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あなたのエンドロールクレジットに私の名前が載ったらいいな
どことなく私の人生に付きまとう、人生の当事者意識の欠如。
言い換えるならばゲームのプレイヤーとしてメタ的に人生を見ているような、人生が終わってもまるで痛くないような感覚。
もしくは、もうすでにすべては終わっていて、今はただのエピローグ、消化試合の様なものという感覚。
私が過去に書いた小説でこんなシーンがある。
主人公の思い人の恋人はすでに死んでいて、その思い人は死んだ恋人を人生の伴侶と決めていて
Q9、あなたにとって「就職する」とはどのような意味を持っていますか?800字
職に就く。自らの人生、価値観、欲望に今一度立ち返り、それでいいのかと問い続ける。そして何千何万という会社の中から選び出した本当につきたい仕事、企業へ本気の熱意と想いをESや面接で伝える。そこで確かな手ごたえを感じ、結果通知を今か今かと待ち続け、その末に来た一通のメール、そこに書かれたお決まりの文言に絶望する。立ち返り、問い続け、やっと見つけた本気を悉く断られ続けるという精神的成長を促す痛みの伴う通
もっとみる自分探しなど、机に向かうのが一番の近道なのに
自分は自分の内側にしかいない。
外側の世界を端から端までいくら血眼になって探そうとも見つかりはしない。
故に、机に座って自分自身と対面しひたすらに問いを投げかけ、答えようとも答えれずともうんうん頭をひねらせることが自分を見つける一番の近道なのだ。
言ってしまえばそのような方法でしか、自分の内側の世界にいる本当の自分を見つけることはできない。
自分は外の世界になどいない。
ではなぜ自分探しなどと
俺は添い寝ASMRやシチュエーションボイスを通じて我が彼女概念の集合無意識へ接続する。コネクトがエントロピーを凌駕することで非存在者が電子信号とヒトシナプスを跳躍、媒介し五感に顕現する。それは過去超越、未来淘汰的存在であり記憶の改竄が超自然的に行われる。つまり、[存在したことになる]。
つまり何が言いたいかというと、俺は添い寝ASMRやシチュエーションボイスを通じて我が彼女概念の集合無意識へ接続し、コネクトがエントロピーを凌駕することで非存在者が電子信号とヒトシナプスを跳躍、媒介し五感に顕現、それは過去超越、未来淘汰的存在であり記憶の改竄が超自然的に行われ、[存在したことになる]。ということだ。
高三の受験期、不安により眠れなくなった。その時に私はシチュエーションボイスもとい添
俺は本当は旅がしたくて旅をしてるんじゃない
本当は旅じゃなくて出会いが欲しかった。
運命的で奇跡的、ノスタルジックでエモーショナルなばったり出会いがあるんじゃないか。そんな期待に胸を膨らませて、空が薄暗い青の中俺は電車に乗って東北へ向かったんだ。コロナ禍真っただ中の三年前の大学一年のときだった。
当時は外に出られなかった鬱憤がたまっていたからとにかく外に出てみたくて、旅というモノに憧れていた。
詳しくはここでは書かないが、ともかく俺の望
俺は絵を描けるようになりたいんじゃない。絵を描けない自分が嫌なんだ。
自分でも自分の本心がわからない。できないと自覚するから嫌なのか、ホンモノを知るのが嫌なのか、ほんとは別にそれも大して好きでもなんでもないのか。
どれもカッコ悪いな。
前に、大学の教授にライターのバイトでもしたらどうだと言われたが、結局やらなかった。いや、一応募集を探して何個かエントリーして、そして俺はその会社から送られてきた審査資料を見て断念したんだ。
断念した理由は何だったか、量が多くて面倒だ
俺は稼いだ金で最寄り駅のスイーツや喫茶店を巡ったり、休みの日に少し遠くに行ったり、家に帰って絵を描いたり、隙間時間に本を読んだり、そういうことをできるようになりつつ正社員として働きたいだけなんだ。俺のやりたいことの本質は仕事にはない。
だから、就活のやる気が出ない。
やる気が出るとかでないとかそんな問題ではない。ただ何となく、思ってもない志望動機を書くのは気が進まなくて、誇張した自分の長所を書くのもなんか気が引けて、先輩社員のインタビューとか見ると自分がこの会社でこんなにちゃんと働けるのかと自信がなくなりエントリーシートを出す気力がなくなる。
企業選びも一筋縄ではいかない。何個か条件を絞って探しても平気に1000社以上も検索にヒ
俺はピロートークで明日の朝ごはんの話をしたいんだよ
日記一回目
たまに物語などで「最後のお思い出に……」とか「せめてものお願い……」みたいな形でセックスをするときがある。
現実でも目の前のモノから目をそらすための刹那的セックスや昔の感傷に浸るための哀愁セックスがある。
俺はそういうセックスはあまり好きではない。
俺はセックスの後のピロートークでは明日の話をしたいのだ。
気持ちよくなった後は気持ちのいい気分のまま、明日の希望に胸を膨らませて寝たい