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業界第一線のクリエイターが受講生のギモンに答えます!小川丈人[nests. Executive Academic Director]×菓(KONOMI)[Graphic Artist]トークセッションレポート

こんにちは!
ネストデジタルクリエイティブアカデミーSTAFFです🕊

先日は、ネスト初の主催イベントとなる「CREATORS WEEK 2022 SUMMER」が開催されました。

この記事では、イベントウィーク最終夜に行われた、nest Digital Creative Academy Executive Academic Directorの小川丈人さんとグラフィックアーティストの菓(KONOMI)さんによるトークセッションの様子をお伝えしていきます。(※一部抜粋)

お二人には、事前に受講生の皆様からいただいた質問を元に、ご自身の経験も交えながらセッションを進めていただきました。

見逃してしまった方は、要チェックの内容です👀!



【質問】どんな人と働きたいですか?

菓(KONOMI) 一緒に働きたいと思える人は、どのような人でしょうか。

小川 端的にいうと、人生を謳歌している人です。俺の人生楽しいとか、私の人生って素敵だとか思っている人ですね。先ほど、自己成長の源泉は「文献・他者・経験を定着させること」(学んだ知識と感応した刺激を論理化すること)だという話をしました。つまり、刺激を受けている人ということなんです。楽しいこと、新しいことにチャレンジしようと思っていて、意気込んで生きている人ですね。

菓(KONOMI) 講師をしていて感じるのは、実際に足を運んでいる人はカフェのバナーデザインひとつとってもセンスがあるなと。コンセプトに沿ったデザインができています。

小川 そうですね。うちのエンジニアのリーダーが、とにかくお洒落なお店をたくさん知っていて。遊び人とかではなく、堅実なしっかりした人なんですけど、よく知っているなあと。やっぱり好きだから探してるんですよね。このセンスとプログラマーの仕事が相乗効果を発揮する術が無いだろうか?と思うくらい。

菓(KONOMI) デザインのイメージや、打ち合わせの場所など、提案力にも繋がりますね。いろいろなことを知っていたほうが良いです。

小川 ええ。思い切り楽しんでほしいですね。

【質問】なにがやりたいのかよくわからない。どうしたらいいのかよくわからないです。

菓(KONOMI) このような、学生さんや新人の方からのお悩みにはどのように答えていますか?

小川 うちの会社でも1on1をやることがあるんですけど、キャリアイメージが作れていない人はバックキャスティングができないんですね。何年後にこうなりたいから、この1年はこれをしよう、という計算ができないんです。といっても、今いきなり何かを作らなきゃいけない、とストレスを感じることはない現状得意なことを伸ばすか、苦手なことをクリアするしかないんです。実直に一歩一歩進んでいって、将来的にイメージする自分になればいい。まずはできることから、と伝えています。

菓(KONOMI) フリーランスだと自分で考えていかなきゃいけないから、そこまでサポートしてもらえるのは羨ましい!

【質問】メタバースについて、どう思いますか?

菓(KONOMI) 小川さんは空間デザインのお仕事もされていますが、メタバースについてどう思うか?という質問もいただいています。

小川 現段階で、社会に定着するクオリティのものがあるかというと、まだまだ難しい。そこに行く人たちがあの空間に「人生の時間を費やす価値がある」と感じる社会になるのかどうか、だと思います。
 6年前、ソードアート・オンラインの世界をクライアントの技術で現実化するプロジェクトをやったことがあるんです。βテストの前にαテストがあったのだろうという仮定をして、作品と現実の世界線が交ざっていくものを作りました。その予告編を観た方から、「これが、マーケティングだろうが、なんだろうが、僕にとってはどうでもいい。僕の国には未来がない。僕は早くこちらの世界で生活がしたい。」というコメントをいただきました。自分の生きている環境に絶望していると、メタバース世界で生きるんだと割り切ることができるんだな、と。

菓(KONOMI) なるほど。また、ちょっと前みたいに、掲示板とか動画サイトとか、ネットの世界に籠る感じを思い出しました。オアシスみたいな。

小川 そうですね。日本のIPは今、とにかく異世界転生ばかりです。努力しないでいきなり何かを手に入れたりとか、偉い人の子どもになれたりとか。コピーのようなコンテンツが大量に出ているのに、淘汰されず、どんどん派生している。ニーズが高いのは、現実世界が厳しいからです。若い子たちは、自分たちの生きている社会が厳しいと感じていて、期待が持てない。"親ガチャ"なんていやなことばもありますし、21世紀で未だに戦争をしている。それほどまでにイデオロギーの違いが現実化してしまっている社会です。この厳しさをクリエイティブの力でどうにかしないと、と思っているんですが。

菓(KONOMI) メタバースも、絶望するものをきっかけとして、"救い"を求めていくような広がり方をしていくのかもしれないですね。

【質問】世の中の流行りが自分の好みと違う場合、どうしたらいいですか?

観客の方 私は逆に異世界転生モノが苦手です。流行が自分の好みと違う場合、どう切り抜けたらいいでしょうか?

菓(KONOMI) 私は、流行りのものが自分の好みではない場合、ちらっと確認するぐらいに留めています。あとは自分の好きなものに没頭しますね。それが個性を磨くことにもなります。ただ、今話してきたように、流行りのものが「なぜ流行っているのか」「なぜ需要があるのか」と考えることは大事です。

小川 大切ですね。



*出演者情報*

小川丈人さん

nadia,Inc.  [ Chief Creative Officer ]
nests Digital Creative Academy [ Executive Academic Director ]

ブランド資産の伝達を消費者にとって“良質な体験”へ昇華する、ブランデッドコンテンツの企画開発を主軸に、Web、App、動画のみならず、インスタレーションアート、ゲリラキャンペーン、VR/AR等の制作実績で国内外の広告賞を受賞。100名を超えるWEBデザイナー・エンジニアを牽引し続け、クリエイター育成にも尽力している。


菓(KONOMI)さん

[ Graphic Artist ]

札幌出身、東京在住。モバイルコンテンツ制作会社、アプリゲーム制作会社、Web制作会社を経て、現在はグラフィック全般・イラストをメインに、FUJI ROCK FESTIVALやJOIN ALIVE等の音楽フェスのグッズやアパレルブランドとのコラボ、エンタメ関係の制作など多方面で活躍。日々過ごして得た自身の哲学とインスピレーションをアートやグラフィックで表現するアートレーベル"ITOOᴋᴀSHI"を作り活動中。

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Twitterhttps://twitter.com/___ko_no_mi___




ここまで読んでいただきありがとうございます。nests. Executive Academic Director 小川丈人さんとグラフィックアーティストの菓(KONOMI)さんによるトークセッションについてお伝えしました!

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