未来の自分は「今の環境」が作る。

自分が今いる環境が
自分にマッチしているのか。

これは定期的に自らに
問いかけるべき重要なこと。

僕の知り合いには
いわゆるジョブホッパーがいる。

彼は頻繁に転職を繰り返して
常に新しい環境を求め続けている。

転職自体を否定するつもりは一切ない。
自分の価値を最大限に評価してくれる
環境で働くことはやりがいにも繋がる。

しかし、時には一つの場所に
じっくり腰を据えて取り組むことも
僕は重要だと思っている。



転職などで自分の環境を
コロコロと変えてしまうと
逃げ癖がつくのではないかと心配になる。

辛い時やしんどい時に、
以前の会社の良かった点や
現在の会社の不満点が脳裏に浮かび、
「ここは自分の居場所ではない」と
感じることが増える。

そう感じ始めると
転職媒体を見始めて今の環境に対する
コミットメントは一気に軽薄化する。

転職活動にはエネルギーも必要で
その結果、業務を通じた
自己成長の機会も大幅に減ってしまう。

環境が頻繁に変わることは
業務領域が散漫になるだけでなく
自分のスキルやリテラシー、
スペシャリティなどの
焦点も分散されてしまうのがリスクだ。

だからこそ、転職回数は
少ないに越したことはないと思う。

その為には、
自分に適した環境を早めに発見すること。
社会で成功するための大きな要因だ。

今の環境が自分に合っているかを
判断する際にはコツがある。

自分が「尊敬できる素晴らしい人」に
囲まれていると感じているなら、
その環境は自分にマッチしていると言える。

逆に「面白くないくだらない人」に
囲まれていると感じるなら、
その環境は自分には合っていない。


未来の自分は今の自分の環境が作る。
現在と未来は表裏一体であることを
忘れてはいけない。

自分がたくさんのことを
吸収できる環境に身を置けると
成長が加速して未来の自分は豊かに育まれる。

あと一ヶ月で2023年も終わる。

年の瀬に向けて、
今いる自分の環境を整理してみる良い機会だ。

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#1億円日記 Vol.82