むのです。

この状況は
白黒思考によって
「私は正しい」
という

落とし穴に落ちて
苦しくなってしまっている
とも言えます。

ブレーキが壊れた状態で
解決に向かって
突っ走ろうとするのですから

最後は何かの
トラブルが大きくなったり
調子を崩したりと

ぶつかって
止まるしか術が
なくなってしまうのです。

「私は正しい」
という考え方が浮かんだ時ほど

立ち止まって考えたり
それ以上追求しないこと
が大切です。

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