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一番にならない「成長の哲学」。

もしあなたが
部屋の中で一番賢い人だとしたら、
あなたは間違った部屋にいる。

If you are the smartest person in the room, you are in the wrong room.

古き時代から現代にも響くものがある、
孔子の言葉。

僕たちは生きていく中で
多くの部屋に足を踏み入れる。

学校、職場、趣味のコミュニティなど
数えきれないほどの部屋がある。

その中で
自分が一番であると感じることは
誰しもあるだろう。

その感覚は危険信号であることを
忘れてはいけない。


知識、経験、スキル。

それらを持っていると、
自分はこの部屋で一番だと自負することも多い。

特に年齢を重ねて年長者になると
そう感じることも少なくないだろう。

自分が一番であると感じる部屋は安心できる。
掛け替えのない心地よい空間。

だが、その部屋は自身の成長を停滞させる。

自分が一番だと感じる部屋に
長く滞在することは
新たな情報や価値観を遮断して、偏りを生み、
虚栄心や慢心の増大を招く。

一番ではないこと。
それが結果的に自分のためになることもある。


新しい知識、考え方、価値観。

それらを学ぶためには、
自分よりも賢い人や情報を知っている人、
経験豊富な人と交流する必要がある。

自分を成長させるためには、
自分より優れている人を探して教えを乞う。

教えを乞う相手は
年齢や職位、立場などは関係ない。

必要なのは「学びに対する謙虚な姿勢」のみ。

著名な優れた経営者は
若手の社員や現場の社員からも
「教えてもらう姿勢」を持っているものだ。


今、あなたが居る部屋はどうだろう。

もし、その部屋で一番であると感じるなら
新しい部屋を求める頃合いなのかもしれない。

新天地に足を踏み入れることで
体感したことのない刺激が自分の殻を破り、
更なる自己成長がきっと待っている。

今自分はどのような部屋にいて、
その部屋をいつ出るべきなのか。

自分の居場所を常に考えて行動することが、
継続的な成長に繋がる。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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