ねむい ごん

ただの社会人。大体フィクション。

ねむい ごん

ただの社会人。大体フィクション。

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  • 頭の中の整理整頓

    雑記。 ほぼ推敲をせずに吐き出す言葉。

  • ノンフィクションだなんて言ってない。

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記事一覧

夜の海

古のオタクなので、恋をするふたりが夜の海に行く…みたいなシチュエーションを一度は考えたりする。正直元ネタがわからない。BLでよく見かけるような気はするけれど。 最…

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少女漫画より深夜アニメを見始めた頃

小学2年生の誕生日の月、近所のコンビニで初めて『ちゃお』を買ってもらった。 恋なんてディズニープリンセスでしか知らなかった私は、そのきらきらした少女漫画に釘付け…

夢のたぬき

ある日、仲の良い友人が私の元に転がり込んで来た。その人は寂しい、と言って私の座る隣で横になり、何だかその姿が幼子のようで私は背中をトントンと撫でて寝かし付けた。…

フキンシン

ジャパニーズフキンシンて難しいなと思う。 何年か前の大きな災害の後、不謹慎厨なんて言葉がネットに流れていた。大変な時期なのに、人の気持ちを考えないのか、みたいな…

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やさしいせかいで眠りたい

芸能人の訃報が出る。 皆口々に好きだったのに、残念、とSNSに書き込まれる。 その中で少し気になるような内容がいくつかあった。 あんなに恵まれた人間なのに、とか、才…

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ホームで考える

朝の支度をしていると、ニュースで私の利用する路線の人身事故が報された。 まじか、と思いながらメイクをする速度を早め、二本程早い電車に乗る為にバスを調べる。朝から…

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わたしの死んだ日

ある朝起きるとニュースの死亡者一覧に私の名前があった。 Twitterには身内のトレンドのようなものがあり、そこの何番目かに私の名前が載っていた。それを辿ると、よくある…

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人の心が分からん。

人の心が分からん。 別にサイコパスとかではないし、映画で普通に泣く。それなりに人の心はあると思う。 だけど他人の気持ちが分からん。 まあ、他人の心の中は見えないの…

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夜の海

夜の海

古のオタクなので、恋をするふたりが夜の海に行く…みたいなシチュエーションを一度は考えたりする。正直元ネタがわからない。BLでよく見かけるような気はするけれど。

最近、幸せだとどうにも死にたくなってしまって。いつかこの幸せが崩れる日が来るくらいなら、勝手だけれど私1人だけがこの世界から消えてしまえたら…なんて20代も半ばになったいい大人が思春期の若者のような思想に陥る。
大人なんて名前で生きている

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少女漫画より深夜アニメを見始めた頃

少女漫画より深夜アニメを見始めた頃

小学2年生の誕生日の月、近所のコンビニで初めて『ちゃお』を買ってもらった。

恋なんてディズニープリンセスでしか知らなかった私は、そのきらきらした少女漫画に釘付けになった。
どこか自身を重ねてしまう弱気な主人公に、いつも優しくしてくれる彼と、ドSで意地悪な彼。
その間で揺れ動き、様々な恋敵が現れ、なんだかんだで結ばれるお話。
ひとりで居る私とはかけ離れた学園生活。
そこに劣等感は無く、ただお伽噺を

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夢のたぬき

ある日、仲の良い友人が私の元に転がり込んで来た。その人は寂しい、と言って私の座る隣で横になり、何だかその姿が幼子のようで私は背中をトントンと撫でて寝かし付けた。

すっかり元気になったその友人と都内に出掛けると綺麗な女性に出会った。どうやらその女性は友人の、彼の知り合いらしく、私はキッと睨まれた。なるほど、と合点し私はへらへらしながらその場から去った。変に誤解されちゃたまらん。私には恋人が居るのだ

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フキンシン

フキンシン

ジャパニーズフキンシンて難しいなと思う。

何年か前の大きな災害の後、不謹慎厨なんて言葉がネットに流れていた。大変な時期なのに、人の気持ちを考えないのか、みたいな。

でもそういうの言う人って大体当事者じゃないんだ。実際、その頃笑顔のテレビ番組や不謹慎と言われたものたちを見て、当事者の方々がどんな気持ちだったかを私は知らない。だからそれが「不謹慎」であったのかはわからない。
というか、多分不快だっ

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やさしいせかいで眠りたい

やさしいせかいで眠りたい

芸能人の訃報が出る。
皆口々に好きだったのに、残念、とSNSに書き込まれる。

その中で少し気になるような内容がいくつかあった。

あんなに恵まれた人間なのに、とか、才能が、とか、言いたいことは分かるけど、たまにもやもやする。

恵まれた見た目とか、才能があるから、その人は死んだらいけないの?

じゃあ一般人の私が死んでも問題ないよね、なんてひねくれた私は思ってしまう。

命の重さは平等じゃない。

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ホームで考える

ホームで考える

朝の支度をしていると、ニュースで私の利用する路線の人身事故が報された。

まじか、と思いながらメイクをする速度を早め、二本程早い電車に乗る為にバスを調べる。朝から辞めてくれ〜とぼやきながら準備をして家を出る。

目的地に向かいながら、考える。
どうしてその人は死んだのだろう。
事故?自殺?
自殺なら、何でこんなに人に迷惑をかける方法を選ぶのだろう。賠償金だかなんだか、結構必要らしいとも聞くが、遺さ

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わたしの死んだ日

わたしの死んだ日

ある朝起きるとニュースの死亡者一覧に私の名前があった。
Twitterには身内のトレンドのようなものがあり、そこの何番目かに私の名前が載っていた。それを辿ると、よくある訃報に対するツイートみたいなのがいくつかあった。私はそれを見て、ああ一応私が死んだことで建前でも何でもそう言ってくれる人がいるのか、と安心した。

リビングに居た母は普通だった。
なんせ私は死んでいるはずなのに世界に干渉できたし、ま

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人の心が分からん。

人の心が分からん。

人の心が分からん。
別にサイコパスとかではないし、映画で普通に泣く。それなりに人の心はあると思う。
だけど他人の気持ちが分からん。
まあ、他人の心の中は見えないのが当たり前なのだけど。

私は他の人間にも自分と同じような感情が内在しているのだとしっかりと認識するのが遅かった。「他人を思いやろう」「自分がされて嫌な事はしないようにしよう」みたいな、そういう道徳は子どもの頃から理解していたし、別段悪い

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