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赤ちゃんから学ぶ「接客のいろは」

子供にミルクをあげることは
何気ない日常の一コマになっている。

何十回と作ってきた粉ミルクを
また作ろうとしたある日。

ふと思った。

「ミルクをあげること」は
「顧客との付き合い」と同じではないか、と。


子供にミルクをあげる行為は
ただ飲み物を与えているだけではない。

ミルクを提供することを通して
子供の腹を満たし、心を安定させる。

幾度も同じ満足感を与えることによって
親子の信頼関係を築いている役割がある。

一方、顧客に接することも同様だ。
商品やサービスを提供する上において
その過程のコミュニケーションにより
互いの信頼関係を構築している。


ミルクをあげる時、
温度が高すぎたり冷たすぎたりすると
子供は不快感をどストレートにぶつけてくる。

これは顧客も同様で
商品やサービスが過剰だったり、
不足していたりすると、
不信や不満に繋がり取引が円滑に進まない。

子供を想って
丁寧に美味しいミルクを作ることと、
顧客に心を込めて接すること。

これらは異なる行為だが、本質の目的は同じ。
信頼関係を構築する為のコミュニケーション。


子供がお腹が空いて泣きそうになる前に
適温のミルクをサッとサーブする。

何十回と試行錯誤して学んだ
「飲みやすい体の角度」と
「哺乳瓶の咥えさせ具合」。

ゴクゴクと飲み干してくれても
満足するにはまだ早い。

しっかりとゲップを出してあげて
眠りにつくまでのアフターミルクタイムを
心地よく過ごしてもらいたい。


子供の為に実行していること。
同じことを、顧客には出来ているだろうか。


顧客の内なる要望に応える提案や
納品後のアフターフォローやサポートなど。

より良いビジネスパートナーになるために
もっと出来ることがあるのではないか。

子供と顧客。

どちらからも信頼してもらえるように。

真摯に、誠実に、丁寧に、
コミュニケーションしていきたい。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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